EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

北陸撮影遠征9月19日~その4~

2009年09月24日 | 雷鳥

090919hokuriku485a8rai  細呂木から牛ノ谷峠まで歩くというのはかなり遠いイメージがあり、最初はどちらかに絞るということを考えていたが、以前クルマで走った感覚から歩いて歩けないこともないなと思い、ネットの地図で徒歩での所要時分を調べると30分程度で出てきたので、思い切って断行することにした。細呂木駅から少し行くと線路がカーブし、道路と別れて森の中に入っていく。道路はそのまま回り込む形で走るが、小さな集落が見えるとその向こうの山裾に線路が走っているので、それを目指していけば撮影地に着く。案外近いものだ。30分以上はかかるだろうと思っていたが、細呂木の撮影地から30分余りで着いた。農作業の方もおられ、撮影地周辺には撮影者の車がたくさん停まっていた。農作業の邪魔にならないかと思っていたが、農作業の方も特に文句を言われていなかったので邪魔にはなっていないのだろう。草むらの中の獣道(本来の獣が造ったものではなく鉄道ファンというある意味獣が造った道だろう)を通って築堤に上がる。10人程度がおられ、到着とともに81牽引の貨物が通過。続いて本番の雷鳥が通過。前回の撮影では非パノラマの雷鳥の撮影に失敗して、残留して続くパノラマの雷鳥を撮影したが、今回はそれなりにうまく撮れた。一応満足してどうしようかと思っているとJRの方が来られて一喝(というほどでもなかったが)。ゆるい注意を受けてやたら素直に皆が撤収するので私も見習いとりあえず撤収。雑誌に載っているとはいえ、ここはあかんやろと思いながらも魅かれて2度も出向いたが、やはりここは撮影すべき場所ではない。今後JRがどういう対処をするか分からないが、雷鳥や日本海が廃止となる時にはここにファンがお構いなしに集結してくるのは目に見えている。狭いところに高い脚立を立てる馬鹿もいるので、何とか事故が起こらないように願っている。

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