人道橋と鉄道が並行する姿が見られることはもうない/赤川鉄橋(赤川仮橋)
10月31日をもって赤川鉄橋の歩道橋が閉鎖されました。鉄橋自体の列車の運行は平常通りで特に変更はありません。今後複線化に向けて歩道が線路へと変わっていくものと思われます。線路が敷かれるのに残念な気持ちになるのはある意味初めてですね。惜別も兼ねてラスト1日前の10月30日に夜の赤川鉄橋を訪問しました。昼に行けなかったというのが一つの理由ですが、いっぺん夜の赤川も攻めてみたかったというのがもう一つの理由です。
EF66-126牽引の1082レ。列車通過時間が近づくと橋に人が群がってくる。昼よりもマシだが、夜でもいきなり前に人が入ってきて驚かされることがある。やはり閉鎖前では手遅れだった。夏場ならもっとゆっくり撮れただろうに・・・。
貨物列車が通り過ぎるのを間近で見られるのも最後か。
レッドサンダーが牽引する4075レ。1082レの後人がはけていったのでいいポジションを撮っていざ撮影!と気合いを入れたものの、またしても列車通過数秒前に人が入ってきた。ただでさえ難しい夜間撮影なのに・・・。やっぱ動画撮影の方がよかったかな。
ライトで照らされるということは鉄道の鉄橋ではまずあり得ない光景だ。
人道橋を快走する自転車はやや危ないので基本押して歩くように注意書きがあるが、自転車はみな好き勝手に快走していく。
列車が来ないのにズーム流しを試みてみた。なんとなく面白い画ができた気がします。
赤川鉄橋はキタのビル群の夜景を望めるスポットでもあった。
20時台の3本で帰るつもりだったが、橋を撮っているうちに時間が過ぎて21時台に通過する1076レを潮に撤収した。これが最後の赤川鉄橋(仮橋)を通過する列車の撮影となった。今後複線化されて東線が開業する時に同じように鉄橋を渡る列車が撮れればいいのだが・・・。