7月2日土曜日。山中渓から新鋭の225系5100番台普通和歌山行きに乗って紀伊中ノ島まで移動しました。各駅探訪のつもりでやって来た紀伊中ノ島駅でしたが、地味な駅ですが、なかなか見所の多い駅でした。
ホームは築堤上にあり、一見高架駅風に見えますが、高架駅ではないです。ホームの屋根の支柱は、なかなか面白い造形をしており、レトロ感満載です。
紀伊中ノ島駅舎。かなり古い木造の建屋ですが、瀟洒な感じがしますね。駅は無人駅で、ICカードのみ対応の改札があるのみ。駅前には、今や希少価値の高い駅前旅館がありました。
こちらは旧和歌山線の紀伊中ノ島駅ホームから阪和線を望む景色。私が生まれる前に廃止となっているので、かなり年数が経っているにも関わらずホーム跡があるというのは摩訶不思議です。駅周辺は結構時間が止まったような景色が多く見られます。
近くには和歌山市へと向かう紀勢支線が走っています。紀伊中ノ島からの和歌山線は紀和で紀勢線に合流してました。その名残もあり、和歌山線から和歌山駅を経由して紀勢支線へと直通する電車は、JR発足時にも見られました。
ホームに戻って撮影。上りホームからカーブを描いて進入する上り電車が撮れます。289系くろしお6号がやって来ました。特急の方は、昨年一足先に、阪和線新時代を迎えていますね。
またまたやって来ましたHF604編成普通天王寺行き。先ほど紀伊中ノ島まで乗った編成とはまた別物でした。阪和線の普通も豪華になりましたなぁ…座席はちょっと減った気がしますけど。
続いては205系1000番台普通天王寺行きと223系普通和歌山行きのコラボ。223系の普通和歌山行きは、以前からきのくに線で見られましたが、和歌山以北でも見られるようになりました。阪和線世代交代の画が見られるのもわずかな期間になりそうです。撮るなら今のうちですね。