変体仮名の本を読みたい友人と…

７月２９日　水曜日　晴れ

昨夜寝る直前に、何時もの癖でパソコンを立ち上げメールをチェックすると、
ボランティアでパソコンを教えておられた方が亡くなったと言う知らせが入っていた。
そのメールには、葬儀の日時や葬儀場への地図が添付されていた…。

癌を煩っておられ、余命３ヶ月と言われておられたと、以前故人から聞かされていた。
人間は生まれた瞬間から死に向かって歩いて居る、と何かの本で読んだ事が有る。
それは理屈であって、現実になると何とも言葉にならない寂しさがある。

故人の高校時代の友人からご連絡を戴き、当時パソコンを習っていた方達への連絡を依頼された。
かなり早い内に退会したわたしが、皆さんに指示メールを送ることは出来ないと思い、
ずっと辞めずに頑張って勉強して居られた方に、メールを転送し連絡をお願いしました。

亡くなられた方の葬儀の連絡を気にしながら、明日出かける為の準備をしていた。
無塩の食事をなさっておられる先生へのお土産は、果実酢と我が家の庭の柚子で作った酢漬け。
両方ともガラス瓶に入っているので、持ち歩くのが少々大変。
キャスター付きのバッグに入れて持って行くので、まるで泊まりがけの旅行に行くみたい…。

とにかく、この暑い最中の移動はかなりの消耗になる。
体調がマイナーになっているので、尚のこと気をつけないと後が怖い。
ただ、明後日は何も予定が無いと言うだけが、気持ち的のは楽。
先生にお目にかかるのは、本当に久し振りなので楽しみ。奥様がご一緒と言うのも嬉しい。

不勉強なわたしに、変体仮名で書かれた古文で教えて欲しいと言う方が居られるので、
教えると言うより一緒に勉強するつもりで引き受けてみようと思って居る。
どんな本が良いのか、先生にお伺いしてみるつもり…。

古典の本を変体仮名で読んでみたい方と一緒に勉強出来たら嬉しい。
教えると言うより、一緒に読みましょう、と言う感じで読めたら最高。楽しみ。