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米国ブッシュの使者、北朝鮮と水面下で接触

2007-12-22 17:42:46 | オルタナティブ通信
米国ブッシュの使者、北朝鮮と水面下で接触
 現在、キリスト教原理主義教会の宣教師ビリー・グラハムが北朝鮮のピョンヤンを極秘に訪問している。

 目的は不明だが、北朝鮮問題がクローズアップされて以降、グラハムの後継者と目される息子のフランクリン・グラハムを含め、ここ2年間で10回近い北朝鮮訪問は異常と言える。

 グラハムと言えば、歴代アメリカ大統領の就任式には、大統領の手を聖書に載せ、「大統領就任許可」を与えて来た「アメリカ大統領の生みの親」である。

 キリスト教原理主義教会と言えば、「核兵器ミサイルで有色人種を絶滅させよ」と強硬な主張を繰り返している教会である。この教会の意向を受けて、北朝鮮の核兵器ミサイルはアジアに核戦争を起こし、「有色人種を絶滅させるために」開発されて来たのだろうか。

 グラハムの背後には、過去、キリスト教原理主義教会の最大資金源であった、ノーベル「平和」賞受賞者のアルバート・ゴアのアライド・ケミカル社が存在している。アライド・ケミカルは世界最大の核兵器原料メーカーである。

 また、グラハム等、キリスト教原理主義教会の宣教師が理事を務めるヘリテージ財団は、別名ミサイル財団と呼ばれ、ミサイル・メーカーの軍事産業が活動資金を出資している財団である。

 さらに、キリスト教原理主義教会は、アフリカのザイールで、アフリカン・ディヴェロップメント社という鉱山企業を経営している(宗教団体が鉱山を経営?)。この企業では、グラハムの同僚の宣教師で、ブッシュ大統領の恩師パット・ロバートソンが経営の中核を担っている。

 ロバートソンは、米国金融界のボス、スコットランド金融界の元締め=スコットランド銀行の米国支部代表でもある。

 グラハムが北朝鮮を訪問する目的には、当然、北朝鮮に大量に眠るウラニウム鉱山の開発、その利権と引き換えに、アライド・ケミカルによるウラニウムの精製=核兵器原料工場建設等の供与、そしてヘリテージによる、さらに高度なミサイル技術の「販売」という米国軍事産業の目的が、透けて見える。

 アジアでの核兵器ミサイルの脅威を「さらに高め、軍事紛争の危機を高める」目的が、グラハムの背後に透けて見える。

 グラハムの活動費用は、米国最大手の銀行チェース・マンハッタンのグラハム名義の銀行口座から出ているが、資金を口座に振り込んでいるのは、ロックフェラーである。

 グラハムが、今回、北朝鮮に持ち込んだ2通の「親書」の内1通は、米国におけるイスラエルの宗教的な代理人である米国シナゴーグ協会のマーク・タネンバウムのものであり、北朝鮮の核兵器開発を行って来たイスラエルのアイゼンベルグ社と米国ヘリテージ財団との、共同メッセージの可能性が高い。北朝鮮の核兵器、ミサイルについての、イスラエル=米国軍事産業筋の開発戦略文書である。

 また、別の1通は、ロックフェラーの自宅に近いジョージア州アトランタのパプテスト派教会の宣教師モーニー・コリンズの物であり、コリンズはロックフェラーが悩みを打ち明けるロックフェラー担当の宣教師である。コリンズは、米軍の上級将校の集まりである米国シンシナティ協会の幹部であり、将来、米軍内部の傭兵組織を使い、ロックフェラーが世界各地でクーデターを起こす場合の、軍の上級将校とロックフェラーを結ぶのが、このコリンズである。コリンズの「親書」は、北朝鮮が米軍と「水面下で一体化し」アジアで戦乱を起こし、それを「平定」する名目で、米軍と中国軍が共同で「アジア全体を監視下」に置く等と言った、「米軍=北朝鮮軍の合作・軍事プラン」を内容とした物である可能性が高い。米国自作自演の9.11テロにより世界中に拡大した「超監視体制=戒厳令体制」を、北朝鮮のテロによりアジアにも徹底化した形で導入する目的が見えて来る(拙稿「続報、守屋元事務次官逮捕の深相」を参照)。
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