世界各国で『三つの信用創造特権』を民間銀行、中央銀行、政府・財務省から
剥奪し廃止できれば、世界は劇的に良くなるの!
昨日の日曜日(2016.01.31)午後3時半-5時半にネット中継しました【異議ネット
会議・特別講演】(講師金融政治経済研究家天野統康 氏、テーマ『ヴェルナー理
論で分かる詐欺学として悪用-される経済学の全体像』)は、今までほとんど知ら
れてこなかった経済学者リチャード・ヴェルナー氏の経済理論を初めて本格的に
紹介したもので大変勉強になった。
私が理解したヴェルナー経済理論の画期的なところは以下の5点です。
1.現在のシステムでは、お金を生み出すのは中央銀行と民間銀行だけであり、実
体経済を支える政府や企業や個人は、中央銀行と民間銀行が生み出す お金をた
だ回して実体経済を支えていることを明確にした。
2.現行のシステムでは、中央銀行と民間銀行は実体経済に対して絶対的な権力を
持っており、いわゆる需要と供給の市場原理は成立しないことを明確 にした。
3.従来の経済学が分離してこなかった実体経済と金融経済の概念を明確に分離し
たこと。すなわち、社会や人間の役に立つ価値を生み出すのは実体経 済であ
り、金融経済は実体経済が生み出す価値を自分のところに移転させる、すなわち
収奪するだけであることを明確にした。
4.中央銀行は不況脱出や景気回復を名目に金融緩和を実施するが、実体経済にお
金を回して経済を活性化させることをせずに一円も実体経済にお金を 回さない
こと、すなわち中央銀行がするのは銀行にのみお金を回すことを明確にした。
5.国際金融マフィアである各国の銀行は、実体経済への融資よりも金融経済に優
先的にお金を回すために、実体経済はますます沈んでしますこと、す なわち今
の資本主義が、銀行が実体経済に融資する【金融資本主義】の段階ではなく、金
融経済に融資(投機)する【超金融資本主義】の段階であるこ とを明確にした。
ヴェルナー氏が解明した【信用創造の仕組】を理解すれば、ユダヤロスチャイル
ド国際金融マフィアによる全世界の【支配と搾取の構造】が自然と理解 できる
のだ。
我々『市民革命派』は、世界各国で議会で多数派を形成して【市民革命政権】を
樹立し、ユダヤロスチャイルド国際金融マフィアの力の源泉である『三 つの信
用創造特権』を完全に廃止する闘いを推し進めるべきである。
▼『三つの信用創造特権』
①民間銀行にのみ独占的に与えられている『無からカネを生み出す壮大な詐欺シ
ステム』=準備預金制度を完全に廃止しすべての金融サービスを中央銀 行が行う
こととする。すなわち民間銀行の存在は不要となるのだ。
②中央銀行にのみ独占的に与えられている【貨幣発行権】を剥奪・廃止し、中央
銀行を100%国有化し、すべての権限を国会に設置する【中央銀行決 定運営監視
委員会】に移行して中央銀行を【国民化】する。
③政府・財務省にのみ独占的に与えられている【国債発行権】を剥奪・廃止し、
これまで積み重ねてきた国の借金(日本の場合1,176兆円)を別会 計に移管して元
本と利払いを停止する。国の借金を積み重ねてきた歴代の政治家と官僚と銀行家
たち権力犯罪者を摘発し責任を徹底追及して厳罰に処す る。
世界各国で『三つの信用創造特権』を民間銀行、中央銀行、政府・財務省から剥
奪・廃止できれば、世界は劇的に良くなるのは確実だ!