安倍首相が、内閣官房参与の飯島勲に北朝鮮訪問を命じた事情
小泉政権時代、首相の北朝鮮訪問を実現させ、
拉致被害者の一部帰国を実現させた飯島勲が、
2013年、安倍内閣の内閣官房参与として北朝鮮を訪問した。
この北朝鮮訪問につき、事前に通告が無かったとして、米国政府は不快感を表明している。
小泉政権時代、北朝鮮が必要としている「ある物資」につき、飯島は内閣官房機密費によって国際市場で買い付け、
北朝鮮に「進呈」し、見返りに拉致被害者の一部帰国を手に入れた。
国際市場では12億円弱で購入された「ある物資」は、内閣には100億円で購入と報告され、
差額の88億円余りは、ピンハネされ、自民党の選挙資金となった。
ピンハネされたのは、国民の支払った税金である。
2013年7月の参議院選挙の選挙資金「調達」のため、安倍首相の命を受け、飯島は小泉時代の「同工異曲」を演じている。
今回は、北朝鮮の核ミサイル開発に関与してきた北朝鮮内部へのパイプを持つ英国のICI等が仲介となり、
ロンドンの金融スジが飯島のバックに付いていたため、米国は「無視」された。
米国系デリヴァティブ・ヘッジファンドを使い、米国がヨーロッパ金融危機を作り出した事に対する、
英国の反撃=米国へのイヤガラセに、安倍が「乗った」形となり、
オバマ=安倍首脳会談で、「軽く扱われた」安倍の返礼が行われた事になる。
安倍は、当然、今後、米国からの反撃を予想しなければならない。
第一次安倍内閣も、それで引責辞任となった安倍は、今回は「準備万全」であるのか?