還付か納付か

2008年11月10日 | 税務情報(個人関係)
だんだんと秋も深まり、寒くなってきました

ついこないだ確定申告が終わったと思ったのに、
年末調整の時期がやってきました

一年経つのが早いですねぇ
街ではすでにクリスマスのイルミネーションが煌めいていました
仕事内容でも季節の移り変わりを感じる今日この頃です。

皆さんは年末調整と聞くと、還付というちょっと得した気分のイメージがありませんか


年末調整とは・・・確定申告の簡易版です。
通常は社内の経理の方がされるのですが、税理士事務所でも請負っておりまして
今年も顧問先様の年末調整をやりますよ

年末調整の処理が完了し、顧問先様へ結果をお知らせするのですが




「どうして今年は還付金額が少ないのですか」   ・・・・と







還付される金額だけで判断される方がかなりいらっしゃいます
還付が発生するということは、毎月の徴収税額が確定税額より多かった場合なのです。

実は私も去年の年末調整は還付どころか、納付でした

実際に年末調整や確定申告をしていて
毎年、還付になっていた方が納付となるケースが増えています。
定率減税の廃止等で税負担が身に沁みる瞬間です



今年は還付金額を比較するのではなく、
源泉徴収税額が去年とどうだったのか見てみましょう
社会への貢献度がわかりますよ


by 山岳部