『あんぜん』

2008年05月26日 | Weblog

今日は安全について考えてみたいなと思います。

「安全」と聞いて何を思い浮かべますか?

今なら「食の安全」「身の安全」などなど。

食品偽装問題や地震やハリケーンのような自然災害。

普段生活していて身近なものもあればどこか遠いことのように感じるものまで。

日本は「アンゼンナクニ」とされていますが、ちょっと考えてみればお金に関しても不安がたくさん!?

「国から年金は本当にもらえるの?」

「高齢になって医療費が高くなるなれば生活が困難になる」などもあるし、

もっと大きなとこでは洞爺湖サミット問題を持ち出すまでもなく、CO2の削減をしなければならないし、温暖化対策は進めないといけない。

自分の国さえ良ければいい、人間だけが良ければそれでいい、のような自分勝手な生き方を見直すべきところに今来ているんだなと、「安全」を考えた時、ふとそう感じました。

とは言えまずは自分自身で取り組める、簡単で身近なこと、例えば、食品は産地や生産者が分かるものを出来るだけ買うや、お風呂の残り湯は車やバイクの洗車に使う、からやっていこうと思いました。「ケチではなくエコ」で。(Tsune)

(安全のためヘルメット着用してます


人のキモチ

2008年05月19日 | Weblog
日に日に日差しが強く紫外線も強力!?になってきました。
女性には受難の季節が始まりますね


今回は「人のキモチ」について。

一ヶ月前のこと。下の娘の入学式のため、新しくワンピースを購入。
しかし!私の使い方が荒かったのか?何とファスナーが
壊れてしまったのです


後日お店に出向き、修理が出来るかどうかたずねたところ、
「新しいものとお取替えします」と。
また応対してくれた店員さんは、「申し訳ございませんでした。
入学式には不都合はありませんでしたか?せっかくのハレの日に
申し訳ありませんでした。」と丁寧におっしゃったのです。

人は何かアクションを起こすときには、相手の対応について
一定の期待があります。その期待どおりの対応をしてもらって
まあ満足。その期待を上回る対応をされたときに「感動・感激」
するのではないでしょうか。

今回の店員さんは、お詫びの気持ちを「商品の交換」とさらに
「言葉で相手を思いやる」ことで表してくれました。
とてもキモチのよい対応でした

クレーム対応など、各社いろいろとマニュアルなど作成されて
いることでしょうが、最終的にそれを実行するのは「人」です。
相手の立場に立って、相手が何を望んでいるのか、何が不満
だったのか、感じ取り、解決する力が必要なんですね。

私も頑張らないと!


mayu


"老い"って?

2008年05月12日 | Weblog
もう日中は汗ばむ季節になりました!
みなさんお仕事で文字通り”汗”されているのではないでしょうか?

さて今日は”老い”について。
なぜこのテーマかというと、先日、信州大学名誉教授・梨昌先生、
聖泉大学教授・井戸和男先生のおふたりの講演を聴きました。
幸いにも講演後、直接お話しできる機会もありました。

その時、ストレートに感じたこと。
「”老い”とは単に年齢を経ることではない」でした。
井戸先生は70歳代でしょうか、梨先生は80歳を超えられています。
お二人の勢い・情熱は並々ならないものでした。
大きな声、話される勢い、そしてなにより『信念』!
信念は哲学と言えるかも知れません。
私にも講演と同じ勢いで話をしていただき、その信念を
強く強く感じることができましたし、自分の気持ちが大きく
高揚するのを実感しました。
ちなみにご専門は井戸先生が人間学で高橋先生が経済学です。

私もあんな”老い”方ができる人間になりたい。
ふと詩『青春』を思い起こしました。

『青春とは人生の一時期のことではなく心のあり方のことだ。
若くあるためには、創造力・強い意志・情熱・勇気が必要であり、
安・易(やすき)に就こうとする自らを戒め、冒険する心を忘れてはならない。
人間は年齢(とし)を重ねた時老いるのではない。理想をなくした時老いるのである。』
(サミュエル・ウルマン 「青春」より)

そのためには一日いちにちを大切に全力で生き抜くこと
なんだと実感できとても嬉しかったです!
(Tsune)

ナクテハナラナイ

2008年05月07日 | Weblog

突然ですが、みなさんは何歳まで働きますか?                                             「会社の定年までかな」「50歳ではリタイヤしたいな」「生涯現役だよ!」など様々でしょう。

ショッピングセンターを経営するイオン。                                                         2007年2月に、現役時代と同等の賃金で働ける「定年延長」を導入しています。    最大の理由はベテラン社員の「やる気の維持」です。

若手にはないベテラン社員の技術・能力が欲しい会社側。                                長年培った力を60歳過ぎてもフルに発揮したい従業員。                                   その双方がマッチングした時初めて成り立つものだと思います。

もちろん人件費の問題が大きいために今まで大手の企業ですら継続雇用の様な「雇用するけど賃金は低い」ものが多かった。                                                 それをイオンはあえて「現役時代と同等の賃金で働ける」制度を導入。        一歩先を行く人材確保術なのかも知れませんね。

働く側の意識としては「その場に”なくてはならない”人材へ」成長する、ことが一番大切なんだと感じています。                                  「なくてはならない」もいろんなカタチがあると思いますが、日々自分が社会や会社の役に立てているか、お客様が喜んでくれているか、を具体的に思い浮かべながら仕事をしていく。                                           その積み重ねの結果が人生の醍醐味だったりするんだと感じています。       私自身、また今日から「ナクテハナラナイ」人材目指して頑張っていきます!

 参考までに定年後の選択肢として会社には次の3つのいずれかを準備するように「高年齢者雇用安定法」で義務付けられています。                    ①継続雇用制度導入(再雇用など)                             ②定年の延長                                           ③定年制の廃止

「人材不足」を実感する昨今、会社側からの立場として、現有能力の最大活用を改めて考えさせられる話、また働く側の立場として価値創造を改めて感じれた話でした(tsune)