最後は「人・ひと」

2008年10月28日 | Weblog
温暖化といえども、やはり秋は秋らしく
朝晩めっきり寒くなってまいりました。
こちら九州でも高い山ではすでに紅葉が始まっております。

1週間前、久しぶりに久住山に登ってきました。
九州本土で2番目に高い山です。山頂まで紅葉を楽しんだり
今年初めて見る霜柱に感激しながら3時間ほどの山歩きを
愛犬小太朗と楽しんで参りました。

そこで今回のタイトルの「最後は人・ひと」ですが
私たちが使う道具は技術の進歩により便利かつ安全に
作られております。

ところが、山では毎年遭難や大きな事故が発生しております。
万全の準備をしているにもかかわらず残念ながら事故は起きてしまいます。
何が問題でしょうか?
そこには必ず「人」がいます。すべて私たちの判断が事故を引き起こしています
道具に対する過信も原因のひとつではないでしょうか。
また、どんなに安全対策を施した原子力発電所でも人為的ミスにより
事故は起きてしまいます。

私たちの仕事でも昔はすべて手書きで書類を作成していたので、すごく慎重に
仕事をしていたと思います。訂正をするのは大変でしたから。
ところが今ではパソコンの画面で入力しEnterキーを押せば税額まで
算出され大変便利です。訂正も簡単です。それゆえ、今まででは考えられない間違いも発生しています。
便利になった分人間の頭が退化しているのではないでしょうか。
人間はあくまで人間、道具もただの道具です。
過信は禁物です、使用方法は正しく。

(小太朗の父)




冷静な目

2008年10月23日 | Weblog
最近、気候も涼しくなり、秋らしくなってきました。
そろそろ夏のスーツは寒いです。

季節の話はこれくらいにして・・・

最近、私の課題として持っているのは、タイトルにありますように「冷静な目」です。

「冷静な目」というのは、「利害関係のない第三者の目」ということです。
これは、簡単に見えて、非常に難しいと感じています。

 たとえば、今は、インターネットが普及しているので、いろいろな情報があります。その情報は正しいとはいえない、噂めいたものもあります。そのような情報から、正しい情報(有用な情報といったほうが良いかもしれません。)をピックアップするためには、この「冷静な目」というものが必要だと思っています。

 私の仕事でいえば、「経営者と従業員」「会社・事業主様と金融機関」という関係などがあると思いますが、どちらの側から見るかによって、変わってきます。
本来、我々のお客様は、「経営者」「会社・事業主」なのですが。

 それでも、いったんは、「冷静な目」で判断することが重要ではないかと思います。なかなか、うまくはいかないですが・・・・。

 「いったん第三者の目で、判断して、それぞれの立場から考える」
このことができたら、お客様にも、そしてその相手にもお役に立てて、素晴らしい人生が歩めるのではないかなと自分で勝手に思っています。

でも難しいです。でもできるだけ、そうありたいと心に思い、今年もがんばろうと思います。

ちなみに、先週、1000万円の配当がでて、新聞の記事になっていましたが、第三者的な目でみれば、当たったかもしれません。

新聞の記事を少し読みましたところ、勝った馬は、前のレースでは、雨にぬかるんで、勝負にならなかったので、負けていただけで、天気の良い時は、世間で、人気があると買われていた馬と同じ力はあったそうです。

冷静な目でみれば、億万長者だったかもしれませんね。

(健坊)







指揮官の苦悩

2008年10月05日 | Weblog

今年も残すところあと3ヶ月となりました。
良くも悪くも2008年のラストスパートをかける時期ですね。

さて、経営トップが常に悩まされる事の一つにチームの士気
というものがあります。経営者の意識が伝わらない、言い聞かせて
も動かない、あるいは動きはするもののより大きな成果を出そうとは
しない、など。
スタッフは自分でどのように動けばよいのか考える事が出来ないのか?
とお嘆きの方も数多くいらっしゃいます。

色々な改善策もあるのでしょうが、どの本を開いても、どんなセミナー
でも話される方法に「指揮官の姿勢から見直そう」というアドバイスが
あります。
指示するだけでなく、自らも実践する。自分が決めたルールを破らない。
清掃作業も率先して行う。などなど

そんなところまでやっていたら、経営者としての業務効率が下がるだろう
とお考えかもしれませんが、スタッフの業務効率を改善させることを
優先すべきケースも、場合によってはあるようです。

いろいろお悩みの顧問先様もいらっしゃいますが、今後とも微力ながら
お役立ちできるように頑張っていこうと思います。
残り3ヶ月頑張りましょう!!
(O)