助成金情報

2010年05月31日 | Weblog
日々緑の深くなる今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、今日は労務情報です。

改正育児・介護休業法が平成22年6月30日に施行されます。そこでは子育て期間中の働き方の見直しとして、短時間勤務制度の義務化が行われます。これにより、3歳に満たない子を養育する労働者については短時間勤務が可能となります。
しかし、子育てをする親の立場からすれば、より長い期間、短時間勤務が可能となることが望み。
そこで、法律が規定する期間を超える短時間勤務制度を導入し、対象者が生じた場合に支給される助成金が拡充されました。

対象となる事業者は

以下の2つの要件を満たしていること
①少なくとも3歳に達するまでの子を養育する労働者が利用できる短時間勤務制度を就業規則に定めていること
②労働者(※雇用保険の被保険者に限る)が、短時間勤務制度を連続して6ヶ月以上利用していること

助成金額は

常時雇用労働者数に応じて、最大100万円の助成金が設定されています。

主な受給要件は

①連続して6ヶ月以上短時間勤務制度を利用した日の翌日から引続き1ヶ月以上雇用し、かつ支給申請日において該当労働者を雇用していること

②平成22年6月30日施行の改正育児・介護休業法に対応した就業規則の定めがなされていること
これらはあくまで概要のため、実際の申請については諸々の要件を満たす必要がありますが、少子化対策という流れを受けた、非常に手厚い助成内容となっていますので、育児介護休業規程の整備の際には、この助成金も意識しながら整備を進めていきたいものです。

分散投資について

2010年05月24日 | 日々のできごと
一般的に安全資産(1,000万円未満の定期預金等)の利回り以上に利益を得ようとした場合には、通常リスクが生じます。ただ、そのリスクをいかに少なくしていくかというのに分散投資という考え方があります。分散投資というと何やら難しそうな話になったなと思いになるかもしれませんが、例えばこんな例で考えてみたらいかがでしょうか?
今、3頭が走る競馬場で100万円を元手に賭けを行おうとする。1枠は80%の確率で1等になりかけ金が2倍になる。2枠は19%の確率で10倍になる。3枠は1%の確率で100倍になるというものです。さてどれにかけますか??安全に1枠に100万円賭けますか?それでも20%の確率で0円となってしまいます。それならいっそのこと賭けをせずに貯金していた方がいいと考えますか??このレースであれば61万円で100万円を確保しながら、さらなる利益を追求することができるので賭けに参加すべきということになります。
どういうことか。それは、50万円を1枠に賭け、10万円を2枠に賭け、1万円を3枠に賭けます。これでどれかは確実に当たります。そして100万円の配当金が確保できます。後は、同じように分散してもいいし、思いっきり3枠で残全額賭けて4,900万円の追加配当金を狙うことも可能です。このように、資金を分散してリスクを回避しながら更なる利回りを狙うということが可能であれば、そうした投資も検討することも大切です。ただ、注意して頂きたいのは、分散投資ならば上記のような100%の確率で元金が確保され、その上で利益が得られるというのは、通常は無いというのが実情です。確かに1つに全てかけるよりは分散して投資した方が、リスクが少なくなることは理論上確かですが、一方でリターンも通常少なくなるという関係にあります。どんな投資にしてもリスクがあるということを念頭に入れつつ、それぞれに合った投資方法で投資を行うということになるかと思います。ただ、こうした考え方もありますよということで今回書かせて頂きました。参考までに・・・・。二畳庵博士

老後の生活事情・・・

2010年05月17日 | 形づくりプロジェクト
いつも弊所のブログを見ていただきありがとうございます

今週のテーマは、最近テーマとして調べている老後の生活事情です。
これから年金収入があてにならない中、セカンドライフの送り方を考え、準備をする必要があるのではないでしょうか

~月の生活費~

65歳以上の世帯の平均支出額は、約290,000円。
(総務省家計支出データより)

内訳は、
食費 70,000円
光熱費 25,000円
医療費 17,000円
交通・通信費 34,000円
娯楽・交際費 100,000円
その他 44,000円

自営業者などが加入する国民年金では、月80,000円前後の受け取りになります。
(詳しくは社会保険庁のホームページで各人のシミュレーションが可能です。お試しください!)
夫婦合わせて160,000円とすると、月130,000円は足りないことになります。
仮にこの不足を預金で補おうとするのなら、ざっくり計算しても31,200,000円は必要です。

この数字を見ていかがでしょうか?
私は30代ですが今後、自分の将来を真剣に考える必要があると感じています。
まだ先のことだと先送りをせずに早めに備えることが大切ではないでしょうか。。。

病気を治す前に、これを治そう!

2010年05月10日 | 歯科情報

こんにちは。GWから気温も上昇して各地で夏日を記録した日もありますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
気温上昇に伴い日中は紫外線の量も増えておりますので予防を徹底してお気をつけ下さい。

予防といいますと日ごろのケアが非常に大切です。
そこで今回は、歯科関連で予防にまつわる情報がございますのでご紹介致します。

① 歯周病による炎症で歯周組織の破壊が進んでいる人ほど認知症を起こしやすい

この度「認知症予防財団」の調査委員会の研究で、歯周病と認知症の因果関係が判明して注目が集まっています。
認知症は風邪、糖尿病、がんなどと同じ病気であり、1994年には100万人台でしたが現在は倍増の225万人以上と推定され身近な病気となっております。
歯周病予防を行うことで認知症は少なからず軽減できるとのことです。




② 妊娠中の歯肉出血が死産に影響する

アメリカの医学誌「Obstetrics&Gynecology(産科・婦人科学)」では、歯周病と妊娠の因果関係の研究結果の記事が掲載されていました。
この報告によれば、妊娠中のホルモン変化によって歯肉出血が生じることは多く、妊娠女性のおよそ75%にみられるが歯肉出血によって口腔内の細菌が血流に入り、免疫系によって阻止されない限り胎児に感染する可能性があると説明しております。剖検の結果、口腔内の細菌が血流に入り、胎盤に移動し胎児に感染して死亡させたことが示唆されましたが、歯周病の治療を受けた後、再度妊娠し健康児を出産した結果が報告されています。


この他にも、心筋梗塞(こうそく)や低体重児の出産、誤嚥性(ごえんせい)肺炎など、あらゆる病気に影響を与える歯周病 

25歳以降では80%以上の人になんらかの歯周病の症状がみられ、年齢とともに増加し症状そのものも重くなっていく。これが、歯周病の現状です。

歯周病は、人類が誕生してから今日までで一番感染者数の多い感染症としてギネスにも載っています 

歯周病予防をすることで健康維持につながっていますので、日ごろのケアを大切にしましょう!
今後も歯科情報を随時ご紹介していきたいと思いますのでご期待下さい。


人との出会いの大切さ

2010年05月06日 | Weblog
皆様、ゴールデンウィークはいかがお過ごしになられましたか?
ご旅行に行かれた方、故郷へ帰られた方、ご自宅で過ごされた方など、さまざまだと思います。
また、今年は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」の人気で、四国へ観光に行かれた方もたいへん多かったようですね。

私が感じる坂本龍馬の数ある魅力の一つは、自分で行動し道を開き、多くの人物と出会う中で、自分を成長させていくところです。
これは、私達現代人にも大変参考になることで、やはり、人との出会いが自分を成長させていくのだと、日々感じております。


さて、私のゴールデンウィークはといいますと、四国までは足が伸びなかったのですが、実家へ帰り、家族、地元の同級生などとゆっくり過ごさせていただき、懐かしい話、新鮮な話など楽しく会話をさせていただきました。

普段は仕事中心の毎日ですが、このように休日などを利用してうまく気分転換をすることもやはり大切だなと、あらためて感じることができた今回の連休でした。


さて、また今日から仕事が始まる方も多いのではないでしょうか?

私ども会計事務所職員にとっても、5月は3月決算法人の確定申告等で多忙な月となりますが、気を引き締めて乗り越えていこうと思います。