プランニングの大切さ

2009年08月31日 | Weblog
8月も最終日となりました。
お盆を過ぎると年末まではあっという間で、税理士事務所としては繁忙期に入ります・・・。準備を始めなければならない時期ですね

さて、今日のテーマですが、
先日、顧問先様にご紹介して頂いたソフトバンクの孫社長の経営戦略に関する講演のCDについてお話をしたいと思います。


このCDは1986年に収録されたもので、23年前のセミナーのものですが、今聞いても大変価値のあるものでした。
孫社長が大学時代に徹底していたことは、人の数倍勉強をしようという事を自分に課すということでした。
また、勉強時間を確保するためにアルバイトはせず、発明をして効率よく資金を稼ぐこと、その発案の時間も1日5分と決め切り替えをされていました。
また、卒業後日本に戻り今のソフトバンクを立ち上げるまでに、市場調査などの時間を1年ほどかけ、何をするのか徹底して計画したことなどを話されていました。

このCDを聞いて、ゴールを明確にすること、時間の使い方、プランニングの重要性を改めて痛感致しました。
孫社長曰く、十分な市場調査をし計画をたてることが大切で、後はその計画を実行していくだけだと…。

是非皆様も、仕事でも、プライベートでも、5年後10年後どうしたいのかというビジョンを再度確認し、改めて計画を見直してはいかがでしょうか?
私共もそのお手伝いができますので、是非相談してください。

私も、ライフプランを考えて今、どういう仕事をしていかなければならないのか、再度見直すいい機会を頂きました
今回、このCDをご紹介頂いたF先生にお礼を伝えたいと思います。
本当にありがとうございました。


yari
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そもそも消費税とは・・・

2009年08月24日 | 日々のできごと
決算をしていると赤字決算の会社が、法人税の納税はないのに、消費税の納税額がかなり発生するのはなぜなんだ?とよく聞かれます。
社長が言うには、「うちは儲かっていないのになぜ税金払わなならんのだ!」という主張です。おっしゃっていることについては理解をなるだけしてあげたいのですが、そもそも消費税とは、モノを購入する時又は売る時に現行では5%の消費税がかかりますが、この消費税分は本来会社では税務署に納めるために一時的に預かっていると考えるものだと思います。会社の決算の時に納める消費税額は預かった消費税から支払った消費税の差額部分を納付しなさいというのが消費税の考え方であると思いますので、この預かった分、支払った分を別個に管理していれば、納税資金は必ずあるはずだと考えます。しかし、現実をみると、通常は売上分の消費税も売上の入金として回収し、すべて会社の運営資金に回していくのが慣習となっていますので、このような考え方で行っている会社はほとんどないと思われます。 基準期間が1千万円を超える会社は消費税を納める義務が発生しますので、決算の納税資金を今から確保するために、身近な税理士さんに相談されてみては如何でしょうか?

ポテチ娘。


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後継ぎは誰?

2009年08月17日 | Weblog
夏休みも終わり今日から仕事が始まりました。
皆さんの夏休みはいかがでしたか、私はETC割引を利用して実家に帰省してきました。

今回は最近読んだ記事について話をしたいと思います。
その記事とは「後継者のいる個人企業は20%」というものです。
よく農林水産業は高齢化、後継者不足について耳にしますが、この事は他の産業でも同じ現象が起こっております。
日本の国自体もどんどん高齢化が進んでいる状況です。経営者だけの問題ではないと考えております。

また後継者の問題はあるものの経営者の悩みはどうしても最近の経済状況や自社の経営状況に目が向いてしまいます。
ほとんどの経営者は一代限りで事業を終わらせるとは考えていないと思いますし、私ども税理士事務所にとっても永いお付き合いをしていきたいと考えています。

事業の継承については時間をかけて行わなければならず、今日明日ですぐ決まるものではありません。
また相続税や所得税等の絡みも考慮しつつ納税者に有利になるように行われなければなりません。

これを機会に後継者についてお考えになってはいかがでしょうか。
事業に限らず個人の財産の後継(相続)についても同様です。

立秋も過ぎ、少しずつ過ごしやすくなってまいります。虫の音を聞きながら
考えてみるのもよろしいかと・・・・・・


                            小太朗の父

夏らしくない夏ですね。

2009年08月10日 | Weblog
夏ですね。

梅雨が明けても、夏らしい天気になりませんが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回から、何回かに分けて会社に必要な保険について、書いてみようと思います。

なるべくわかりやすく書いてみたいと思います。

第一回目は、会社の保険の目的についてです。

みなさま、会社が入る保険というのは、どんなものがあるでしょうか・・・?

多分、自動車保険、火災保険、PL保険などの損害保険がまず思い浮かぶのではないかと思います。それは目的がはっきりしているからだと思います。

それ以外の保険についてはどうでしょうか。
今回は、これについて、お話してみようと思います。

まず、対象となる方で二つに分けることができると思います。

① 社長、役員の方のために入る保険
② 従業員・社員の方のために入る保険

次にその目的で二つに分けることができると思います。

③退職金のための保険
④死亡・怪我・病気をした時の保険

みなさまが入っている保険は、いかがでしょうか?
目的別にわけることができますでしょうか?
内容までわかりますでしょうか?
また、すべて完備されておりますでしょうか?

これから何回かにわけてお話したいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
それまで、保険証券等をご覧になられてみてください。

PS・・・いままでなんとか災害にあうことはありませんでしたが、昨日の地震、明日の台風と、私の悪運もこれまでかと思っている今日このごろでございます。

健坊








なぜ不況といわれる今、成長する企業があるのか

2009年08月03日 | 労務情報
言わずと知れた成長企業としてメディアで取り上げられる『ユニクロ』。

人気の秘密は何?と聞かれれば、誰しも1つか2つの理由をあげることは難しくないかも知れない。

ではその成長を支えている原動力は何?と聞かれたら。

これもいくつかの答えはあると思うが、おそらくその一つが社員、アルバイトなど含むすべてのスタッフの育成、成長など、働く仕組み作りにあるのではないか。

先日、柳井会長のインタビューで心に残った言葉がある。

『ダイバーシティを認めない会社は生き残れない』との言葉。

本来このダイバーシティとは・・・
複数のアンテナで受信した同一の無線信号について、電波状況の優れたアンテナの信号を優先的に用いる技術、あるいは受信した信号を合成し、ノイズを除去する技術のこと。

ここで柳井会長の言葉の意味はおそらく『多様性』ということ。

ユニクロでは、育児中の女性はもちろん、65歳を過ぎた方、外国人、知的障害者、身体障害者、“様々な人”が驚く数ほど現場で働かれている。
しかもある知的障害者は健常者の数倍のスピードで陳列・管理していく技術を活かし在庫管理の責任者を担っている。

柳井会長は「なぜ会社組織があるのか?」との問いに対して実に明確な回答を
している。

「一人で仕事するより、複数で仕事をする方が、前者の何倍も結果が出せるでしょ」と。

「たった一人で100m走る競技では、金メダルを取れる可能性は少ない。でも複数の人間が得意とするその長所を使って走る団体競技がもしあれば、ユニクロは金メダルを取る可能性はある」とも。


「多様性を認め、それを活かす」。
文字だけ見れば単純なこと。
しかし実際に実行し、また社会で結果を残すには、
ブレない強力な信念が必要であろう。

柳井会長が深く感銘を受けた経済学者のひとりとして
ドラッカーを挙げていた。

ファ社にある柳井文庫にはちょっとした図書館並みの蔵書が完備されているそうだ。

今なら自分もドラッカーから得れることは沢山あるかも知れない。

もう一度、読んでみよう。

(Tsune)