月末研修

2009年11月30日 | Weblog
今日は所内研修がありました。

テーマは「確定申告」

今年の確定申告は大幅な動きはないものの、住宅ローン等の控除については改正されてますので、それらを重点的に勉強し、その他の改正項目を確認して今日の研修は終了しました。

私たちの職業は常に勉強がつきものです。
ですがなかなか自分で時間を作って勉強となると、これまた難しいもので・・・

我が事務所は、月末最終日にほぼ強制的(☚言葉は悪いですが良い意味ですよ)に月末研修と称して勉強会があります。

始業時間内に勉強する時間を作り、DVDを見ての研修や、講師を招いての研修、いろんな形での研修を受けることができるのです。
ほんとにありがたいシステムです。

このせっかくのありがたいシステム有効活用しない手はありません。
お客様に満足いただける監査担当者となれるよう私も一生懸命勉強し、精進したいと思っています。






事業仕分けと予算ぐみ

2009年11月24日 | 日々のできごと
今年も残り1カ月とわずかですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

政権が民主党に代わり、毎日テレビ等で話題となっていますものに、「事業仕分け」というものがあります。

「無駄削減」を合言葉に仕分け人の方々が各予算をチェックし、「見直し」や「予算縮小」など、予算の方向性を提示していますが、私たち会計事務所の仕事の1つに「予算ぐみ」というものがあります。これは、予算ぐみをすることによって、短期及び中長期的な会社の経営成績を予測するとともに、売上目標及び予算内での支出リミッドを確立させて、借入返済計画を立てることにより、経営を軌道に乗せる手段となると思いますので、社長様などの責任者の方にお見せする資料として作成する事があります。

その予算ぐみを本日してみたのですが、「事業仕分け」と類似して、経費の中に無駄なものがあるなぁと思いました。例えば旅費交通費に含まれている定期券代を挙げますと、1カ月定期と3カ月定期とでは割引率も異なるわけで、この小さな削減もチリも積もれば山となり、従業員が多いところほど効果は現れるのかなと思いました。

まだまだ続く「事業仕分け」を興味深く見てみたいと思います。


年末調整

2009年11月16日 | Weblog
アッという間に11月も半ばを過ぎてしまいました。

今年も年末調整を行う時期となりました。
私たち税理士事務所の職員や会社の給与担当者は慌ただしい日々となります。

年末調整とは、ご承知の通り給与所得者一人ひとりについての月々の源泉徴収の
総決算と言えるでしょう。
ほとんどの給与所得者はこの年末調整によってその年の所得税の納税が完了し、確定申告の手続きをする必要がないわけですから非常に大切な手続きです。

年末調整を成功させるポイントは、いかに効率よく資料が回収できるかです。
一人でも資料が揃わないと作業がストップしてしまいます。
スケジュールをしっかりと立て、スムースに進めてください。
その際にチェックリストなるものを作成すると便利です。
インターネットで「年末調整チェックリスト」で検索するといろいろなチェックリストが見ることができますので参考にしてはいかがでしょうか。

ゴールは12月もしくは1月の給料計算になるかと思います。
皆さんの年末調整成功をお祈りしております。


                         小太朗の父

保険の話

2009年11月05日 | Weblog
すっかり寒くなってまいりまして、マスク姿の人も多く見受けられるようになってまいりました。みなさまはインフルエンザにはかからずお元気でいらつしゃいますでしょうか。
小学校では、学級閉鎖も多いと聞きます。

さて、お久しぶりとなりますが、前回の保険のお話の続きをしたいと思います。
とはいっても前回は夏のお盆休み前でしたので、前回のおさらいをしたいと思います。

前回は、会社は、損害保険以外に保険に入る4つの目的があるとご紹介させていただきました。その目的とは、
① 社長・役員の方のための保険
② 従業員様のための保険
③ 退職金のための保険
④ 怪我・病気の時に備える保険
でした。

今回は、社長・役員の方がなぜ保険に入る必要があるのかについて、お話したいと思います。
 今、現在、ほとんどの会社がそうだと思いますが、社長が、経営者・営業マンを兼ねておられると思います。つまり、収入の稼ぎ頭であり、会社のかじ取りを行う、重要な役割を担っています。
 たとえば、こんな会社があったらどうでしょうか。
一か月の売上が、500万円、利益が125万円の会社があったとしましょう。
上記のように社長が、会社の売上のすべてを担っています。
もしその社長が、営業中に交通事故を起こして、なくなってしまったとします。
会社はどうなるでしょうか・・・・
社員は、奥様と経理の社員さん一人です。

① 収入は・・・・
② 経営は・・・・

① 収入は、なくなります。なんたって営業マンの社長がいませんから。
② 経営は、できないですよね。会社を閉める可能性が出てまいります。

その時に、保険に社長が加入しておけば、保険金で、奥様の生活費と給与等の会社の事業費用が賄えるということになります。

もちろん加入する前に、会社にとっていくら必要かを算定する必要がありますので、ご注意ください。

以上で第2回目のお話は終わらせたいと思います。

選挙を経て、民主党が政権をとりましたが、最近、心配することは、自分の判断基準をしっかり持たず、情報に左右されやすい傾向があことです。
あるとは思いませんが、ヒットラーのような人が現れたら、怖いことになりそうです。

それではまた次回

健坊







『危機管理』について

2009年11月02日 | Weblog
今日から11月!気持も新たに取り組んで参ります!

さて今日は『危機管理』について。
先日聴いた木山啓子氏の話にとても納得した。
彼女は、認定NPO法人ジェン(JEN)理事・事務局長。
1994年よりJENに参加、旧ユーゴスラビアの地域代表として、
約500名に及ぶ現地スタッフを統括、難民・避難民支援活動に
従事した経歴の持ち主。

彼女が言う危機管理の3つのポイント。

①質の高い情報を集め分析する
②危機に会う確立を下げる
③危機のサインを見逃さない

中でも「質の高い情報を集め分析する」。
世界の戦闘地域に自社のスタッフを派遣する彼女にとって
また、現地スタッフにとってこれが一番重要だと述べる彼女に
迷いは一切ない。

彼女自身も現地で命に関わる経験をしているからだろう。

正確な、かつ最新の情報によって「分析」し「判断」する、ということと解釈。
分かっているようで実践できているか振り返ると100%の自信が
ない自分を反省した。

一般企業の中でも必ず「危機管理」については論じられ、マニュアル化も
されているが、再度、「これでよいか?」「」情報が古くなっていないか?」
「機能しているか?」「スタッフの意識に刷り込まれているか?」など
考察してみる必要があるのかも知れないと感じた。

ちなみにJENの活動は企業・個人による献金、政府、国連からの支援金で活動している。ホームページはhttp://www.jen-npo.org/

フクダツネヒサ