みなさん、こんにちわ
今回ブログを担当させていただく、監査部2課の塩塚です。
消費税が8%になってもう5年が経過しました。今年の10月には、10%になろうとしていますね。みなさんも多くの方はそうでしょうが、私は消費者として国の財源確保のためとはいえ、増税分出費が増えるのかと考えるとあまり良い気はしません。
ところで、皆さんにお聞きしたいことがございます。税抜価格から税込価格にさっと暗算できますか?8%だと計算しにくいですよね。それに比べると5%は計算はしやすいです。税抜き金額を半分にして10で割れば良いからです。
例えば¥5,980だったら、消費税は¥299です。税抜価格は約¥6,000だから¥300位とわかりました。
これから10%になる予定ですが、計算だけはしやすいですよね。消費税額は、10で割るだけでわかります。ただ10,000の物を購入した場合1,000円の消費税です。消費者からすると、税抜価格というのを見落としてもう1000円支払わなければならいことになります。
まだ消費税は8%ですが、そのような経験をみなさんしているでしょう。
このような勘違いをしなくていいように、税込価格で表示された商品ばかりがお店に並んでいた期間があったことを覚えていますか?おそらく期間で言えば、平成16年4月から平成25年10月までの約10年程です。なぜなら平成16年の4月に商品の価格表示において、消費税額を含めた「総額表示方式」が義務付けられたからです。
しかし平成31年2月現在、お店に入って価格を見てみるとわかるのですが、価格表示は
税抜表示が目立っています。目立たないように税込価格が書かれているのがわかると思います。
税込表示→税抜表示と税込表示の両建て表示の画像です。
http://www.seijoishii.co.jp/whatsnew/notice/desc/15
SUPERMARKET成城石井様のHPより抜粋
税抜・税込価格両建て表示になった経緯としては、消費税8%になった平成26年4月に先立ち平成25年10月にこれまでの「総額表示方式」を条件付きで税抜表示ができるようになったことが背景にあります。
参考:財務省HP
https://www.mof.go.jp/tax_policy/tax_reform/outline/fy2004/sougakuhyoji/index.htm
この両建て表示に関しては、平成31年9月30日までとなっています。
消費税を含めた金額で価格を表示すると消費者の購買意欲を失わせてしまう店側の配慮や、10%に増税した際に価格表示を店舗は変更しなければならいないという店舗側への配慮もあるのでしょう。しかし私個人としては。どうせ支払わなければならない金額を一括で表示するのみにして欲しいというのが正直なところです。みなさんはどうおかんがえでしょうか?