十一月二十二日――二十六日 藤岡さんの宅にて。
ぼうぼうとして飲んだり食べたり寝たり起きたり。
晴れたり曇つたり酔うたり覚めたり秋はゆく
十一月二十七日 曇――晴、道後湯町、ちくぜんや。
朝酒をよばれて、しばらくのおわかれをする、へんろとなって道後へ、方々の宿で断られ、やっとこの宿におちつかせてもらう。
洗濯、裁縫、執筆、読書、いそがしいいそがしい。
十一月二十八日――十二 . . . 本文を読む
第四八課 女のヒステリー
世間一般に言いならされたいわゆる「女のヒステリー」というものは、医学上でいうヒステリー症とは大変な相違があるようです。医学上のヒステリーは一種の精神病を指し、それは女ばかりでなく男でも子供でも起るそうです。その患者は時折癲癇のようにひっくりかえり、不断でも体の方々が痺れたりするそうです。しかし、私がここで述べますのは、世間でよく人々が悪口に言う「あの女はヒステリー . . . 本文を読む
東寺と石清水八幡宮が合同祈願会を開催しました。私も東日本大震災のあと石清水八幡にお参りして「国家安穏」を祈願し、神仏習合の昔の日本の信仰を取り戻せるように願いましたが、関西では神仏霊場会も発足し、徐々にそういう方向にむかっており嬉しさ限りありません。。東寺と石清水八幡宮が合同祈願会
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