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百錬抄 / 元久二年(1205)七月十三日条
「七月十三日 神泉苑に於いて祈雨の孔雀経御読経始行せらる 東寺三長者隆遍大阿闍梨と為る」
天皇は土御門天皇。後鳥羽上皇の院政。鎌倉幕府将軍は源実朝、執権は北条義時。
隆遍は密教大辞典に依れば、権右中弁藤原光房の子。慈尊院尭眞の室に入り、のち保寿院にて覚成大僧正より傳法灌頂をうけ、上足となる。元久二年二月東寺三長者となり十二月十七日寂す
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