福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

還暦求聞持成満の記 その112

2010-02-04 | 講員の活動等ご紹介
9月27日。1時半~4時、明星禮、諸堂参拝。明星は拝めましたが空は一部曇りです。
あと少しと思うとさすがに名残惜しくて仕方ありません。閼伽井のお大師様に次の行者さんもお守りくださいとお願いしました。岩の上ではお堂の中で修する入法界観を二度修しました。終わると同時に雲が消え夜空一面にお星様が拡がりました。
86座、睡魔はありません。しかし行後の心配事でどうしても観想が浅くなります。
87座もおなじように「行は4日に終わるが6日の神護寺灌頂に間に合うだろうか」とそればかりが心配になります。全く行は深まりません。これではならじと念誦一万遍を丁寧に繰り、観想も何度も修しました。自分の身体は太古からのすべてのいのちの集積であるとの観念もいれてみました。何回か修するうちに入法界観はすこしは深まった感になりました。しかし行に入る前に無念無想で心ゆくまで座っている時が一番いい状態になっているように
思いました。田原先生の本に「法界に支えられて行をしている」とあったと思いますがそのとおりの感がしました。
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