福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

十三日は虚空蔵菩薩・松尾大明神・淡路胞と淡路州の日

2022-07-13 | 法話

十三日は虚空蔵菩薩、松尾大明神、淡路胞と淡路州の日。
・虚空蔵菩薩(「三十日秘仏」)。仏像図典には「維摩経に曰『実相の慧蔵虚空の如し』と。十王経に曰く『三十三歳の忌佛』と、経に曰く、『一切香集世界におわします。』と。」(福と智の二蔵が無量なことが虚空に等しく広大無辺ということから虚空蔵という。胎蔵曼荼羅虚空蔵院の中尊で、五智宝冠をいただき、右手に智慧の宝剣、左手に福徳の蓮華と如意宝珠を持つ)。ご真言は「ノウボウ アキャシヤ キャラバヤ オンアリキャ マリボリソワカ」

・ 松尾大明神 (「山州葛野郡 大寶元年社ヲ立ツ 奉山听神ト号ス 本地畏婆仏」『佛神霊像図彙』「禁闕守護の三十番神」)。
・淡路胞と淡路州(「我が国守護の三十番神」)日本書紀に『是に、陰陽始めて遘合して夫婦と為る。産む時に至るに及びて、
  先づ淡路洲を以て胞とす。意に快びざる所なり。故、名けて淡路州と曰ふ。』『一書に曰はく、二(ふたはしら)の神、合為夫婦(みとのまぐはひ)して、先づ淡路洲・淡洲を以て胞として、大日本豊秋津洲を生む。』これらの記述からすると「淡路胞と淡路州」は秋津洲を産むための衣奈であったのかもしれません。








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