福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

大師の時代(榊亮三郎)・・その10

2013-11-17 | 法話
大師の時代(榊亮三郎)その10 然らば、いつの時代から、密教が佛教の中に入ることになつたかと云ふと、若し佛教が、其の名目に於ても、實質に於ても、果して、迦毘羅城の一王子の出現以前に於て皆無であり、又其の出現を待つて、始めて出來たものならば、密教が佛教の中に入つたは釋迦佛の出現以後即ち西暦紀元前第六世紀乃至第五世紀の時代より、後であると云はねばならぬが、それは、各自の見方如何によることで、吾輩は、 . . . 本文を読む
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A氏の体験記

2013-11-17 | 頂いた現実の霊験
以前A氏よりお手紙をいただいているのがありましたのでご紹介いたします。 . . . 本文を読む
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Iさんが本日の定例会の記録をつくってくださいました。

2013-11-16 | 開催報告/巡礼記録
11月16日定例会の記録 冬将軍も少しおさまり、少し暖かい日となりました。お茶の世界では、茶道の新年とも言われる口切り茶会の時期を迎え、毎週の如く茶会が開かれています。本日も護国寺書院ではお茶会も開かれて、着物姿のご婦人の御姿も目立っておりました。 本日は、護国寺の入檀式(新しく檀家となる方の儀式)があり、直前まで寺院内はあわただしくしておりました。 護国寺定例参拝会は、少し少なく6名の参加 . . . 本文を読む
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中論代十七章

2013-11-16 | 諸経
もろもろの煩悩も、もろもろの業も、もろもろの身体も、また行為主体(業を作る者)も、果報も、すべては蜃気楼のようなものであり、陽炎や夢に似ている。 . . . 本文を読む
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大師の時代(榊亮三郎)・・その9

2013-11-16 | 法話
大師の時代(榊亮三郎)その9 宋の高僧傳を見ると、左の如き文がある。 玄宗召術士羅公遠、與空捔法、同在便殿、羅時時反手掻背、羅曰借尊師如意、時殿上有華石、空揮如意、撃碎於其前、羅再三取如意不得、帝欲起取、空曰三郎勿起、此影耳、乃擧手示羅、如意復完然在手とある。 佛祖歴代通載の第十七卷には、天寶年間丙戌の記事として前文と大同小異の文が載せてある。 是歳不空三藏自西域還、詔入内結 . . . 本文を読む
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維摩経・・国土の清浄

2013-11-16 | 法話
維摩経・・国土の清浄「・・私の国土はこのように浄い、お前のような劣った者を教えようとして、不浄の国土を示しているにすぎない。・・」 . . . 本文を読む
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中論第十六章

2013-11-16 | 諸経
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災害の繰り返し起こる理由

2013-11-15 | 法話
フィリピンの台風災害の悲惨さは東日本大震災を彷彿とさせるものがあります。家族を亡くした被災者の映像は正視することができません。こうして繰り返し異常現象が起き、その都度数知れない人々が阿鼻叫喚地獄にのたうち回らねばならないのはなぜか。毎回神も仏もないのかと自問自答する日々です。  最近こういう大災害がとくにおおいという報道もありますが古来、人類は多くの災害に遭いその都度重大深刻な犠牲者を出してきまし . . . 本文を読む
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大師の時代(榊亮三郎)・・その8

2013-11-15 | 法話
大師の時代(榊亮三郎)その8 かくの如く、東方亞細亞の大帝王、百王の王として、萬國の仰ぎ見た唐代の天子は、抑も、何を信じて居られたか、又天子の身邊を圍繞する大臣宰相の信仰した、宗教は何かと云ふ問題になると、それは、歴代の天子により、又卿相の意樂により、又宗教界から出た偉人の性格により、時の變易があつて、一概に論ずることが、困難であるが、先づ動きのないところは、當時道教が、唐の天子の歸依によりて、中 . . . 本文を読む
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中論第十五章

2013-11-15 | 諸経
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胎蔵曼荼羅は衆生の身体ということ

2013-11-14 | 法話
夕方散歩していると若いお母さんが中学生くらいの大きな男の子を連れて歩いていました。その子は障害児で頭にギヤをはめておぼつかない足取りで歩いています。ハッとしてよける様に足早にとおりすびましたが、後ろでそのお母さんは明るい華やかな声で電話しています。なんともいえない気持ちがしました。「年ごとに我が苦しみは深くしていよよはなやぐ命なりけり」という岡本かの子の歌を思い出しました。四国遍路でも障害児をつれ . . . 本文を読む
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大師の時代(榊亮三郎)その7

2013-11-14 | 法話
大師の時代(榊亮三郎)その7 唐代の支那人は、氣宇濶達で、自國のみは、宇内の中心で、自余の國は藩屏であり、自國の皇帝は、百王の主として、天に代り、宇内を統治して居るものと思うて居つたらしい、だから、自國の文化を慕うて來た外人は、善く待遇したものであつて、我が國では、安部仲麿などは大にもてた一人である、官仕して秘書監となつた許りでなく、李白だの其の他の連中と徴逐して、交をした、其の他の留學した連中 . . . 本文を読む
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中論第十四章

2013-11-14 | 諸経
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大師の時代(榊亮三郎)・・その6

2013-11-13 | 法話
大師の時代(榊亮三郎)その6 大師は、在唐の時日は、僅に滿二年で、隨分多忙であつたと想像せらるゝが、長安の市中を逍遙せられたとき、又般若三藏の許に通はれたとき、此等胡要祅の祠廟の前を通られたと想像するが、大師の目には、何と映じたであらうか、又時には、峩冠盛服の胡僧を見られたり、祅祠より悠揚として空に騰る、香烟を見られたとき、如何に思はれたであらうか、千百歳の下、竊に . . . 本文を読む
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中論第十三章

2013-11-13 | 諸経
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