福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

維摩経・・国土の清浄

2013-11-16 | 法話
「仏、舍利弗に語りたまわく、『我が仏国土、常に浄きこと是の如し。この下劣人を度せんと欲するが故に、この衆悪、不浄の土を示すのみ。譬えば、諸天の如きは、宝器を共にして食すれども、その福徳に随って、飯色に異なりあり。かくの如く舍利弗、もし人の心浄くば、すなわち、この土の功徳荘厳を見ん。』」(維摩経)(仏は舍利弗におっしゃいました、「私の国土はこのように浄い、お前のような劣った者を教えようとして、不浄の国土を示しているにすぎない。譬えば、諸天は、同じ宝の器で食事をしているが、その過去の福徳によって、飯の色が異なって見える。このように、舍利弗、もし人の心が浄ければ、この国土が功徳であふれ荘厳であることを見ることが出来るのだ。」と。(維摩経)


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