四国遍路は日本人が減って外国人が増えているとのニュースがありました。
外国人が増えているという傾向は20年近く前から四国遍路で気が付いていました。私も2メートル近いエストニア人の青年や、アメリカ人の青年、数名の白人女性グループなど多くの歩き外人遍路さんと出会いました。印象に残っているのは26番金剛頂寺で出会ったオランダから来たという牧師さんです。この方は教誨師をしていて囚人の教誨に行詰り悩んでい . . . 本文を読む
「結果の如何を思い煩うものには到底真の霊験は望みえない。日夜に祈って倦まなければ必ず福智円満の悉地に恵まれ人間最上の法楽三昧を獲得するであろう。」「加持感応の原理 (那須政隆)」
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往生要集上 (十楽) 十、第十に増進佛果の楽とは、今この沙婆世界は、道を修して果を得ること甚だ難し。いかんとなれば苦を受けるものは常に憂へ、楽を受くるものは常に著す。苦といひ、楽といひて遠く解脱を離る。もしは昇、もしは沈、輪廻にあらずといふことなし。たまたま発心して修行するものありといへども、また成就すること難し。煩悩内に催し、悪縁外に牽いて或いは二乗の心を発し、或は三悪道に還る。たとえば水中の月 . . . 本文を読む
今日は明王堂の太鼓祭りです。
ウキぺデア等によると以下のように書かれています。「「太鼓まわし」は、大津市葛川明王院の本堂で、毎年7月18日に行われます。この日は、比叡山回峰行者の夏安居(明王院参籠の8日目)にあたり、葛川地区の氏神である地主神社(明王院に隣接する)の例大祭の日となっています。日が落ちると、地主神社の氏子たちは各集落から大高張提灯を掲げて集まり、伊勢音頭を歌いながら、ゆっくりと時間 . . . 本文を読む
今日は天河神社例大祭です。
https://6541.teacup.com/tenkawa/bbs/373
もともと神仏一体でお祀りされていましたから例大祭にも採燈大護摩が厳修されるようです。天河神社ホームページにも「17日午前11時 採燈大護摩厳修 本山修験宗 聖護院門跡御一行」とあります。
「天河神社参詣の栞」には
「多聞院日記に『天川開山ハ役行者(エンノギョウジャ) マエ立チ . . . 本文を読む
「安らぎへの道・ブッダの言葉 http://blogs.yahoo.co.jp/nrg46644/50579027.html」に、森繁久彌 の「 心を高く悟りて俗に還る 」という話が載っていました。
「俳優の 森繁久彌氏は、 「 私は 熱心な 仏教信者でもありませんが ・・・ 」、と 記しながら、青年漁師との交流と エピソードを紹介しています。
・・・北西太平洋の マリアナ沖の漁場は 魚の宝庫です . . . 本文を読む
蟷螂・ハチドリ・鸚鵡でさえ我が身を顧みず・・
1、有名な「蟷螂の斧」の話があります。
『韓詩外伝』に「斉の荘公出でて猟す。一虫有り、足を挙げて将に其の輪を搏たんとす。其の御に問いて曰く、此れ何の虫ぞや、と。対えて曰く、此れ所謂螳螂なる者なり。其の虫為るや、進むを知りて却くを知らず、力を量らずして敵を軽んず、と。荘公曰く、此れ人為らば必ず天下の勇武為らん、と。車を廻らして之を避く。」というものですが . . . 本文を読む
伝教大師「願文」(延暦四年から十六年の間に書かれたか)
「悠々たる三界は純ら苦にして安きこと無く、擾々たる四生は唯だ患にして楽しからず。牟尼の日久しく隠れて慈尊の月 未だ照さず。三災の危きに近づき、五濁の深きに没む。加以ず、風命保ち難く露体消え易し。艸堂(そうどう)楽しみ無しと雖も然も老少白骨を散じ曝し、土室闇く狭しと雖も而も貴賎魂魄を争い宿す。彼を瞻(み)、己を省みるに此の理必定せり。
仙丸未だ . . . 本文を読む
「迷人は口に説き、智者は心に行ず。・・善知識よ心量は広大にして法界を廓周す。・・・一切即一・一即一切、去来自由にして心体(心の本体)の滞ること無しとは此れ即ち是れなり。善知識よ一切の般若の智は皆自性より生じ、外より入らず。(六祖壇経)」
「迷人は口に説き、智者は心に行ず」とは全く辛辣です。我々は口でいいことを言っても心が伴っていないことを喝破されているのでしょうか。心はそれだけ大切な本質的なもの . . . 本文を読む
7月15日は出羽三山神社の例祭〔花祭〕です。仏教歳時記によると「古来出羽三山に対する山岳信仰は密教と結びつき日本九峰(英彦山、羽黒山、湯殿山、富士山、金剛山、熊野山、大峰山、箕面山、石鎚山)に数えられるにいたった。当日三山の神輿が本殿前の鏡池を一巡し引き続き花梵天と呼ばれる大造花が池を二巡すると参拝者は殺到して造花を奪いあい、家内安全のお守りとする。」湯殿山のホームページです。「湯殿山は大同二年四 . . . 本文を読む
今日7月15日は出羽三山神社 例祭(花祭)です。これは「稲の開花期にあたり、災厄のないことを祈願する祭。三山の神輿や稲の花に見立てた造花を飾った万燈などが鏡池の周りを一巡りするが、参拝者はこの花を取ろうと奪い合う。花を手にした者は神の恩恵が厚く、他に勝る良き実りが与えられるといわれている。」とされます。月山大権現は月読命(本地は阿弥陀如来)羽黒大権現は伊氏波神(本地は聖観音)湯殿権現は大山祇神(本 . . . 本文を読む
熊野那智大社例大祭(扇祭、那智の火祭)、那智の火祭りは熊野那智大社に祀られている滝の神が、年に1度滝本の飛瀧神社への里帰りを行うもので、十二体の神々を御滝の姿を表した高さ6メートルの扇神輿十二体に遷し、熊野那智大社から御滝へ渡御をするものです、十二体の扇神輿に遷御された御神体は熊野十二所権現を表し、その扇神輿の形象は飛瀧を表すとされます。熊野速玉神社扇立祭扇立祭 は7月14日 午後6時から 国宝の . . . 本文を読む
広瀬淡窓 (天明2年4月11日(1782)~安政3年11月1日(1856年)は
豊後国日田生まれ。私塾咸宜園を開設し、塾生から高野長英、大村益次郎、松田道之(太政官書記官・東京府知)、長三州(文部大丞)、島惟(岩手県令・茨城県令元老院議員)中村元雄(内務次官・貴族院議員)、大隈言遺(歌人)、後に 横田国臣(大審院長)、清浦奎吾(首相)等を輩出しました。淡窓は学者、教育者、詩人として超一流でしたが、 . . . 本文を読む