彦根に来たからには、彦根城観光は外せません。彦根城は国宝で、昭和27年に指定されました。今年(2007年)で築城から400年を迎え、3月21日から11月25日までは築城400年祭が行われました。
天守閣を見たついでに玄宮園に立ち寄ります。ちょうど天日干しの日に当たっており、池の水はほとんどが抜かれていました。
彦根駅に戻り、東海道本線766T(221系C21編成+C12編成)にて米原に向かいます。
近江鉄道の残り3区間を乗りつぶすため、東口に出てみました。橋上駅舎工事のため傍らではクレーンが動いていました。
米原15時8分発の近江鉄道電車で鳥居本駅に出ました。昭和6年築の北欧民家風の木造駅舎です。
鳥居本では41分の滞在です。鳥居本宿は、北国街道、朝鮮人街道との分岐点で、江戸から64番目の宿場町にあたりました。この地域の名物は、赤玉神教丸(胃薬)、すいか、合羽が「鳥居本宿の三赤」として知られていましたが、現在でも生産されているのは、赤玉神教丸のみです。この古い建物は、赤玉神教丸本舗であり、宝暦年間(1751年~1754年)に建てられたものです。
鳥居本15時45分発の電車で4分で彦根駅に降り立ち、近江鉄道全線を走破しました。 これでようやく東海道線駅巡りが始められます。16時7分発の809T(223系W12編成)に乗り、南彦根駅に向かいます。
昭和56年6月30日開業の橋上駅舎です。新設駅ということで、配線は2面2線です。南口は平和堂(本部)が近く、北口(これ)は滋賀県立大が近いです。
南彦根で30分滞在し、813T(223系W15編成)で河瀬駅に進みます。
平成10年3月改築の橋上駅舎です。配線は2面3線です。ベストアングルの場所には黒い車がずっと止まっておりました。
河瀬でも30分滞在し、17時13分発の817T(223系J12編成+V1編成)に乗車しました。安土駅で下車しようにも撮影には厳しい条件なので、そのまま近江八幡駅まで乗り通しました。この日は近江八幡YHに1泊です。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
参考文献 「旅」 2003年5月号