昨日のことになりますが、「平成23年 新潟・福島豪雨」の続きをお伝えします。
7月30日の大洪水は報道で大きく伝えられる所となりました。晴天となって、31日に入ると小阿賀野川の水位がだいぶ下がったので、信越本線の新津~新潟間が運転再開されました。上越線が未だに運転見合せなので旅行を見合わせましたが、取材には行ってきました。
信越本線2527M~白新線933M。115系L3編成+S4編成でした。通常は115系N編成+S編成ですので、これは異変です。上越線からの1723Mが運休し、信越本線432Mも運休だからでしょう。
13時頃の電光掲示板。この日は「北越」が全て運休し、長岡発着の列車は全区間運休でした。実際、新津~長岡が運転再開されたのは17時頃になってからでした。
ちなみに、家の近くの能代川の様子。あの水害から一夜明け、河川敷の畑は泥まみれでした。作物はみんな駄目ですね。
月曜になると、新津~長岡が通常通りの運転となりました。ただ、不通区間が生じている関係で車両不足となっており、本日の信越本線2520Mが115系2両編成(S12編成)になったり、同2240Dが4両編成から2両編成になるなどの異変が生じています。
上越線の長岡~越後湯沢は、明日も終日運転見合わせが決定しています。大沢付近で路盤流失が起きているらしいので、復旧には数日はかかるでしょう。週末には間に合うかどうか。その間、「はくたか」が長岡発着なので、北越急行さんには頭が痛いところです。磐越西線も未だに馬下~喜多方間が運転見合わせです。「じぱんぐ」の惨状を見せつけられると、一両日の運転再開は見込めないでしょう。また、只見線の会津坂下~小出間も終日運転見合わせです。会津横田~会津大塩で鉄橋が流失しているので、復旧までは1年はかかるでしょう。今回の豪雨の被害は甚大です。夏の「青春18」シーズンも厳しいです。
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