小海線駅巡りの最終回ですが、これに先立ちましてニュースをお伝えします。本日、北陸新幹線の列車名が発表され、東京~金沢の速達タイプが「かがやき」、長野~金沢各駅停車タイプが「はくたか」、富山~金沢のシャトル列車が「つるぎ」、東京~長野の列車が「あさま」と決定されました。個人的には、「はくたか」が存続してほっとしました。
さて、本題に入ります。臼田駅から乗った小海線231Dは、16時47分に中込駅に到着。この駅止まりの列車も少なくなく、2面3線の構内です。標高は673.4m。
中込駅はただの終着駅ではなく、背後が小海線営業所になっています。
改札をくぐる前に上部をご覧ください。過去に走ったジョイフルトレインのヘッドマークがいくつも展示されていました。
改札を抜けて駅舎の中へ。自動券売機の脇に「みどりの窓口」があり、営業は終日のようです。
その南方は、暖炉の付いた広々とした待合室となっていました。小海線の写真がいくつも飾られています。
改札と待合室の間は「小海線美術館」となっており、天井には信州の山々が描かれていました。
それでは駅舎撮影。昭和27年9月築の陸屋根の木造駅舎です。トイレは改札内に。この駅に降り立って小海線全駅下車達成。
駅舎の南方には「びゅうプラザ」。ちょうど西日が当たってロマンチックな色合いとなっています。
駅前の様子。タクシープール脇に公衆トイレ。道路を挟んで白い建物がありますが、COME21の解体工事だったのです。
それでは周辺散策。COME21の隣には蔵元はつうぐいす(初鶯酒造)。ですが、酒は一通り揃っているのでスルー。
大通りから左折すると、お洒落な建物のある商店街に入りました。訪問当時は何やらでした。
サルスベリの木の下に座り、佐久の花カップで打ち上げ。
中込駅から旧中込学校へは1.2kmと離れていませんが、気持ち良くなったところで駅に戻り、17時32分発の141D(キハE200-3+キハE200-2)に乗車。ボックス独占できないので、眼鏡をかけた女の子と相席。
17時59分に小諸駅5番線に到着。小海線駅巡り完了の記念の1枚。
しなの鉄道の切符を買うため一旦改札を出て、黄昏時の駅前花壇へ。お洒落な店が多い一帯です。
しなの鉄道は平常運転そのもので、18時20分発の6673M(115系S11編成)で長野へ。出発すると、高原野菜とカツの弁当で夕食。
長野到着後、信越リレー妙高5号(189系N103編成)に乗車。高田で交換した1358Mが遅れて直江津着が4分遅れましたが、信越本線1355M(115系N26編成)~同463M(E127系V1編成+V9編成+V12編成)に乗り継いで新津に帰還しました。
小海線駅巡りは以上です。「日本一宇宙に近い路線」の愛称があり、標高1000m以上の駅も少なくなかったです。2012年夏もそれなりに暑かったので、丁度いい避暑乗り継ぎになりました。ただ、佐久海ノ口駅は、取材から数ヵ月後に改築工事が行われ、簡易駅舎に変わりました。再訪できればいいですが、そう簡単に行けるところではありません。北陸新幹線開通後は長野~直江津が第三セクターになり、運賃がバカ高くなることが予想されるので(週末パスが使える場合を除く)、この機に実行しておいて正解でした。
次は何をお伝えしようかな。
完
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