先日、「JR東日本は新潟・秋田地区にGV-E400系を導入する」と書きましたが、八戸線には今年度中にキハE130系500番代が投入されることが発表されています。JR東日本の国鉄形殲滅作戦がいよいよ佳境を迎えたといえます。
さて、これから紹介するのは新潟の115系電車です。現在の新潟の115系の勢力は、N編成が12本と事業用車のL99編成にまでに縮小されています。高崎支社を見ても3連が若干本だけとなっており、115系が現在も残されているのは一人でも多くの鉄ちゃんを呼び込むためとも考えられよう。
前置きはこれくらいにして、2017年3月、4月の新潟の115系電車をお伝えします。特記以外は新潟駅での撮影です。
張子は、2017年3月1日の越後線1544M。今は亡きN22編成がN30編成を従えてました。
お次は、2017年3月4日の羽越線1925M。N36編成+N33編成でした。新発田駅で撮影。
新潟駅に行き、信越線434Mを。N38編成+N37編成でした。
4つ目は、越後線142M。N13編成でした。
5つ目は、2017年3月5日の信越線434M。N36編成+N33編成でした。
6つ目は、2017年4月1日の越後線1535M。キムワイプ色のN33編成でした。
7つ目は、2017年4月8日の白新線624M。N17編成でした。
8つ目は、2017年4月9日の信越線3373Mを。N37編成でした。新津駅で撮影。
新潟駅に行き、越後線143Mを。N40編成+N35編成でした。
2017年4月15日。摂田屋蔵開き号は、お約束通りのN3編成でした。
信越線434MはN36編成+N33編成でした。
越後線139MはN18編成でした。
羽越線1932MはN34編成+N35編成でした。
2017年4月21日。越後線142MはN34編成でした。
越後石山駅に行き、信越線447MはN18編成+N17編成でした。
2017年4月22日。白新線624MはN34編成でした。
東新潟駅に行き、羽越線1928MはN40編成+N30編成でした。
新潟駅に戻り、越後線139Mを。N38編成でした。
羽越線1932MはN13編成+N33編成でした。
信越線3373MはN37編成でした。
越後線143MはN17編成+N18編成でした。
2017年4月29日。信越線434MはN18編成+N36編成でした。
越後線139MはN17編成でした。
羽越線1932Mは、キムワイプ色のN33編成が湘南色のN40編成を従えてました。
最後に、2017年4月30日の信越線434Mを。N40編成+N33編成でした。
2017年3月、4月の新潟の115系電車は以上です。3月4日以降は新ダイヤとなっており、新潟の115系電車の現況がほぼ反映されているでしょう。N3編成、N33編成、N40編成は特に人気となっており、撮影する者が少なくありません。
さて、冒頭に登場した越後線1544Mですが、E129系B編成1本となっています。問題は、その前運用である越後線151Mで、5分程度遅れて新潟駅に到着することが最早日常茶飯事となっています。恐らく、白山駅時点ですし詰めになっているものと思われます。4番線に到着した羽越線942Mから1番線から発車する越後線1544Mへの乗り継ぎにトライする医福大生もいるほどです。
ところで、『鉄道ファン』7月号には「E129系は所定の本数が揃っているので、115系はやがて消えゆくものとして見守っていきましょう」との記述がありましたが、新潟の115系電車の命運を握るのは新潟駅高架化工事だと考えられます。新潟駅の高架完成後は、在来線が3面5線となります。JR東日本新潟支社は、越後線と白新線(または信越線)との相互直通運転を拡充したり、「新井快速」にE127系を充当させたりして対応する腹積もりなのでしょう。新潟の115系電車は、早くて来年の高架暫定開業時に、遅くても再々来年の高架全面開業時には終焉を迎えることでしょう。
JR東日本管内を見てみますと、今月より「信州DC」が始まっています。よって、次は「しなの鉄道全駅下車への道・第1回」をお伝えします。