JL305便は9時35分に福岡空港に到着。手荷物受取などをしているうちに9時50分を過ぎて。しかも、福岡空港は改良工事中!!
果たして、福岡市営地下鉄空港線に乗れたのは、10時発の455C(1500系11編成)にて。よって、福北ゆたか線4624Hには間に合わず…。
10時6分に博多駅に到着。この時間の後藤寺線が1時間ヘッドなので田川後藤寺へのアプローチを諦め、22分発の鹿児島線4232M(813系R1112編成+R102編成)でとりあえず西小倉駅へ。
「ムーンライト九州」などで散々通った風景を眺めつつ、11時31分に西小倉駅に到着。折からの強風で18分ほど待たされ、11時44分発の日豊本線543M(813系R1104編成)で城野方面へ。
南小倉駅に着くまでの間、日豊本線の概要を紹介します。日豊本線は、西小倉から大分、宮崎、都城を経由して鹿児島まで結ぶ、全長461.8km、駅数108の「幹線」です。嘗ては「富士」などが全線通して行き交っていましたが、現在は特急列車までもが系統分離されています。特に、宮崎へは高速バス利用が便利になっており、日豊本線は凋落傾向です。区間によって輸送量に大きな格差が生じており、佐伯~延岡間のような「18きっぱー」泣かせの区間も存在します。
車両についてですが、まずは特急列車から紹介します。「ソニック」は883系または885系で運転されています。「にちりん」「にちりんシーガイヤ」「ひゅうが」「きりしま」は、783系又は787系で、「はやとの風」は専用のキハ147系で運転されています。
次に、普通列車です。813系は小倉~宇佐間、815系は中津~佐伯間(現在は臼杵まで)、415系は小倉~佐伯間、国分~鹿児島間(現在は、佐伯~南延岡間にも入線する)に充当されています。キハ220系は亀川~南延岡間を担当します(「宗太郎越え」の普通列車の唯一の形式!)。高鍋~西都城間は日南線用の気動車が充当します。出入区の関係で、隼人~鹿児島間は肥薩線、吉都線用のキハ147系が入線します。
5分遅れの11時53分に南小倉駅に到着。島式ホーム1面2線の構内です。
跨線橋を渡って駅舎の中へ。4台の自動改札の左手に「みどりの窓口」があり、営業時間は5:15~23:00です。
それでは駅舎撮影。昭和26年9月築の平屋の駅舎です。右手には洋品店・久里寿があり、営業時間は11:00~19:00(日、月、第2土曜休み)です。尚、トイレは久里寿の右手に。
昼食場所を探しに周辺散策。駅前には開店したての唐揚げ屋がありますが、テイクアウト店。その左手の焼肉屋は夜営業のようで。
数分ほど歩いて暖簾が掛かっていた「大樹」へ。年配の方が送って食べに来る、天麩羅料理屋でした。格調高い店だからか1200円と少し値が張りましたが、久々に熱々の天丼に舌鼓を打ちました。
精算を終えると、出発まであと7分だ~。
話が変わりますが、JR東日本長野支社は本日、E353系について来たる12月23日より営業運転に入ることを明らかにしました。差し当たり、「スーパーあずさ」の4往復に入ります。鳴り物入りで登場したE351系がいよいよ終末期を迎えるかと思うと、時の流れを感じずにはいられません。
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参考サイト さいきの駅舎訪問