少し古いデーターですが、SL日本海庄内号についてお伝えします。
毎年9月下旬、村上から酒田までC57 180によるSL列車が走ります。土曜日は村上を昼頃に発車し、酒田に夕方に到着して滞泊します。日曜日は昼頃に酒田を発車し、15時過ぎに村上に到着するというものです。昨年は「SLえちご日本海号」でしたが、今年は「SL日本海庄内号」となったものです。
2017年9月23日、新津駅の回送場面から村上駅発時点まで撮影を果たしました。どうぞ、ご覧下さい。
7時16分頃、入換用のDLに伴われて「SL日本海庄内号」の客車が新津駅6番線に据え付けられました。
7時30分頃、C57 180がショウアップし、当該客車に連結されます。
C57 180の連結が完了し、一瞬だけ編成美を見せてくれます。その後、エスコート機が繋がれたのは言うまでもありませんが。
10時29分頃、EF81 151がエスコートする「SL日本海庄内号」の編成が坂町駅4番線に入線。
坂町駅でのバカ停の間に機関士は車輪確認。
このバカ停を無駄にする手はないので、編成をじっくり見ておきます。「SL日本海庄内号」の仕業は、臨A57行路です。
ドア脇のサボ。SLばんえつ物語と同様の配色です。
トイレ上のサボ。笹川流れ、稲穂、鳥海山が配されています。
最後に、ヘッドマークを。先ほどのサボと同様の絵柄です。
その後、岩船町駅でもバカ停したようで、11時52分に村上駅に到着。
折角なので、横から。ELとSLの間に架線が入ってしまったけど。
SLの雄姿を見ようと村上駅のホームへ。トッキッキとタイボーくんがお出迎え。
2、3番線の島に行くと、サケリンがお出迎え。
そして、向かいにはオコジロウとオコミが。
12時6分頃、エスコート機が間島に向けて発車しました
出発の12時26分まで撮影タイム。機関車の前は当然激パ状態。警備員も立っているし。私もやっとのことでモノにしました。
その時、向かいにはオコジロウとオコミに加えてタイボーくんも。
その隣では吹奏楽部の演奏が。お客さんを見送ってくれます。
最後に、「村上駅」の字体を。和風に変わっていました
「SL日本海庄内号」は以上です。村上駅1番線では村上茶が振る舞われるなど、来秋のDCに向けて新潟・庄内地域をPRしていこうという姿勢が見て取れました。果たして来年は、どんな列車名になるのでしょうか。
しかしながら、ここにきて残念なニュースも入っています。JR東日本新潟支社が来年度以降の「SLばんえつ物語」について新津駅発着に改めようと話を進めていることが明らかになっています。新潟駅の新3、4、5番線の坂が登れないからということになっていますが、真の理由は12両編成を受け止められるようつくられた現2、3番線が閉鎖されるからでしょう。新津~新潟間をEF81でエスコートしていく姿は今年限りということになりそうです。
次は、「南武線開業90周年キネン乗り継ぎ」をお伝えします。