日田彦山線駅巡りの前にニュースをお伝えします。JR九州は一昨日、台風18号の影響で運転を見合わせている日豊本線の臼杵ー佐伯間について、来る12月18日に運転再開することを明らかにしました。当初の見込みより早まったというか、JR魂というものを感じます。これで、「ソニック」「にちりんシーガイア」などが元の通り、佐伯、宮崎空港まで走ります。が、現在、本数が少し多くなっている宗太郎越えの普通列車が朝夕だけの運転に戻るので、少し寂しくなってしまうかなという感じです。
さて、本題に。大行司駅を出発して国道211号に出ると、高木神社に到着。ここで旅の安全を祈願してきました。で、大行司駅内のトイレが匙加減専用だったので、このトイレは鉄道利用者専用のを兼ねていたりします。
少し南下すると、レトロな建物に。音楽堂です。この建物も今度の九州北部豪雨で被災してしまったのだろうか。
国道211号は道路拡張工事中。で、左手を見ると法面の工事が。東峰村の自然の厳しさを実感させられました。
日田彦山線の高架をくぐると、東福井農道記念碑が!
出発して17分ほど、浄土真宗本願寺派の寺院である西念寺を通過。
その西念寺から3分ほど進むと無量寺の跡が。
「ランチ 730円」をスルーすると、何やら大型バスの群れが貸切バス会社の車両置き場みたいです。
大行司駅を出て32分で宝珠山駅に到着。細長くてファサードもしっかりしている木造駅舎ですが、平成9年3月築の「福井コミュニティーセンター」を併設した合築駅舎です。
駅舎に入る前に駅前の福井神社に。日田彦山線駅巡りは、本当に神社と縁があります。尚、御祭神は、イザナミノミコト、速玉男尊、事解男解です。
お参りを終えて駅舎の中へ。窓口や手荷物扱所が再現されています。ここで玄米ブランで昼食タイム。
駅舎のホーム側にはラッチ跡が再現されてました!日田彦山線の木造駅舎は演出がスバラシイ。
少し早いですがホーム上へ。駅舎とホームとの間には微妙な空間が。宝珠山駅は交換設備が撤去されて棒線化されているのです
100m弱夜明方に進んだ所には福岡・大分県境が向こうには自動車修理工場がありますが、明らかに大分県側にあるので、固定資産税については日田市に納めているはずです。
早くも出発の時間となりました。12時27分発の952D(キハ147 91+キハ147 1043)に乗車して城野方面へ。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問