名松線駅巡りの前にニュースをお伝えします。JR東日本新潟支社は一昨日、来年1月の引退が決まっているNO.DO.KAについて、正月休み後の6日の酒田往還、翌7日の六日町往還をもってラストランとすることを明らかにしました。7日の六日町往還は、往路が上越線経由、復路がほくほく線経由となります。いずれもびゅう商品専用で、昨日から発売されています。(もう売り切れたかも)
さて、本題に。紀勢本線917Dは、9時23分に松阪駅に到着。昼食用の駅弁を購入し、38分発の名松線411C(キハ11-306)に乗り継ぎます。
関ノ宮駅に着くまでの間、名松線の概要を紹介します。名松線は松阪と伊勢奥津を結ぶ、全長43.5km、駅数14の地方交通線です。本来ならば名張まで結ばれる予定でしたが、伊勢奥津まで開通した時点で頓挫して今に至っています。北海道新幹線の開業と同時に全面復旧したのは前回の記事で挙げた通りです。
名松線の最大の魅力はタブレット交換です。私が知る限り、JRではこれと札沼線(非電化区間)だけでしょう。
車両については、キハ11系が基本となっています。紀勢本線などでロングシートのキハ25系が跋扈する中、数少ないセミクロスシートが味わえる路線として鉄道ファンなどに親しまれています。
10時11分に関ノ宮駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。
それでは駅舎撮影。昭和51年12月築の待合所です。
待合所の部分を拡大。長椅子が1つあるだけで、トイレや券売機などはありません。
時刻表を。上下それぞれ8本ずつです。
滞在時間が15分しかないので駅前だけ。道路を挟んで向かいには三重中央農協が。
10時26分発の408C(キハ11-305)で松阪方面へ。
10時33分に伊勢大井駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。
それでは駅舎撮影。先ほどの関ノ宮駅と同タイプの待合所ですが、昭和28年12月築です。
待合所は、これまた長椅子1つだけ。先ほどの関ノ宮駅がFRP製だったのに対し、こちらは純木製です。
見取り図を描き終えると、伊勢川口駅まで駅間徒歩することに。
つづく