日田彦山線952Dは、13時8分に豊前川崎駅に到着。一見する限り片面ホーム1面のみの構内ですが、前後の配線からして交換設備などが撤去されて棒線化されているのが明らかです!
では駅舎の中へ。左手に窓口があり、営業時間は7:10~17:30です。右手には農産物などの直売所が。平成28年4月1日より川崎町営になっています。尚、自動券売機はホーム上に。
それでは駅舎撮影。平成12年9月築のコンクリ駅舎です。トイレは城野方に。
時刻表を。上下それぞれ1時間に1~2本ずつです(土休日の場合)。平日の6時台の上りは3本です。滞在時間は19分。
駅前には何やら鳥居が。折角なので、登ってみます。
急坂を登り切り、鳥居越しに豊前川崎駅を。この神社は須佐神社といいますが、社殿はなく祠だけです。
この須佐神社から南方の眺めを。川崎町立図書館・パピルスホールが。
後ろ髪を引かれるかのように、13時27分発の947D(キハ40 8051+キハ147 58)に乗車して添田方面へ。
編成中間の「助手席」は立ち入り禁止となってました新津の国鉄形気動車では開放されており、しばしば学生などが利用しますが。
13時35分に添田駅に到着。島式ホーム1面2線+側線1本の構内です。
嘗ては添田線の終着駅であり、それなりの規模であろうと期待していましたが、降車位置はあくまでも「運転席のすぐ横」。構内踏切を渡って長い通路を歩かされて駅舎に入ると、見事に無人化されて自動券売機に置き換えられていました
それでは駅舎撮影。昭和63年築の、「添田町物産館」併設の駅舎です。トイレはエントランスのすぐ右手に。
で、トイレの右手にはテーブル付きの待合室があり、D51 115の模型が飾られてました。尚、「添田町物産館」はその右手に。
見取り図を書き終えると、写真に目がいきました。この中でも最も印象に残ったのは香春岳の姿でした。昭和初期、高度経済成長期、平成と経るにつれて、頂上がどんどん削り取られているのが分かります。香春岳の変容は、ニッポンの土木事業の歴史そのものです。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問