新潟駅高架化工事の最新事情をお伝えします。
JR東日本新潟支社は、来春のダイヤ改正のプレリリースの中で、「いなほ」と「とき」との平面乗り換えについて触れています。これによると、新5番線と11番線との間には中間改札が2ブース設けられるとのことです。ただ、時期については「4月中」となっているだけで、具体的な日時についてはまだまだということで。
ところで、新潟駅の西改札付近では、暫定高架化に合わせた商業施設の開業に向けて工事が進められており、みどりの窓口からぽんしゅ館に向けての通路が狭くなっています。果たして、来春のダイヤ改正での番線割り振りや、今度開業する商業施設がどうなっているのかなど、今から楽しみにしているところです。
それでは、新潟駅高架化工事の「いま」を見てみましょう。
2017年12月9日。西口改札のみどりの窓口前にて。旧ヨドバシカメラの区画は、ホワイトボードに覆われ、工事用出入口があるだけです。通路は、2人並んで歩けばいっぱいいっぱい。
突き当たりからバスターミナルに向かって。旧ヨドバシカメラB館の区画もホワイトボードに覆われています。工事前に比べると、通路が格段に狭くなっています。今はもう少し広いかな。
嘗てエルフィンやみかづきなどがあった区画へ。高架のコンクリートが剝き出しで、風が吹き抜けます。
新2~5番線となる高架の外観はもう完成していますが、乗り換え階段や電気設備などの工事が残っています。
2017年12月15日。この日は越後線に乗る機会を得たので、白山~新潟間を。暫定高架化後、越後線は新潟駅から信濃川橋梁の手前まで複線化され、白山折り返しが何本か設定されます。
新潟駅高架化工事の「いま」は以上です。来年の暫定高架化の際、信越線423Mや羽越線1925Mの到着番線は果たしてどうなるだろうか。新2~5番線と8、9番線間の乗り換えの際、動線が長くなることから現行の5分程度で済まなくなることは確実です。新潟駅で乗り換える際は余裕を持つべしです。
これは今年の最後の記事です。来年もまた「クハ481-103の駅巡り旅のページ」を宜しくお願いします。