札幌市で不要不急の外出や市外への往来の自粛が叫ばれるほど新型コロナの「第3波」は隆盛を極めており、初詣のあり方は大きく変わろうとしています。そんな中、大みそかの終夜運転についても、鉄道会社によって対応が分かれています。JR東日本で首都圏での終夜運転を実行に移す中、東急電鉄や東武鉄道は終夜運転を取りやめて通常の土休日ダイヤで運転することにしています。尚、正月三が日の東武大師線の増発運転は実施されます。
さて、本題に。10時前に広島平和記念資料館に到着。本展を見終えて常設展へ。原爆を開発した科学者や原爆実験が紹介されてました。日本軍が開発して途中で頓挫した「新型爆弾」は、実はこれでした。
続いて、焼き付いた着物の柄が紹介されてました。まるで刺青のよう。
世界各国の核弾頭保有状況を見た後、水素爆弾が紹介されてました。第五福竜丸がこれの犠牲になっています。
広島に投下された「リトルボーイ」の8分の1の模型。人1人分くらいの大きさの爆弾であれだけの殺傷能力を持つのです。
続いて、長崎に投下された「ファットマン」の8分の1の模型。広島のよりも一回り大きかったのです。
「原爆ドーム」の模型。被爆前は「広島産業奨励館」だったのです。
熱線を浴びた瓶などを見て、広島の町に関する米軍資料へ。米軍は、広島に原爆を投下する際、事前に綿密に計画を立てていたのです。呉に大きな軍事拠点があることから標的にされたといえます。
「広島市のあゆみ」を見て、1Fにある無料の企画展へ。「海外収集資料から見る広島の原爆被害と復興」でした。
まずは、あの「ピカドン」の場面。例のキノコ雲は米軍でなければ撮りえなかったでしょう。
爆風で倒壊した木造の家屋。原爆の威力の大きさを物語っています。
欄干の影。アスファルトが熱線で焦げて橋の欄干が日光を遮り、欄干の影が白く映えています。
被爆1年後の原爆ドーム。現在は、修学旅行などにおける重要なチェックポイントとなっています。
平和踊り。復興しきれていなかった時期でも、市民はお祭りをしたのです。
時計を見るともう11時40分過ぎ。このまま長居すると広島電鉄完乗が覚束なくなってしまうので、このまま外に出ます。で、平和記念公園の入り口にはマルセル・ジュノー博士の顕彰碑が。
話が変わりますが、京王電鉄は今日、来春のダイヤ改正で京王線及び井の頭線で終電の繰り上げを実施すると発表しました。京王線は、下りが新宿発で15分ほど、京王多摩センター時点で20分ほど繰り上がり、上りは15〜30分ほど繰り上がります。井の頭線は、渋谷発で15分ほど、富士見ヶ丘以西で20分ほど繰り上がり、上りも15分ほど繰り上がります。
つづく