ここ数年は、JR東日本は駅の「みどりの窓口」などの廃止を急速に進めています。このダイヤ改正では、燕駅と羽生田駅が無人化され、大甕駅のみどりの窓口と十文字駅の指定席券売機が廃止されました。2月末には、燕三条駅で「みどりの窓口」が廃止されて「話せる指定席券売機」に変わりました。で、今回は、越後曽根駅の合理化についてお伝えします。
越後曽根駅は、新潟市西蒲区の入口にある駅で、つい数年前までは西川竹園高校が付近にありました。あの時にお伝えしたように、徒歩数分の所にグループホームがありました。内野駅ほど利用客が居なさそうな駅でしたが、ついこの間まで「みどりの窓口」が残っていたのが不思議でした。訪問日は、2023年4月22日(土)でした。
越後曽根駅へは130Mでアプローチ。127Mと被ってますが、対面式ホーム2面2線の構内です。
時刻表を。概ね1時間に1本ずつですが、7時台の下りが3本です。現行のダイヤでは、2番線を使う機会が7回あるようです。
跨線橋を渡って駅舎の中へ。窓口が閉まってますね…。
それもそのはず、越後曽根駅の「みどりの窓口」は2月28日をもって終了したのです定期券や特急券などは巻駅とか内野駅で買うようにとのことで。
でも、10:20~11:50に限り駅係員が居るということで、ゴミ箱は生きています
自動券売機も1台だけ健在です。
新潟方には16人分座れるベンチがある待合所が。パンフ類こそ最小限に絞られてますが、エアコンの停止はありません。
ただ、駅員の案内放送がないということで、隣駅を出発したらホームに出ろという掲示が
改めて駅舎撮影。昭和41年12月築の陸屋根の駅舎がそのままでトイレが新潟方にありますが、トイレットペーパー類は通常通りの運用でした。
ふと壁面を見ると、何やらアートのようなものが
越後曽根駅からは、タクシー及び白根桜町方面、西蒲中央病院方面へのバスが出ています。
その白根桜町方面のバスは、平日は3本、土休日は2本しか出ていません。しかもワゴン車で。
越後曽根駅の合理化については以上です。みどりの窓口がなくなって定期券が買えなくなってしまったのは、無人化に向けての第一歩といえるでしょう。ただ、短い時間ながら駅係員が居るということで、ゴミ箱が使えてエアコンも現役です。もし、羽生田駅みたいに無人化されればゴミ箱は確実に撤去されるでしょう。下手すると、岩室駅みたいに乗車駅証明書発行機だけになってしまうかも。今後の動向からは目が離せません。
昨日、能登半島であれだけの大地震がありましたが、GWのUターンラッシュは今日といわれています。次は、「川越市市制100周年キネン乗り継ぎ」をお伝えします。