梅雨末期の豪雨というものは、必ずといっていいほどニッポンのインフラに何らかの被害をもたらすものです。一昨日の豪雨では、美祢線の四郎ケ原〜南大嶺間の第6厚狭川橋梁が流失して、周辺の信号通信設備などにも被害が出ています。また、山陰本線の長門粟野〜阿川間では、粟野川橋梁が傾きました。「〇〇のはなし」については、年内にも運転再開出来るかもしれませんが、美祢線の復旧には年単位の戦いになるでしょう。20日から夏の「18きっぷ」のシーズンが始まりますが、長門地域への乗りつぶしはちょっと厳しいですね。尚、山陰本線の長門市〜小串間及び美祢線については、明日から代行バスが運転されます。
さて、本題に。「佐野のわたし」に向かって周辺散策。駅前には真新しいアパートが並んでいます。
踏切を渡って。佐野のわたし駅は、烏川を見せるためではなく、この新興住宅地の住民の便を図って設置されたのです。
マンション脇の細道を進むと、烏川にかかるか細い橋に出ます。佐野の舟橋跡があったりします。
駅を出て5分、烏川を渡ります。すぐそこに上信電鉄の鉄橋が。
川面が朝日を浴びて輝いています。この旅で最も記憶に残った風景です。
佐野橋を渡り切ると、芦の生えた河原に出ました。一見したところ、根小屋駅まで駅間徒歩出来そうですが…。
再び烏川を渡ると、ちょうどE7系が通過していきました。
8時12分発の14(700形704編成)で佐野のわたし駅を出発。
8時14分に南高崎駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。
では駅舎の中へ。吹きさらしのベンチが並んでいます。
それでは駅舎撮影。といっても、白い待合所が1つだけです。
高崎方にあるブロック積みの建物。信号機器のようです。
で、トイレは下仁田方に。
僅か10分の滞在時間で周辺散策。閑静な住宅街になっています。踏切を渡って上越新幹線と高崎線の線路を越えると沖電気の工場が。
駅を出て2分ほど、城南医院に出ました。
この交差点を右折すれば国道17号に出ます。尚、城南プールや城南野球場へは徒歩5分ほど、琴平神社へは徒歩10分ほどの所にありますが、今回訪問を果たせなかったのが残念なところ。
話が変わりますが、関東鉄道では、昨日をもってキハ310形の定期運用が終わる予定でしたが、「皆様の熱い想いに応えて」明日から12日まで定期運用に入ることになりました。今度は、ヘッドマークなしの姿で。このキハ310形は、7月15、16の両日にさよなら運転&撮影会が実施されることになっています。
つづく