長野DCが終わり切っていない今月、「幕末維新やまぐちディスティネーションキャンペーン」が始まりました。SLやまぐち号は新型客車35系に切り替わり、11月下旬頃にはD51 200の営業運転が始まります。草江駅では現在、地元中学生によりアートが施されており、今月12日に完成して23日にセレモニーが催される予定です。
さて、これからお伝えするのは、2017年7月21日~23日の「宇部線・小野田線全駅下車の旅」です。JL2250便で伊丹空港に出て夜行バスで小倉に行った後、宇部線、小野田線の駅を巡ってきたものです。ただ、「全駅下車」とはいえ、宇部新川駅は登場しません。日程の都合で巡れなかったのです。2002年冬に降り立ったことがあるので、よしとしましょう。
前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。
2017年7月21日(金)。自転車で新津駅に行き、16時52分発の信越本線2553D(キハ47 520+キハ47 1513+キハ47 521+キハ47 1518)で新津駅を出発。
新潟空港の食堂で夕食にした後、19時5分発のJL2250(JA245J)で伊丹空港へ。久しぶりにクラスJに座ってみると、相当ゆったりしたように感じました。
20時6分に伊丹空港20番スポットに到着。20時43分発の大阪モノレール(1100系1105F)で蛍池駅に行き、20時53分発の阪急宝塚線(6000系6002F)に乗り継ぎます。21時10分に中津駅に到着しましたが、最後尾から降り立ったので出口まで遠く、しかもホームが最狭クラスなので通過列車に肝を冷やしながら。
梅田スカイビルでしばし待ち、22時40分発のウィーラートラベルJ1522便で一路九州へ。私が乗車したのは、左のリラックスNEW(京都200か29-30)。三木SAと壇ノ浦PAで外に出た他は殆ど寝てました。
6時43分に小倉駅北口に到着。持参のパンで朝食をとり、7時21分発の山陽本線5128Mで関門トンネルをくぐります。大分の415系では珍しいクロスシート車のFo117編成でした。
2分遅れの7時37分に下関駅に到着。速攻で42分発の3402M(右の115系N04編成)に乗り継いで宇部駅へ。
8時25分に宇部駅に到着。速攻で宇部線1426M(105系K07+K08編成)に乗り継ぎました。
宇部岬駅に着くまでの間、宇部線の概要を紹介します。宇部線は、新山口と宇部を結ぶ、駅数16、営業キロ33.2kmの「幹線」です。1914年1月9日に宇部~宇部新川(現駅名)間が宇部軽便鉄道の手により開通し、1925年3月26日に宇部鉄道の手により新山口まで全通しました。1943年に国有化され、宇部線となっています。開業当初、岩鼻~宇部新川間は藤曲経由でしたが、1952年4月20日に電化された際に居能経由に切り替わっています。また、重安から宇部港駅まで石灰石貨物列車が走っていましたが、2009年10月18日に廃止されて今日の姿になっています。尚、車両については、105系が中心で123系がサポートする形態となっています。
宇部新川駅にて1836M(123系U15編成)に乗り継ぎ、8時49分に宇部岬駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。
跨線橋を渡って駅舎の中へ。窓口のようなものがありますが、無人化されて自動券売機に置き換えられています。
それでは駅舎撮影。大正12年1月開業時の木造駅舎が健在です。
新山口方には昭和60年6月29日築のトイレが。外からは利用できません。
で、宇部方にはミニ庭園が。既述の通り無人化されており、干上がっています。
そして、駅舎の前にはロータリーが。ソテツが南国情緒を醸し出しています。
時刻表を。空白の時間帯こそありますが、上下其々概ね1時間に1~2本ずつです。当駅始発は下りが2本(いずれも休日運休)です。
滞在時間が19分しかないので駅前だけ。目の前にこそ居酒屋がありますが、光電業㈱や宇部シティーホールなどが至近です。私と一緒に下車した眼鏡女性もそこに吸い込まれていきました。
出発前に掲示を。この日は宇部市花火大会の日だった夕方は混みそうだな、こりゃ。
つづく
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