前回の記事で反映出来なかったですが、JR西日本は一昨日、3月9日に始発列車が土砂に乗り上げた影響で運転を見合わせている芸備線の東城〜備後落合間の運転再開見通しについて明らかにしました。4月下旬に車両の撤去及び斜面の工事が終わり、5月上旬に運転再開する見通しです。あくまでも私の勘ですが、運転再開は5月1日あたりではないかと思われます。それまでの間、ジャンボタクシー等による代行輸送が行われています。「18きっぷ」等で抜けられるご予定のある方はご留意あれ。
さて、本題に。函館本線2842Dは15時24分に渡島沼尻駅に到着。交換可能駅で対面式ホーム2面2線+側線1本の構内ですが、上下ホームは互い違いです。
駅舎撮影の前に駅名標を。渡島沼尻駅は「N67」です。
一緒に下車した「同業者」が撮影し終えたところで駅舎撮影。昭和20年6月の開業時からの味のある木造駅舎が健在です。トイレはありません。
旅客が入れるのは右手の一角だけ。4人分座れるベンチがあるだけです。駅ノートが備え付けられています。
時刻表を。上り7本、下り5本です。滞在時間は28分…。
渡島沼尻駅は、うっしーさんのサイトで第48位の秘境駅(2020年3月18日現在)。駅前には二ツ山朝日神社が。
二ツ山朝日神社と同じ敷地には開拓会館が。つくづく思うのですが、北海道は歴史は開拓から始まっているのです。それにしても、風が吹き抜けるだけで人っ子一人歩いておりません。
森駅から掛澗駅まで歩いてきたので散策せず。15時42分頃に構内踏切が鳴ったので少し慌てましたが、2841Dである「キハ40 734」が早めにやってきたのです!
この2841Dは10分ほど停車し、3056レと交換していきました私はこれを撮り終えた後、即座に「キハ40 734」に戻りました。
16時1分に渡島砂原駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。
構内踏切で上りホームに渡って駅名標を。渡島砂原駅は「N66」です。
それでは駅舎撮影。昭和20年6月の開業時からの細長い木造駅舎です。
トイレは森方にありますが、汲み取り式です。
駅舎に入ると、2842Dで降り立った男性が居座っていました。窓口や荷物扱所のようなものがありますが、無人駅で何もありません。
話が変わりますが、昨日のお昼過ぎ、長良川鉄道の美濃太田駅手前300mのところで1両編成の列車が脱線し、40代前半の女性が軽症を負いました。今日、国の運輸安全委員会が調査したところ、レールとの間に30cmの隙間が生じていたそうです。原因についてはこれから詰めることになりますが、運転再開にはあと数日かかるでしょう。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
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