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現美新幹線の廃車発生品が明日から競売に

2021-05-27 16:34:53 | 新潟の鉄道

 鉄道友の会は昨日、2021年のブルーリボン賞及びローレル賞を発表しました。2021年のブルーリボン賞に輝いたのは、近鉄の「ひのとり」でした。近鉄にとっては、「しまかぜ」以来7年ぶり9回目です。また、ローレル賞には、E261系「サフィール踊り子」及び「N700S」がそれぞれ輝きました。
 それはさておき。「現美新幹線」は3月頭に廃車になり、GW前から廃車発生品が新潟、燕三条、長岡、浦佐、越後湯沢の各駅で活用されています。そんな中、12号車で使われてたソファーが、明日の14時から31日まで「JRE MALL」で競売にかけられるのです。2人用×1脚、1人用×1脚、ナンバープレート1個です。
 それでは、新潟駅及び浦佐駅の現美新幹線の廃車発生品について見てみましょう。



まずは、新潟駅から。西側新幹線改札を向く形で3人分座れるソファーがセットされています。



そのプレート。世界最速の芸術鑑賞「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」車内に設置されていたソファーです。営業運転されていた年次も記されています。



待合室の入口にも3人分座れるソファーが。ショーウィンドウに背を向ける形で。



で、トイレの脇の「禁煙」の表示の下には、2人座れるソファーがセットされています。



そして、「ありがとうMax」のショーウィンドウの向かいにも3人分座れるソファーがセットされています。



NEWDAYSの脇の階段の入口には、11号車の座席と「現美」のプレート(?!)が保存されてました。13号車の絵画のレプリカも。



その裏側では、現美新幹線の各車両の内容が紹介されてました。



14番線にある広告は、真っ白になってました在りし日には「現美新幹線」が紹介されていましたが。



東側の新幹線改札を出ると、「工事用出入口」の前に3人分のソファーが並んでいました。



そして、「みどりの窓口」の脇には、3人分のソファーと2人分のソファーが並んでいました。




続いて浦佐駅。改札外のコンコースには、NEWDAYSの向かいの柱の周りに2人分のソファーが囲んでました。



新幹線改札内には、11号車の座席及び「GENBI SHINKANSEN」のプレートが保存されてました。編成案内を挟んで2人分座れるソファーが。


 現美新幹線については以上です。「自由席」として設置されていたソファーが、停車駅だった各駅の待合スペースに有効活用されており、オークション分も含めて廃棄されているのが殆どないことが窺えるでしょう。果たしていつまでお客様のために使われるだろうか。
 話が変わりますが、木次線のジョイフルトレインである「奥出雲おろち号」は、2023年の運転を最後に終止符を打つことになりました。車両が老朽化が甚だしく、代替車両の製造予定もないからでしょう。2020年代は、ジョイフルトレインにとって冬の時代になるでしょう。
 次は、「SL村上ひな街道」についてお伝えします。


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