山陰線駅巡りの前に北海道新幹線関連のニュースをお伝えします。JR北海道は昨日、北海道新幹線の料金体系を発表しました。新青森~新函館北斗間の乗車券+特急券は7260円(普通車・通常期)で、特定特急券は新青森~奥津軽いまべつ、木古内~新函館北斗が其々1310円、奥津軽いまべつ~木古内間が1490円となりました。北陸新幹線の特定特急券が良心的な価格だったので、北海道新幹線のキロ当たり特急料金が東北新幹線の1.52倍というのはどう考えても「ぼっている」としか思えません。JR北海道は「青函トンネルの保守・管理及び冬季のメンテナンスコストを考慮した」としていますが、相次ぐデーター改竄や出火事故で揺れている中、可及的速やかに建設コストを回収しようという力学が強く働いたからではないかと考えられます。
では本題に。「こうのとり3号」が1番乗り場に到着し、山陰線432Mは八鹿駅を発車。「こうのとり3号」が国鉄色の381系だっただけに、ちょっと惜しいチャンスを逃したなといった感じでした。
11時38分に和田山駅4番乗り場に到着。播但線との分岐駅で、島式ホーム2面の構内です。
駅裏の方を見ると、朽ち果てた煉瓦車庫が。何とか保存する方策はないのだろうか。
階段を上がって改札を抜けました。改札の左手には「みどりの窓口」があり、営業時間は5:10~23:00です。
窓口から出口方向に進み、右手の部屋に入ると待合所。KIOSKが併設されています。尚、左手の部屋はトイレです。
待合室の中から駅前の様子を。駅前道路は「和田山駅前センター街」です。付近には朝来市役所が。
地上に下りて駅舎撮影。昭和51年4月築の、3階建のコンクリ駅舎です。1階は喫茶「和幸」となっており、夕食用の但馬の里牛肉弁当を購入しました。
駅前ロータリーには「!」のようなモニュメント。「浮くかたち—宙」(植松奎二)です。
再び改札をくぐってホームに上がると、キハ41の並び右は国鉄色、左は「鉱石の道」ラッピング車でした。
山陰線ホームに上がって見取り図を描いていると、1人の女のコに出会いました。豊岡に遊びに行くとか。彼女と共に、11時59分発の431M(223系F9編成)に乗車して豊岡方面へ。
12時4分に養父駅に到着。交換可能駅で、島式ホーム1面2線+保線用側線1本の構内です。
では駅舎の中へ。委託駅ながらも窓口が生きており、荷物扱所の跡も残っています。
駅舎に出る前に時刻表を。上下16本ずつ(土休日運休1本含む)で、内14本がワンマンです。滞在時間は28分。
それでは駅舎撮影。明治41年3月築の木造駅舎が健在です。
トイレはどこかというと、線路寄りの隠れたコンクリの一角に。昭和56年3月築です。
ミニ庭園を拡大。鉄道100周年で植えられた樹木もありますが、極めて良好な状態を保っています。今まで訪問した木造駅舎の中で最も印象に残りました。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
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