このカテゴリーは今まで「大糸線」としましたが、信州地区の路線をお伝えするべく、「信州地区」と改めます。
これからお伝えするのは、飯山線の駅巡りです。飯山線は、越後川口と豊野を千曲川に沿って結ぶ地方交通線ですが、平成16年春に全駅下車達成しました。その直後に森宮野原駅が合築駅舎として生まれ変わり、平成18年12月には上境駅が簡易駅舎となりました。平成20年代に入って、信濃白鳥、平滝、桑名川、横倉と改築が相次いでいます。今回はそのうちの3駅を訪問します。2013年3月9日(土)に実施しました。
「18きっぷ」に日付印を入れ、6時25分発の信越本線422M(115系L4編成)で新津駅を出発。ロングシートに座って朝食。長岡到着後、飯山線直通の1122Dに乗り継ぎました。「キハ110-232」のみで結構乗ってたので、スーツケースをたがいた女性の向かいに座らせてもらいました。
十日町で164D(キハ110-234)に乗り継ぎました。越後田沢を出ると、信濃川が車窓を飾ります。
9時12分に横倉駅に到着。片面ホーム1面のみの構内ですが、待合ベンチが5脚も並んでいます。
それでは駅舎撮影。平成23年9月築の和風の駅舎です。それには理由があって、東日本大震災に伴う長野県栄村の地震で旧駅舎が使用不能になったからです。尚、左側のブースは除雪機置き場でトイレはありません。
では駅舎内部へ。狭い室内ですが、委託駅で乗車券を販売されています。駅ノートが備え付けられているのが嬉しいところ。
時刻表も御覧下さい。上下それぞれ8本ずつで全てワンマンです。
時間が開くということで、まずは横倉公民館の方に左折して、隣駅まで歩きます。おじいさんが雪かきという豪雪地帯らしい光景を見ることが出来ました。
踏切を渡ると、大きな体育館が見えてきました。これは栄小学校で、栄村役場と隣接しています。
ほどなくして、千曲川沿いに出ました。背景の山々が借景となり、えも言われぬ絶景となっています。
いつしか国道117号に合流。歩道の雪が今年の豪雪を物語っています。水内駐在所の角を上ると、平滝駅に到着です。
横倉駅からは30分足らずでした。それでは駅舎撮影。平成22年11月築の和風の駅舎で、周辺の山々を計算に入れて設計されたと思われます。
駅舎の中に入り、少し休憩。全体的にウッディーなつくりです。この駅も委託ながら窓口があり、駅ノートが備え付けられています。窓口の隣にはトイレ。
ホーム側の壁面には旧駅名板。白色木造駅舎時代の平成16年3月に初めて降り立ったとき、おばあちゃんに出会ったことを覚えています。
平滝駅も片面ホーム1面のみの構内です。偶然にも、第一建設工業のラッセル車が通過していきました
つづく
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