新潟支社管内の鉄道の話題をもう1つお伝えします。
1日遅れのレポートとなりますが、5月3日に「十日町きものまつり号」が走りました。DE10形ディーゼル機関車+旧型客車3両で、客扱い区間は長岡~十日町でした。2日に新津に送り込まれ、当日に長岡へ回送されました。十日町きものまつり自体は毎年開催されていますが、これにタイアップして臨時列車が設定されたのが私の記憶の中では恐らく初めてなのでUPした次第です。
今年の連休は遠出しなかったので、改装工事中の小千谷駅で撮影しました。
15時24分頃、十日町きものまつり号は、ゆっくりと小千谷駅のホームに入線しました。先頭を務めた「DE10 1680」には特製HMが取り付けられていました。ここにも、「つなげよう、日本」が。
1分ほど停車した後、長岡に向けて発車しました。旧型客車の最後尾は独特のオーラが漂ってきますね。尚、この列車は長岡に到着して間もなく、新津へと回送されました。新津駅構内で1日滞在した後、DLは長岡へ、旧型客車は会津若松へと回送されました。
レポートは以上です。今年は観光キャンペーンが実施されている中での設定なので、来年も走るのでしょうか。尚、5月28日、29日には、新津~長井に「レトロ花回廊号」が走り、同様の編成が見られます。こちらも宜しくお願いします。
尚、小千谷駅は今月中にもリニューアル工事が終わる予定です。リニューアル終了後、改めてお伝えする予定です。
SLばんえつ物語号の次は、8連いなほの話題をお伝えします。
東日本大震災の影響で観光自粛ムードが広がっていましたが、今年のGWも「8連いなほ」が帰ってきました。今回の対象編成はR25編成。甲子園輸送にも実現しましたが、すぐに6連に戻って通常の運用に入りました。修学旅行輸送にも入らなかったようです。4月26日の「1052M~1055M~3947M~3950M」の仕業を終えると、27日にMM’3086ユニットを組み入れ、28日の「いなほ7号」から始まりました。
それでは、4月29日の「8連いなほ」の模様を御覧下さい。
「いなほ8号」は豊栄駅で撮影しました。定刻12時49分に1番線に到着しました。この駅の新発田方には大銀杏の木があり、何だか絵になります。
「いなほ8号」はこの駅で「いなほ5号」と交換します。この日の2005Mに充当されたのはT18編成で、一瞬だけ国鉄色と3000番台の並びが実現しました。
「いなほ5号」が出発した後、「いなほ8号」は新潟に向けて発車しました。矢張り、8連は立派ですね。
白新線644Mが新潟駅に到着した直後、件のR25編成は新潟車両センターに引揚げ、整備に入りました。
15時18分頃、「いなほ7号」となるR25編成が新潟駅6番線に入線しました。
越後線150Mが発車し、撮影チャンスが訪れました。間もなく所定の表示となりました。自由席は6~8号車ですが、数分で席が埋まりました。この日は指定席が満席だったので、発車時の乗車率は140%くらいではなかろろうかと思います。
ついでに新潟方からも。申し遅れましたが、編成は1号車から「クロハ481-3008+モハ484-3050+モハ485-3050+モハ484-3086+モハ485-3086+モハ484-3034+モハ485-3034+クハ481-3342」といった具合です。
定刻15時31分、「いなほ7号」は秋田に向けて発車しました。
今回の「8連いなほ」のレポートは以上です。その後、8連のR25編成は、車両不具合のため翌30日の「いなほ8号」で一旦終了し、その日の「いなほ7号」には6連のR28編成、5月1日の「いなほ7号」には6連のT14編成が充当されました。30日は8連から変更となったため、自由席は6号車のみとなり大混雑だったに違いありません。幸いなことに不具合はさほど重度ではなく、昨日(5月2日)の「いなほ7号」から復帰して「8連いなほ」が帰ってきました。帰省、旅行の足に是非「いなほ」号をご利用下さい。