志津川駅から陸前戸倉駅の中間地点にはホテル観洋。弁天崎にあり、南三陸温泉にあたり絶景露天風呂があります。しかし、現在も断水が続いており、レストランのみの営業だそうです。
弁天崎を過ぎてからも大海原を眺めながら進みました。波静かな志津川湾で、養殖の生簀がどこまでも並んでいました。
すると、漁をしている小舟を見ることが出来ました。こんなに海が穏やかなのは、実は大津波の前触れだったかもしれません。
もう少し南下すると、小さな港がありました。志津川湾の南端にあたる神割崎は、ここから南10kmの所にあります。
海岸から離れると、住宅が引っ切り無しに続いていました。蔵風の建物がアクセントでした。今はもう…。
セブンイレブンが見えてくると、もうすぐ陸前戸倉駅に到着します。志津川駅を出て80分後でした。
それでは駅舎撮影。高台に待合室がある駅でした。駅前広場にトイレがありました。頑丈そうな石積みの土台に建てられていましたが、あの大津波で流失してしまいました。
ついでに入口にある時刻表も撮影。上り7本、下り8本ですが、8時を過ぎると昼下がりまで空白時間帯となっています。
お昼時になったので、待合室で持参のパンで昼食。無人駅で券売機の類もないですが、流木が置かれていました。
昼食を終えて、ホームに出ました。片面ホーム1面のみの構内で、背景は杉林でした。眼下には釣具屋とマインドショップ マルユーがありましたが、もちろんあの大津波で…。
何時の間にか女の子が1人やってきました。彼女と共に12時35分発の2938D(キハ48 501+キハ48 1511)に乗車し、横山峠を越えて南三陸町から登米市に入りました。
12時44分に陸前横山駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。私と共に高校生が何人か下車し、それに代わって若者が何人か乗車しました。眼下は新興住宅地となっています。
それでは駅舎撮影。陸前戸倉駅と同様、階段を上った先に待合室がある無人駅です。入口に時刻表があるのも共通です。駅前広場には真新しいトイレがあります。
駅前の様子。盆地に集落が固まっています。R45が貫通しており、それに隔てて横山小学校があります。尚、徒歩圏内に横山不動尊があります。
陸前横山での滞在予定時間はたったの14分。R45まで行って終わり、待合室に戻りました。火の気が無く、風邪を引きそうになりました。
つづく