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クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

名松線全駅下車への道・前編(その7)

2017-12-09 15:36:33 | 紀勢本線

名松線駅巡りの前にニュースをお伝えします。JR東日本高崎支社は一昨日、両毛線の富田ー足利間に開業する新駅について発表しました。「あしかがフラワーパーク駅」といい、開業日は来年4月1日です。当面は富田駅までの運賃で精算されるとのことです。ただ、富田ーあしかがフラワーパーク間のみの利用は、Suica等のIC乗車券が使えないとのことです。



さて、本題に。16時15分発の417C(キハ11-305)で伊勢鎌倉駅を出発。



16時35分に終点・伊勢奥津駅に到着。一見する限り島式ホームですが、片面しか使われておりません。



旧構内踏切を通って駅舎の中へ。無人化されており、パンフ類が置かれているだけです。



それでは駅舎撮影。平成17年1月31日改築の、美杉材をふんだんに活用した合築駅舎です。そのうち「駅舎」は右手の3分の1ほどに過ぎず、大部分は「津市八幡出張所」です。



その左手には、「津市伊勢奥津駅前観光案内交流施設 ひだまり」が。営業時間は9:00~16:00(水曜、年末年始休み)です。



で、トイレはその「ひだまり」の向かいに。



「ひだまり」をスルーして行き止まりの先に進むと、伊勢奥津駅の名物である古い給水塔が



突き当たりまで進むと、古民家のお休み亭・かわせみ庵が。土日だけの営業だそうですが、もうクローズしてました



国道368号に出ると、天台真盛宗の寺院である紫雲山金光院 念佛寺が。



その念佛寺の右手にある八幡神社に行き、名松線全駅下車達成を誓ってきました



八幡神社の鳥居の向こうには茶畑が



伊勢奥津駅に戻りました。自販機の右手には映画館跡が



駅ノートに書き込みし、17時15分発の416C(キハ11-305)で松阪駅に戻ります。完全に陽が落ちたということで、伊勢川口のあたりまで爆睡



18時41分に松阪駅に到着。乗り継ぎ時間を利用し、元祖特撰牛肉弁当で夕食。黒毛和牛のしぐれでした。尚、松阪牛を味わいたいならば3300円~4400円くらいのを求めなければならないので。



19時59分発の「みえ26号」(キハ75-1304+キハ75-1204+キハ75-103+キハ75-3)で帰路に就きます。21時12分に名古屋駅に到着。



22時40分発の高速バス(名古屋200か22-98)で一夜を過ごします。米山SAで外に出た他は殆ど寝てました。5時39分に新潟駅前に到着し、信越線422M(E129系B2編成)で新津に帰還しました。


 「名松線全駅下車への道・前編」は以上です。今回は、下庄駅と伊勢大井駅以遠を巡りました。名松線が虎柄と赤白のタブレットを用いて運行されているのは大きな発見でした。また、伊勢奥津駅が津市の一部であることを思うと、平成の大合併の恐ろしさを考えずにはいられません。いいられません。
 さて、名松線のキハ11系ですが、411Cの前運用である406Cが2連なので、恐らく3両で回しているのではないかと考えられます。伊勢車両区が廃止されている今、名松線のキハ11系は、「回送」で名古屋駅まで顔を出し、名古屋車両区で仕業検査などを受けていると考えられます。
 「前編」があれば「後編」があるのではないかと誰もが考えますが、「後編」は3月10日に実施しました。次は、その「後編」についてお伝えします。


最後までお読みいただきありがとうございます


参考サイト   さいきの駅舎訪問

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名松線全駅下車への道・前編(その6)

2017-12-07 19:06:21 | 紀勢本線

14時6分発の415C(キハ11-306)で伊勢竹原駅を出発。



14時26分に比津駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。



駅舎の中へ。FRP製の3人分の椅子が1つだけです。



それでは駅舎撮影。平成19年10月築の待合所です。トイレは伊勢奥津方にありますが、汲み取り式です。



49分の滞在時間を利用して周辺散策。駅前は県道666号。



松阪方に10分ほど下ると名松線の鉄橋が。次に通るのがこれから乗る414Cなので、記録だけにとどめました。



雲出川沿いの気持ちいい散策でした。尚、駅前から踏切を渡って県道666号を登れば、東平寺などがあったりするのです。



15時15分発の414C(キハ11-306)で松阪方面へ。車窓からは真新しい落石防止柵が



15時27分に伊勢鎌倉駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。



では駅舎の中へ。4人分のベンチが備え付けらえています。忘れ物の眼鏡に萌えました



それでは駅舎撮影。平成9年9月築の待合所です。トイレは伊勢奥津方にありますが、汲み取り式です。使えるのかな。



時刻表を。下り7本、上り8本です。



48分の滞在時間を利用して周辺散策。駅前には民家が数軒で、長閑な雰囲気です。



数分ほど下ると名松線の鉄橋がいい絵作りが出来そうですけど、次に通るのがこれから乗る予定の417Cだったりします…。



1つ家城方にある橋を渡り、雲出川を体感。対岸の集落に行くのはさすがに自重しました。



橋の袂には雲出川の水鏡が。伊勢鎌倉駅がうっしーさんのサイトで108位にランクインされ(2017年12月7日現在)、駅ノートがあるのもナットクです。


つづく

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名松線全駅下車への道・前編(その5)

2017-12-05 12:25:24 | 紀勢本線

12時42分に伊勢八知駅に到着。38分の滞在時間を利用して周辺散策。



駅前には「津市美杉庁舎」(旧美杉村役場)が。でも、人気がありませんね。結論を申し上げますと、平成20年3月に閉館して道路の向かいに移転したのです!



そこには「美杉村五十周年記念碑」が。平成の大合併で津市の一部になってしまった今思うと、何だか侘しさすら感じます。



県道沿いには「伊勢湾台風災害復興記念碑」が!伊勢湾台風は私が生まれる前の出来事なので、相当年季が入っています。



県道を家城方面に数分ほど進み、車窓から気になっていた観光ホテルへ。魚九といいますけど、まるで営業している様子がありませんね…。



駅に戻りました。伊勢八知駅は、嘗ては貨物用側線があったのです


13時20分発の412C(キハ11-305)で松阪方面へ。伊勢八知駅の近くにサークルKがあったのに気づいたのは、415Cに乗ってからだった後の祭り。



13時33分に伊勢竹原駅に到着。一見する限り島式ホーム1面ですが、交換設備が撤去されて棒線化されているのです!



旧構内踏切を通って駅舎の中へ。無人化されて窓口が閉鎖され、何もなくなっています。



それでは駅舎撮影。昭和10年12月築の木造駅舎が健在です



トイレは松阪方にありますが、汲み取り式です。



33分の滞在時間を利用して周辺散策。駅前はまるでタイムスリップしたかのような街並み。



車窓から見て気になっていたダムの方へ。山に入ると中腹には君ヶ野ダムがしかし、皮肉にも上っていくにつれて眺望が悪くなるし…。駅の案内板には徒歩60分と出ていたことから、ここで引き返すことにします。



駅に戻る道すがら、「美杉地域バス」のポンチョと一瞬の邂逅


つづく

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名松線全駅下車への道・前編(その4)

2017-12-03 22:23:43 | 紀勢本線


12時3分発の413C(キハ11-305)で伊勢川口駅を出発。



12時11分に家城駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内となっており、大抵交換が行われます。



家城~伊勢奥津間は、赤白のタブレットになります。



時刻表を。下り7本、上り8本です。当駅始発は下り1本、上り2本です。413Cの出発は12時23分!



12分の停車時間を利用して駅舎撮影。昭和6年12月築の木造駅舎が健在です



では駅舎の中へ。窓口(「みどりの窓口」ではない!)があり、営業時間は5:30~20:20(休み12回)です。この時間帯は無人でした。尚、自動券売機などはありません。



トイレは下りホーム上に。昭和後期に建てられたものと思われます。



家城駅出発後、松阪駅で入手したモー太郎寿司で昼食



いよいよ北海道新幹線開業と同時に復旧した区間へ。ひたすら雲出川の峡谷沿いに進みます。



12時42分に伊勢八知駅に到着。一見する限り、片面ホーム1面のみの構内ですが…。



まずは駅裏に視点を向けて。線路と大杉中学校との間には意味ありげに広い敷地が。そう、交換設備が撤去されて棒線化されているのです!



では駅舎の中へ。右手にはベンチが1列設えられ、左手には窓口(「みどりの窓口」ではない!)が。窓口営業時間は8:30~17:00(土休日休み)です。



それでは駅舎撮影。昭和63年築の和風の木造駅舎です。「グリーンハウス美杉」が併設されていますが、左手の大きな家屋です。トイレは右手にありますが、平成9年2月築です。


伊勢八知での滞在時間は38分。2度目の歯磨きして周辺散策。


つづく

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名松線全駅下車への道・前編(その3)

2017-12-02 13:56:00 | 紀勢本線

日本政府は昨日、皇室会議にて天皇陛下の退位日を2019年4月30日にすることを決定しました。春の統一地方選に配慮した形にしたといっていいでしょう。その間に現在の今上天皇が崩御することがなければ、2019年5月1日より新元号ということになります。尚、新元号については来秋に発表されるそうです。



さて、本題に。10時39分に伊勢大井駅に到着。踏切を渡り駅舎を見送って伊勢川口駅まで駅間徒歩。



ひたすら県道15号を進みます。遠くには風力発電の風車が。



一旦旧道に入り、雲出川沿いに出ます。



しばらくすると、堰が見えてきました。道が狭いので大型ダンプが通るとドキドキします。



トンネルをくぐった県道15号と合流すると、名松線の鉄橋が見えてきました。これと列車が絡んだら面白いでしょうが、次に来るのがこれから乗る予定の413Cだったりします。



出発して30分を過ぎ、白山比咩神社に立ち寄ります。



急坂を10分ほど登り詰めて真言院に到着。ここで名松線全駅下車達成を誓ってきました。山門から本殿までは1kmほどだそうなので、ここで引き返します。



県道15号に復帰すると、歩道がなくなってました。間もなくして、町内会館を通過。



出発して55分ほど、真盛上人根本御𦾔跡を通過。



伊勢大井駅を出て63分で伊勢川口駅に到着。平成28年3月築の、メタリックな待合所です。



駅前には保線用詰め所のようなものが。駅前広場が余りにも広いので、嘗て大きな木造駅舎があったものと思われます。尚、この駅にはトイレがありません。



「駅舎」の中へ。たった3人分のベンチがあるだけなので、ここでお昼ご飯する気が失せました。



ホーム先端へ。保線用側線が分岐していますが、交換設備が撤去されて棒線化され、片面ホーム1面のみになっているのです!


つづく

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