徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

2024年上半期の水彩画

2024年07月14日 13時43分11秒 | 芸術・水彩画

今年(2024年)の上半期に描いた水彩画を紹介します。
コロナ開けということで、あちこちの行楽地などには、久しぶりの人出らしいです。
ましてや、インバウンドも多く、それにトラブルも起こっているようです。

ぼくは、今年の初めから口内トラブルに襲われ、この半年の間に3本の歯を抜き、口の中はストレスに襲われ、免疫が希薄になり、一時は食事も困難でしたが、これも原因の一つは加齢なのかも知れません。

さて、その間、外出は通院が主に、たまに映画などで気分を紛らわしていました。
従って、描く絵も過去の思い出が多くなりました。

 ◎奈良の思い出 4点
  

  

 ◎昔の思い出
    
    武庫川河川敷の桜                尼崎、寺町 長遠寺
 
   
    鎌倉、アジサイ寺から相模湾を望む          昔の須磨水族館

  


映画「90歳。何がめでたい」

2024年06月26日 16時06分37秒 | 映画・社会

直木賞作家の佐藤愛子のエッセイ「90歳。なにがめでたい」の映画化。
この時、当の本人は、90歳どころか昨年100歳を迎えたとか、歯に衣を着せぬ物言いで現代社会をエネルギッシュに表現した佐藤愛子を撮影中の90歳を迎えた草笛光子が熱演し、映画化されたもの。

 
               吉川の妻(木村多江)が人生相談する(清水みちこ)所から話は始まる

 

この映画は、年寄りの今後の生き方とか考え方の指針の一つになると思われます。
断筆宣言をした90歳の作家・佐藤愛子(草笛光子)は、毎日、新聞やテレビをぼうーと眺める日々を過ごしていました。 サラリーマンなら定年後することがない毎日の生活と変わらない生活。それが・・・・

   
      佐藤愛子は、吉川に口説かれエッセイを書くことに・・・

同じ家の2階には、娘・響子(真矢ミキ)孫・桃子(藤間爽子)には、愛子の孤独な気持ちは伝わらない。
同じころ、大手出版社に勤める中年編集者。吉川真也(唐沢寿明)は、昭和気質でコミュニケーションが伝わらず、それが会社では、パワハラ、セクハラと問題視され、家庭でも妻や娘に愛想をつかれ悶々とする生活を送っていた。

その吉川が、編集部で佐藤愛子のエッセイを載せる企画を立てたが、こばみ続けていた佐藤を口説き落とし、担当として仕事に就くことになった。

         
  愛子の娘(真矢ミキ)と孫         タクシーの運転手(三谷幸喜)との掛け合いが面白い 

     
   編集員の土産が・・・                      仕事を離れると孤独感に・・

この二人の出会いが、新たな人生を切り開くこととなるのか、それぞれの生き方について面白可笑しく考えさせられてゆきます。

燻っていた余生を目的を持つことによって”やりがい”とか”自信”とかそれが”自慢”になり、”前向き”に考えるようになるというのが、この映画の主題なのでしょうか・・ 
とかく、歳をとると、昔と今を比べてしまう節があり、昔が良かったというのは何時の時代もあることで、それが年寄りの余生を送るのには支障になります。それを自分なりに解釈して乗り越えることが活力となり、前向きになるのではないでしょうか・・・誰もが出来ることではありませんが・・・


映画 「 碁盤斬り 」

2024年05月21日 20時25分48秒 | 映画・社会

久々の典型的な時代劇ストーリーではないでしょうか・・
身に覚えのない罪をきせられ、それも2度までも濡れ衣を着せられ、復讐の鬼ととなり、敵討ちをする・・・勧善懲悪、人情をからめて・・・

    

この映画を見るには、やはり囲碁を知っておれば興味も倍増するのではないでしょうか・・

碁盤が大写しになり、囲碁の参考書に出てくるような詰碁の原形があり、例えば”オイオトシ”とか”石の下”とかを知っておればどちらが有利なのかが展開が少々わかるのではないでしょうか・・
私は、ざる碁ですが、それなりに・・・

 
   格之進とお絹 親子は・・・           囲碁相手の萬屋源兵衛は・・・

 

物語は、浪人柳田格之進(草薙剛)は身の覚えのない罪を着せられた上に妻も失い、故郷の彦根藩を追われ、娘のお絹(清原果那)とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしていた。
かねてからいそしむ囲碁にもその実直な人柄が表れ、嘘偽りのない勝負を心がけていました。

ある日、彦根の事件は冤罪であったと、旧知の藩士によって知らされた格之進とお絹は、復讐を決意する。
その時、江戸でも昵懇にしていた萬屋源兵衛(國村隼)と囲碁していた部屋で50両の金がなくなり、その嫌疑が格之進にかかり、その嫌疑を唱えたのが、萬屋の手代弥吉(中川大志)でした。

  
   手代 弥吉は・・・             お廉は・・・       

この50両をお絹が、遊郭に入り、工面して萬屋に返すが、納得のいかない格之進は、もしその金が出てきたら、弥助だけではなく、源兵衛の首ももらうことを約束した。

格之進は、彦根で罪を着せられた柴田兵庫(斎藤工)を探しに旅にでます。

お絹は、遊郭のお廉(小泉今日子)のもと、下働きをし、歳が明けるまでに50両が返せなければ、客を取ることを約束させられる。

格之進、お絹は、敵討ちのため、誇りをかけた戦いが始まりました。

  
      長兵衛(市村正親)は・・・        そして、柴田兵庫は・・・




  

     そして ”碁盤斬り”とは・・・どんなものなのか・・・  


映画 ”鬼平犯科帳 血闘”

2024年05月15日 19時26分58秒 | 映画・社会

今まで多くの ”鬼平犯科帳" が映画やTVドラマで放映されていますが、どうしても過去の”鬼平”は、先々代の松本幸四郎(8代目松本幸四郎。現 初代松本白鷗)が頭にこびり付いています。
今回は、十代目・松本幸四郎主演で劇場版で新しい平蔵の熱き姿を描き出しました。

   

この映画では、若き日の鬼平を幸四郎の実子だある8代目・市川染五郎が演じています。

映画は、長谷川平蔵の元に、彼が若いころに世話になった居酒屋の娘・おまさ(中村ゆり)があらわれ、密偵になりたいと申出る。しかし平蔵に断られた おまさ は、平蔵が芋酒屋主人と盗賊の2つの顔を持つ鷺原の九平(柄本明)を探していることを知り、独断で調査に乗り出す・・・・

この映画の話は、この”おまさ”の奮闘ぶりが描かれ、毎度なことながら、この物語も主人公と言っても過言ではありません。

  
   おまさと・・・              相模の彦十と・・・

九平を探すうちに凶賊・綱切の甚五郎(北村有起哉)の企てを知ったおまさは首尾よく綱切一味の中に入り込む。
平蔵の”犬”の役目ができるか、元”犬”の相模の彦十(火野正平)との”つなぎ”は・・・・

      
    宿敵 綱切の彦五郎

しかし、おまさは絶体絶命の危機に陥るが、果たして・・・ 
他に、中井貴一、浅利陽介、柄本時生、仙道敦子などが出演しています。


万博記念公園の桜

2024年04月07日 19時24分57秒 | 旅行・観光

今年の桜は、気温がはっきりせず、開花が遅れていましたが、やっと満開の便りが聞かれるようになりました。 昨日の土曜日、そして今日(4月7日)は、絶好の花見日和となりました。
それも、明日、明後日と天気が悪いと予報されているせいか、今日の人出は想像以上の混雑ぶりでした。

   

大阪での開花予想は、3月19日現在で、3月25日、満開は4月2日でした。
平年の開花予想日は3月27日、満開は4月4日でしたが、今年の開花は3月31日。満開は4月7日ごろとなり、平年より3,4日遅れたということなりました。

 

大阪には、桜の名所は多くあるのですが、ここ万博記念公園の桜、認識不足かも知れませんが、これほどたくさんの、見事な桜があるとは思いませんでした。
この万博記念公園内には、12品種、5500本の桜が咲き誇り、日本さくら100選に選ばれており、尚更、地元にいながら知りませんでした。

今日は、午前中に行ったのですが、さくらだけが目的なので、東大路の桜並木を見て帰りました。 しかし、その帰路(昼頃)は朝に訪れた人以上の人が駅から押し寄せ、道路は長い渋滞が見えました。 これからが混雑が予想されますが、家族ずれの他、以外?にも若い二人ずれが多く、桜だけではなく、イベントなども時折折にあり、色々な施設などもあります。