早いもので、2018年ももうすぐ終わります。
トラにとっては、最下位という屈辱的な結果に終わり、何が悪かったのか、足りなかったのか、そして来季はその弱点を補える補強が出来たのでしょうか・・・
1番の誤算はロサリオの不振。
昨年3塁手としてゴールデングラブ賞を受賞した鳥谷を2塁手にコンバートし2年目の大山を3塁定着をもくろんだのですが、見事に期待外れとなりました。(後半の大山は、少しは片りんを見せたのですが・・・)
鳥谷 2066安打 2018/10/6 開幕戦 大山1号 この時は期待大だったが・・・
藤浪の復活が出来なかったこと。(最後には復活の兆しがありましたが・・・)
秋山の不振。
出だし好調の上本のケガ、その後出場の北条も昨年の好調を思わせたのですが、ケガ・・・・
それらの中でも、打てなかったという印象が強い。
それも長打がなく、得点が少なかったということ。
また、有効な盗塁や次の回を狙う走塁が少なかったこと。
これを数字的に見ると、打率は6チーム中5位、本塁打は85本(最高は181本のDeNA)で得点数は5位。
盗塁数は広島の95に次いで2位の77でしたが、あまり盗塁による試合展開が有利になったという印象はありません。
投手陣に関しては、メッセンジャーの次にあげる2番手が見当たりません。
秋山や岩貞、小野も期待外れで、先発陣の増強が必要と思われました。
2019年のスローガン
さて、それらを元に、2019年の補強はなされたのでしょうか。
ドラフトで獲得した選手は実績もないことから、ここでは検討から外して考えてみます。
まず、FAでオリックスから西投手を獲得しました。
外国人では、ジョンソン(中継ぎ)、ガルシャ(先発)、マルテ(1塁手)を獲得。
中日時代の ガルシア
また、2019年も継続しての外国人は、メッセンジャー(2019年は日本人扱いになります)、ドリス、(救援)呂(台湾出身、2018年は未登板、投手)ナバーロ(内野手、保険要員と言われていますが・・)の投手3人と内野手1名です。
2018年、苦慮した先発陣は、西、ガルシャの加入でかなり充実したものになると思われます。
両投手とも12,3勝以上は確実といわれ、そこにメッセンジャー、秋山、岩貞、小野、才木、藤浪、今年から先発に転向する岩崎と競争が激化されるでしょう。
救援陣も新外国人ジョンソンとドリス、藤川、能見、桑原、それに期待の望月とこちらもコマは充実しています。
それでもまだまだ不安要素はあります。
次回は、その不安要素と打撃陣について書いてみたいと思います。
今年は、甲子園球場で勝てず、巨人戦も勝てず(上記は過去10年の巨人戦の成績)