「不快指数」は、1957年にアメリカで考案されたもので、一時は日本でも気象予報の時に報道されていたように思いますが、最近はあまり聞かれません。
75を超えると人口の1割の人が不快に思い、80を超えると全員の人が不快になると言われています。
この計算は、気温と湿度によって計算されますが、これだけでは日本特有の「過ごしづらい暑さを表すために新たな指標として、日本気象協会では、「ジメ暑指数」なるものを発表しています。
計算式などは不明ですが、「ジメ暑指数が85以上になると、ほとんどの人が暑くてたまらず、ジメジメした不快さを感じられることから「ジメ暑指数が85以上の日をジメ暑日」と呼んでいます。
ジメ暑指数85は、例えば気温30度、湿度75%の場合に相当するそうですが不快指数の計算式では82.5となるようですが、若干計算方法が違うようです。
ここで考えられるのは、体感温度の考えが入っているのではと思われます。
つまり、体感温度には風量が考慮されています。
ジメ暑指数の計算式は公表されていないようです。
今年は、例年以上にジメジメした暑さが続いているように思われます。
ゲリラ降雨もあちこちで起こり、災害を起こしています。
日本ももはや温暖気候かた亜熱帯気候に代わったのではと思われますが・・・
3年先には東京でオリンピックが開催されます。
それもこの過ごしにくい暑さの中でしなくともと思うのですが、世界の付き合いよりは、選手のコンデションを優先にできないものでしょうか・・・
ちなみにこの「ジメ暑指数」を用いて2014年7月28日から8月1日までの世界の気候を分析したところ、東京がカイロやジャカルタよりもジメ暑指数がトップを記録していることが分かりました。
国内では、1位が熊本県、2位が鹿児島県、3位が奈良県となりました。