徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

トラ、今季まずは初勝利、新井、奮起す

2012年03月31日 20時06分32秒 | 野球・タイガース

昨日のうっ憤を晴らした。・・・・そこまでは行かなくとも、昨日 少し残念な思いをした選手が、今日はなんとか活躍をしたのが、今日の勝ち以上の値打ちがあります。

藤川が9回を押えたこと。
新井がタイムリー、それも勝利に結びつく打点を挙げたこと。
筒井が、昨日デッドボールを与え無念の交代となったのが、今日は3人で1回を抑えたこと。

これで、今季も気持ち良くスタートをして欲しいものです。

 
                                        先発 スタンリッジ 

今日もこの試合の分岐点となったのが、6回でした。

DeNAの6回、中村紀の三塁打とヒチョリのタイムリーで1点を追加され、調子ものの二人の活躍で嫌な感じがしたのですが・・・・

トラも負けていません。
6回まで1安打に押えられたいたのですが、新井兄弟で逆転しました。

この逆転劇は、弟の死球から始まりました。
昨日、先発を外れた大和のタイムリーでまず1点、鳥谷の四球で1,2塁として、昨日、タイムリーが打てなかった新井兄がレフトオーバーの2ベースで逆転。

  
  4番バッターはこうでなくては・・・・新井さんの逆転2ベースとヒーローインタビュー

新監督だけに、早く1勝が欲しいところです、そこでも和田監督は、7回に昨日失敗した筒井をマウンドに送りました。
筒井もここで汚名返上のチャンスであり、男気に応え、1回を3人で片づけました。

後は榎田が、少しヒヤヒヤさせられましたが、藤川に繋ぎ、4安打のトラが9安打のDeNAに勝ち、今季初勝利となりました。

これで、和田監督もホッとしたことでしょう。
いや、トラ戦士だけではなく、ファン全体もホッとしました。

なにしろ、新監督として登場して、勝てないとなると、今後の士気、采配に影響するのは必至です。

昨日の引き分けでもやもやしたものが、これで明日に向かってスッキリして、邁進できるのではないでしょうか?


トラ、開幕から総力戦もドロー

2012年03月31日 09時35分47秒 | 野球・タイガース

ここ数年、毎年 開幕戦を見てきました。
5年前の2007年までは開幕戦は、ほとんど勝つことはなかったのですが、2008年からは昨年までの4年間の開幕は快勝していました。

この1年を占うにしては、1試合だけではなんとも言われないのですが、考えようによっては、今までの安易(とは思いませんが)な気持ちがなく、反対に引き締まって良かったのではないのでしょうか

昨日の試合は、勝敗を考えないなら、面白い試合でした。
二転三転と言えば聞こえは良いのですが、高校野球には失礼かも知れませんが、まさに高校野球のような内容でした。

 
  開幕 先発オーダー                   延長戦10回試合終了 引き分け

 

国歌斉唱   秋川雅史さん 素晴らしい声でした     始球式には夏木マリさん    
                                  首振りとかボークとか、色々やってくれます

DeNAは、戦前から心配されていたエラーが命取りとなったようです。
7回のセカンドエラーでブラゼルを生かし、金本の四球で1,2塁としたあとの関本の3ランを呼びました。

トラの問題は、この試合に限って言えば、藤川で逃げ切れなかったことでしょう。
もう一つの問題は、球児が打たれた後の投手です。

毎試合、球児が押えることは出来ませんので、延長戦になった時の後の投手の気構えが心配です。
藤川を打って同点となった10回のDeNAは、意気上がっており、完全に勢いがついた時点で、それを抑える投手が余程覚悟を決めてやらないと、ひどい目にあいます。

昨日、10回からの筒井は球筋が定まらず、ストライクが入りません。
それより、当てるなよ と思っていたとたん、死球を与えてしまいました。

この回、ヒットなしでやすやすと追加点を与えてしまいました。

  
    先発 能見 次回は完投完封を          新人先発の伊藤隼人   
                                  今後の活躍を期待    

今季、トラの投手は、他チームに引けを取らない布陣と言われていますが、残念ながら1軍と2軍の差は歴然です。
力量や能力だけではなく、精神面とか気持ちの問題も大事ですが、ここにきて今さら言っても仕方がないことですが・・・・・・
これは、打者にも言えます。

もう一つ、昨日の試合で気になることがありました。
8回、ノーアウト1,2塁で、4番の新井の時です。
これは、先ほどの気持ちの問題があるようです。

カネガネ、和田監督は、4番でも勝つためにはバンドも辞さないと言っていました。
僕の周りの観客の多くは、”新井!バンドセー”と叫んでいたのですが・・・・・
ダブルプレーでは、完全に勢いが無くなり、波に乗れなくなってしまいます。

結果論かも知れませんが、4番のバンドを、昨年との違いをはっきりとチームにもファンにも知らしめることが必要であったのではないでしょうか?

昨年、新井のダブルプレーを喫しる確率は非常に多いこと、それと新井自身プレッシャーに弱いということを考えると、僕個人的には、バンドもありかなと思います。
ますます高校野球らしくなると言われるかも知れませんが、勝つためには、基本に帰ってみてはどうでしょうか?


開幕寸前・・・今年のタイガースは・・・

2012年03月29日 14時14分17秒 | 野球・タイガース

いよいよ、プロ野球も明日、開幕となりました。
今年の順位予想もスポーツ紙だけではなく、一般紙でも予想を載せています。

その順位予想では、今年ほどバラバラとなっている年はなかったように思います。
特にセ・リーグでは、読売がダントツの首位と思いきや、そうとも言えないようです。

そこで、タイガースの順位予想は、4位ぐらいが多いようです。
統計をとっていないのではっきり分かりませんが・・・・・・

あくまで予想であり、毎年その予想があったた試しがありませんので、これでタイガースが予想を裏切ってぶっちぎりの首位と行きたいものですが・・・・・

予想では、首位は、やはり読売が多いのですが、打線の固定化が図れないとか押えがいないという難点をあげて2,3位にランクしている方もあります。
他に、首位には、ヤクルト、中日を上げている評論家もいます。
そして、そのヤクルト、中日、読売でAクラスを形成しているようです。

後は、阪神、広島、DeNEAがBクラスというのが、大方の見方です。

ただ、中日が落合監督なら首位とか2位にランクしていたが、今年は首位は難しいとする評論家もいます。
ヤクルトは投手陣が堅固であり、Aクラスは確実とか、
意見の分かれるのが広島で、昨年より投手陣は勿論すべての面で能力アップされていると言うことで、Aクラスも狙えると言われています。

           

その点、我がタイガースの評価はあまり良くありません。
オープン戦の成績も最低であり、昨年とレベルアップされていないとみられています。

その中で、弱点はキャッチャーです。
藤井が1年を通じて出られず、頼りにしていた小宮山も風邪とかで開幕が危ぶまれたいます。
城島が、元気でキャッチャーが出来れば良いのですが、彼の余波でブラゼルだけではなく、若手の外野手にまで影響が出ていることを思えば、城島も罪なことをしてくれたものです。

オープン戦、1割代だった打撃陣も、メジャーとの親善試合では嘘のように打ちまくりました。
これが、シーズンを通じて打てるとは思われませんので、不安定であることは確かなようです。

打撃中心のオーダーを組むか、守備に重きを置いてオーダーを組むかで、チームの様相は一変します。
これを左右するのが、監督の采配であり、今季唯一の補強と言われている監督いかんにタイガースの命運がかかっていると言っても過言ではありません。

  

そのためには、開幕ダッシュがかかせません。
野球には、好調の波に乗れるかどうかが、最後の成績に影響します。
長いシーズンで、好不調があるのは、避けることは出来ませんが、好調の波を如何に長く保てるかが、最後の成績に影響します。
好調を開幕から、長く持続させ、波に乗れば実力以上のものが発揮できるように思います。
これが、今のタイガースに残された道です。

 毎年恒例になっています開幕試合を今年も明日に観戦に行ってきます。
今年の命運を掴む試合となるのでしょうか?
あくまで144分の1の試合となるのでしょうか?


映画「僕達急行・A列車で行こう」

2012年03月28日 10時16分48秒 | 映画・社会

この映画は、鉄道が好きでない方には理解できないところがあるかも知れません。
登場人物の名前や会社などの名称がほとんどが特急列車の名前です。
大げさな作品ではなく、コミック的なコメデイーな作品で、肩が凝らず、ゆったりと見れる映画でした。

人間関係や仕事でも、この鉄道趣味を通じて意気投合して、上手くいくのが、この映画のテーマとなっているようです。
但し、恋は、なかなか上手くいかないということです。

  

鉄道趣味といっても、そのカテゴリーは多彩で、その人によって楽しみ方は色々あります。
”乗り鉄”とか”撮り鉄””録り鉄”などは、一般的ですが、車窓を見ながら音楽を聴くという楽しみ方には、少々驚きました。
これは、なに鉄というのでしょうか。
つまり、鉄道フアンに、枠を付けることが出来ないということで、楽しみ方は人それぞれなのです。

”乗り鉄”の鉄道を楽しみ方の一つは、電車の振動やそのリズミカルな音、そこにはモーター音などがあるのですが、それは全く無視して、イヤホーンで音楽を聞きながら身体を揺らしながら、車窓を楽しむという方法もあるようです。

その楽しみ方をしているのが、”のぞみ地所”の社員 小町 圭(松山ケンイチ)と”コダマ鉄工所”の二代目 小玉健太(瑛太)は、その鉄道趣味から仲良くなり、ふとしてきっかけで、小町がコダマ鉄工所の寮に入ることとなりました。

 
 


小町は、トレインビュー(鉄道の見える風景)が出来るマンションを探していたのですが、九州支社に転勤することになりました。

九州支社では、どうしても口説き落とせない”ソニックフーズ”の越後社長(ピユール瀧)がいたのですが、彼が鉄道フアンと言うことから、小町や小玉と意気投合し、仕事が好転してゆきます。

が、それとは反対に、恋は、仕事ほど上手くいきません。
小玉の見合い相手の大空あやめ(松平千里)にぞっこんだったのですが・・・・・

小町の相手のOLあずさ(貫地谷しほり)や社長秘書のみどり(村川絵梨)から好意を受けるのですが、あと一歩が踏み出せません。

この作品の監督、脚本は森田芳光さんです。
その森田監督は昨年12月20日に急性肝不全で無くなられ、遺作となりました。

森田監督の作品には、”失楽園”とか”武士の家計簿”など多数あり、ご冥福をお祈りいたします。

この作品には、他に笹野高史、西岡徳馬、伊武雅刀、伊東ゆかり、松阪慶子などが出演されており、この作品に彩りを添えています。

最後に、主に九州のJR特急の走行がふんだんに出てきます。
鉄道フアンにとっては、この場面だけでも楽しくなります。


お花見は、いつ出来るのかなぁ

2012年03月26日 13時22分37秒 | 独り言・社会・ニュース

3月も残り1週間を切りましたが、春らしい気候が遠いようです。
関西地方では、何回目かの寒の戻りとなり、3月8日以来平均気温を下回っており、2月上旬の気温となっています。  (3月16日には、わずか0.2℃平均を上回っていましたが・・・・)

そこで気になるのは、お花見は何時できるのか、桜の開花が何時になるのでしょう。
寒い寒いといっても、季節は確実に動いています。

3月21日 全国のトップをきって 高知市の桜が開花しました。
桜前線はこれから、およそ2ヶ月かけて日本列島を北上し、5月18日ごろ北海道根室市に到達する予定だそうです。

 
  さくら 開花 前線                      静岡での開花宣言したソメイヨシノ

2月に厳しい寒さが長引いたことから、桜の花芽の成長が遅れていると考えられています。
が、3月は、九州南部、四国太平洋側、東海地方では、平年より高かったようです。
4月の気温は概ね平年並みですが、一時的に気温の低い時期があると言われています。
5月の気温は、平年並みか平年より高くなると予報されています。

高知市に続いて、静岡、宮崎が3月24日に、熊本が3月25日に開花宣言があり、そして、今日26日は、長崎、鹿児島に開花宣言がされるようです。

この開花日は、ほぼ平年並みですが、昨年よりは、2,3日遅くなっているようです。

ちなみに、開花日とは、その地方の標本木で5~6輪以上の花が開いた状態となった最初の日をいいます。
なお、満開とは、その標本木の80%以上のつぼみが開いた状態をいうのだそうです。

近畿地方の開花予想は下記の通りです。

 

 


鉄道うんちく ⑮ なにわ筋線 最短時間を公表

2012年03月23日 13時49分02秒 | 鉄道のよもやま話

2011年11月5日の当ブログでもなにわ筋線について書きました。
その時、3つのルートの内、南海難波駅を地下で結ばれるのが有力であると述べました。

昨日、国土交通省近畿運輸局が大阪中心部から関西国際空港へのアクセス改善に向けた整備を目指すなにわ筋線について、梅田と関空を最速34分で結べるとの調査結果を報告しました。

なにわ筋線は新大阪駅から地下を南下し、JR難波駅から乗り入れるルートと、南海本線の難波駅か汐見駅のいずれかに乗り入れるルートの併用が検討されているようです。

この調査結果によると、南海では、梅田から関空までの所要時間は、最速34分で、JRでは天王寺駅と鳳駅間の線路増設などで37分に短縮できると試算しています。

この時間だけで見ると、南海難波駅経由が有利なようです。
トンネルの深さを浅くしたり、駅の規模を需要に応じたレベルに縮小することで、従来試算した工事費用を最大約700億円削減できるそうです。

この面でも、南海難波ルートが有利で、最短20年で黒字化出来るということです。

     
   南海ビルデイング 高島屋百貨店と南海電車難波駅が入っています。 
    後ろはスイスホテル南海  

今まで、どうしても南海電車は難波から北上出来ませんでした。
大阪では、先日に書きましたように、相互乗り入れの機運が高まっています。
どうしてもなんば線筋で新大阪まで延伸したい南海電車は、この祭もっと積極的にしてゆかなくては、と思うのですが。

かって南海が消極的だったために、梅田まで延伸出来なかったことがありました。
西横堀線に積極性を見せておれば、今の四つ橋線は名前が変わっていたかもしれません。


  左  JR 関空特急”はるか”      右  南海 特急 ”ラピート” 

それでなくとも、JR難波駅はすでに地下に入っており、なにわ筋線への対応に備えています。
また大阪府や大阪市は、他に「関空リニアの建設」も視野にいれており、なにわ筋線もうかうかできない状態なのです。
JR西日本も、「おおさか東線」と「なにわ筋線」の受け入れに向け、新大阪駅でホーム建設を行っています。

関空を拠点とする格安航空会社が就航を始め、関空の活性化のためにも、鉄道建設を進めるべきと思います。
それには、南海電鉄が、音頭をとって、積極的に取り組んでほしいものです。


鉄道うんちく ⑭ 西の阪急と東の東急 ーその4-

2012年03月21日 17時11分47秒 | 鉄道のよもやま話

梅田と渋谷のターミナルの違いこそ、阪急と東急の違いが鮮やかに表れています。
これは、「官」に対立する阪急「官」に依存する東急の違いであることは、前回に述べました。

東急の渋谷ばかりか、西武や東武の池袋、小田急や京王の新宿、京急の品川、相鉄の横浜などのターミナルも既存の旧国鉄駅に従属するような構造になっています。
「官」=「お上」に従っておれば良いという文化が、私鉄を見ても色濃く残っているようです。

  
   阪急 梅田駅構内                   東急 渋谷駅構内

大阪の場合、鉄道に限らず、お上の言いなりなならないという意識が強い。
このことは、小林一三の言葉に表れています。
「我々から言えば、京阪神というものは鉄道省にやってもらわなくてもよろしい。 そんなことは大きなお世話です。我々はどんなにでもしてご覧にいれます」と・・・・


車内アナウンスの乗り換え案内も実に、旧国鉄を無視しています。
大阪、宝塚、三宮は、阪急もJRも通っているのですが、阪急はJRへの乗り換えを案内しません。
三宮では、阪神、地下鉄、ポートライナーの案内はするのですが、JRのことは言いません。
梅田では、「次は終点、大阪梅田」としかいいません。

東急ではJRとの乗り換え駅では特急や急行を停め、JRとの共同駅となっているため、昔は連絡口に改札がなく、不正乗車があとを絶たなかったという。

  
  阪急百貨店 うめだ本店建て替え工事    
東急 渋谷 旧文化会館跡地に複合商業施設
                               百貨店、ミュージック
なども・・・”ヒカリエ”

関東の私鉄は、関西の私鉄に比べて相互乗り入れに熱心です。
関西でも、相互乗り入れはあるのですが、関西の私鉄の多くの乗り入れは、自社のターミナルの中心性は維持しています。

阪急でも、京都線の千里線が大阪地下鉄堺筋線と、神戸線は神戸高速鉄道と、宝塚線が能勢電鉄とそれぞれ相互乗り入れをしていますが、梅田ターミナル駅は、阪急の牙城として堅持しています。

関東の私鉄は、お互いに相互乗り入れをするため、自分の会社独自のターミナルを待たず、ただの通過駅になってしまっています。

これは乗客にとって、本当にサービスになるのでしょうか?
ターミナルがあれば、始発電車で座って帰ることが出来ます。
また、相互乗り入れを行うと、直通運転区間が長くなり、どこかでトラベルが発生すれば全体のダイヤに影響が出て、遅れが長引き、慢性化する恐れがあります。

しかし、関西でも相互乗り入れを促進するように話が出ています。
現に、2009年に阪神なんば線が開通し、近鉄奈良線と相互乗り入れし、大阪の中心部に大手私鉄どうしの本格的な連携がなされるようになりました。
これが成功し、それぞれ私鉄が持っていた個別のターミナルを結び、それが私鉄の生き残りにもつながると競合するJRとの対抗策として考えられるようになってきました。

つまり、私鉄が連携してJRに対抗しょうとするもので、阪神と阪急の合併もその一環として考えられ、そこにこのなんば線の近鉄乗り入れがあり、私鉄の連携の気運が高まっています。

 どちらが良いとか言う問題ではなく、会社の特色を出し、如何に時代に即した対応が出来、お客のニーズにこたえられるかにかかっています。
今後の私鉄のあり方、生き抜くことが出来るかの分岐点に差し掛かっているように思います。

     この記事は、新潮社出版 原 武史著 ”鉄学概論”を参考にさせていただきました。


トラ、出でよ!!若手のニュースター・・・・

2012年03月19日 15時55分13秒 | 野球・タイガース

昨日、やっと勝てたということで、今季も同じような嘆き節を言わなくてはならないのでしょうか?
オープン戦も13試合消化し、4勝8敗1引き分け 勝率0.333.
残り4試合に全部勝っても5割。

オープン戦だから、勝敗にあまりこだわることはないのですが、やはり気になる内容です。
特に打撃陣の不振が目立つようです。
もっとも、今までは、若手を中心にオーダーを組んでいるので、仕方がない面もあるのですが・・・・

と言うことは、その若手から抜き出てきた者がいないと言うことです。
その中では大和の活躍が目立つ程度です。

  

それに、城島の膝がわるく、本来の捕手が出来ないというアクシデントが、益々タイガースの戦力的を不安定なものにしています。
城島がフアストの守備練習をすることによって、ブラゼルがレフト守備練習を余儀なくしています。
2人とも守備に不安があり、投手に負担をかけるのは目に見えており、絶対に避けてほしいです。

金本はレフトしか出来ないとなると、3人が打撃が好調であれば、2人しか使えないとなると、戦力ダウンとなります。

 
 3月18日 対西武 4回 城島の打点付き2ベース    同 ブラゼルのタイムリー 

 和田監督にすれば、すべてあらゆることを試していると言うことですが、この試行も昨日で終わって欲しいものです。
早く、守備とオーダーを決めなくては、なかなか選手自身が本番ムードとならないのではないでしょうか?

今季から予告先発となるのですが、僕自身は反対ですが、決まった以上はそれを上手く利用しなくてはならないでしょう。
メリットもデメリットもありますが、相手投手によって城島とブラゼルを使い分けることだけはして欲しくありません。
打撃だけでなく、守備のリズムも狂ってきます。

今季の問題点として、キャッチャーもあげられます。
藤井が、開幕に間に合ったとしても勝負勘を取り戻すのに時間がかかります。
岡崎、小宮山、清水と候補はいるのですが、決め手がありません。
昨日の試合で、小宮山が打撃面で調子を出していますが、コンスタントに打てるか、それよりキャッチャーとしてのインサイドワーク、スローイングなどが、問題です。

投手のローテは、ほぼ決まりでしょう。
今までの時点では、能見、岩田、スタンリッジ、メッセンジャー、久保、安藤と思われます。
ここに、秋山、鶴、小林宏が先発控えで、中継ぎには、榎田、渡辺、小嶋、西村などですが、1軍にはその時の調子によるのでしょう。
ストッパーは、藤川以外にいません。

個人的希望としては、育成のザラテ、ドラ2の歳内、ドラ4の伊藤和などが出てきてほしいのですが・・・

 昨年の実績  

こう考えると、昨年と一つも変わりません。
勿論、新しい補強をしていないので、当たり前と言えば当たり前なのですが、底上げで、成長した若手が出てくることを期待したのですが・・・・今のところ、ニュースターはいません。

ドラ1の伊藤も辛抱して使って欲しい一人です。
他にも、森田、田上は、使って行って延びるのでしょうが、いつまでも1軍半から脱却して欲しいのですが・・・・・
ただ、今年にかけるベテラン(金本を筆頭に、桧山、福原、林、城島)がどこまで勝利に貢献出来るのか、彼らが若手の成長の芽を摘んでしまわないように監督の用兵、采配が今季の命運にかかっています。
今季唯一の補強といえば、和田監督であり、今季は彼にかかっていると言っても過言ではありません。 昨年の二の舞だけはごめんです。


鉄道うんちく ⑬ 西の阪急と東の東急 その3-

2012年03月18日 14時44分08秒 | 鉄道のよもやま話

3月12日の続きです。
西の阪急と東の東急は、色々と比較され、類似点、相違点について書いてきました。
両社の違いはターミナル駅にも現れています。

阪急のターミナル駅といえば、京都線、宝塚線、神戸線が集結している梅田駅です。
東急では東横線の渋谷駅でしょう。

阪急の梅田駅は、開業した時(箕面有馬電鉄)は、今のJR大阪駅の南側ににつくられ、電車は、東海道線の上を走っていました。
その後、さまざまに変化して、1973年(昭和48年)に梅田駅は、そっくりJRの線路の北側に移動し、現在に至っています。

      

       1910年頃の阪急梅田駅          1930年頃の阪急梅田駅



 
   
1960年頃の阪急梅田駅                 現在の阪急梅田駅界隈

 

それは、JR大阪駅から阪急梅田駅の連絡路は、距離的には、ほぼ横並び的にありながら、不便極まりありません。
それは、梅田駅だけではなく、三宮駅でも宝塚駅でも、目と鼻の先にJRの駅がありながら、一旦外に出なくてはならないと言う不便さがあります。

  
   渋谷駅  真ん中の白い波型の屋根が東急渋谷駅    渋谷駅を取り巻く各線の位置関係

東急の渋谷駅は、横浜方面から渋谷駅に近づくと、JR線に寄り添い、いつの間にかJR渋谷駅の中に入ってゆくような形で山手線に寄り添う東横線の渋谷駅ホームに入ってゆきます。
つまり、東急の渋谷駅は、JR線の駅に合わせて作られており、どの改札口も外に出ることなく乗り換えが出来ます。

これらは、「官」と対立する阪急に対して、「官」に依存する東急ということが言えるのではないでしょうか?

これら以外でも、車内アナウンスや、相互乗り入れ、それに鉄道としての顔であるターミナル駅のあり方にも顕著に異なっています。

これらについては、次回に書きます。


鉄道うんちく ⑫ 寝台特急の衰退と今後

2012年03月17日 12時18分20秒 | 鉄道のよもやま話

昨日、新幹線100系、300系のラストランを書いたのですが、この日、寝台特急「日本海」(大阪ー青森間)や夜行急行「きたぐに」(大阪ー新潟間)もラストランをむかえました。

(ダイヤ改正については、当ブログ2011年12月18、19、21日に掲載しています)

   
  ブルートレイン 寝台特急”日本海”         夜行急行 ”きたぐに”

ブルートレインの廃止が相次いでおり、残るは「北斗星」(上野ー札幌間)と「あけぼの」(上野ー青森間)の2列車となりました。

寝台特急は、固定編成したブルートレインと呼ばれる列車583系電車(日本海など)285系(サンライズなど)、それにカシオペアやトワイライトエキスプレスなどの専用豪華寝台列車などがあります。

寝台列車が減少する原因として、新幹線や高速バスの充実などで乗客の減少と言われています。

それと、国鉄分割民営化の影響で、一時期、車両更新やスピードアップが遅れ、他の交通機関に競争力を失い、寝台、夜行列車の利用客が減少し、最盛期の1960年頃に比べて半減しました。

個人旅行では、格安航空機に奪われていくのでしょうが、一方団体客や修学旅行などでは、夜行列車の要望が出ているそうです。

修学旅行に航空機を使っても良いとなり、最近は航空機利用が多いのですが、その航空機が小さくなり、予約が取りにくいとも言われ、その点夜行列車は多くの乗客が運べるという利点があるようです。

反面、首都圏や関西圏から北海道を結ぶ豪華寝台列車は他の寝台夜行列車が壊滅状態となった現在でも根強い人気を得ています。

  
                     
特急”A列車で行こう”      ”A列車で行こう”の車内

そこで、JR九州では、九州の観光地を一周する豪華寝台列車を、来年の春に運行計画を立てています。
3泊4日でクルーズ列車と名付け、7両編成で食堂車や展望車を連結した寝台列車です。
但し、値段が少々高く、一人20~30万で、定員は30~40人となる見込みだそうです。
どのような列車が運行されるのか、楽しみです。

JR九州には、寝台列車がことごとく廃止されましたが、九州新幹線の開通を機会に、それを有効に使う計画が他にもあります。
寝台列車ではないのですが、JR九州では、ネーミングが今までにないもので、乗ってみたくなるような興味を湧かせる名前の特急列車が沢山走っています。

 
  特急 ”あそぼーい”                 特急”指宿のたまて箱”


特急「A列車で行こう」、特急「指宿のたまて箱」、特急「あそぼーい」、特急「きらめき」、特急「海幸山幸」などです。

これからの列車のあり方の一つとして、豪華さと特異性をだして、飛行機や自動車に負けないようなアイデアが必要になるようです。