徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

映画 「 砂上の法廷 」

2016年03月31日 16時27分43秒 | 映画・社会

題名通りだとすると、法廷での事件の解明が進むにつれ、砂のように崩れ、真実は果たして何だったのかということになるのではないかと想像して見にゆきました

多くの証言は”うそ”であるということを見抜くことによって、今まで積み上げてきた事件の容疑が砂上の楼閣のように崩れてゆきます。

   

巨額の資産家が自宅で殺害され、その容疑が17歳の息子にかかり、逮捕されます。
しかし、その息子は犯行を自供しますが、その後は、完全黙秘を貫きます。

その弁護を引き受けたのが敏腕弁護士ラムゼン(キアナ・リーブス)。
完全黙秘のまま裁判が始まり、多くの証言者からは、容疑者の有罪を裏付ける内容ばかり・・・

  

だが、その証人たちには”うそ”があると見破ります。
しかし、法廷は有罪の流れが主流になるその時に、被告が沈黙を破り証人席に座ります。

さて、それが真実なのか、真犯人は・・・誰か、今まで積み上げてきた事実は、砂のように崩れるのでしょうか・・・
後は、あなたが見て確認してください。

上映時間が94分と比較的短いですが、それだけテンポ良く話は進みます。
事件のいきさつや、事件前の容疑者と被害者のやり取りや、被害者の妻とのやり取りなどが詳しく描かれ、法廷場面が多くありますが、事件の進捗状況が良く分かるように、退屈しない展開となっています。


トラ、藤川が追いつかれるも、1点差で逃げ切る

2016年03月28日 10時19分26秒 | 野球・タイガース

2016年 開幕3連戦を2勝1敗で乗り切りました。
25日の開幕試合を見に行く予定で切符を手配したのですが、切符発売30分で売り切れたとか、仕方なく27日に買い換えました。
初戦の負け試合より、結果的に良かったのでしょう、1点差という緊迫した試合を見ることが出来、そして何より勝ったことが、1番でした。

  
         勝利投手は、6回を押えた榎田。マテオに初セーブがつきました。

 

藤川の先発で始まった開幕3戦目。
3回までは、楽勝気分だったのですが、4,5回に同点に追いつかれ一転嫌な雰囲気に包まれます。
4回、一回りしたところで制球が乱れ、特にビシエドという厄介な外人に一発を浴びてからすべてが狂いだしたようです。

6回には、それも今度も2,3番の働きで1点リードします。
 その1点を榎田、歳内、高橋、福原、最後はマテオで守り抜きました。

6回以降もピンチの連続で試合はどう転ぶかわからない状態でしたが、7回を高橋が、8回を福原が、そして9回にはマテオが3安打のビシエドをすべて三振でチエンジを取ったことは、圧巻でした。

  
2016 3 27  対中日戦
    試合開始30分まえから試合終了まで・・・

 

それにしても、1番高山、2番横田の競争での活躍や、3番ヘイグの3試合連続タイムリー打は、いつまで続くか、そして、その変わりは多くいるという危機感がそうさせているのかがむしゃらな食らいつく気持ちをいつまで持ち続けられるか今後相手チームの研究をはねのけることが出来るか、楽しみです。

彼らは、これから実績を重ねて信頼できる選手に育つことを願わざるをえません。

彼らの活躍が、他のナインの奮起を促していることを思えば、彼らの活躍がトラの勝利への道でもあるようです。


トラ、今季初勝利・・・11安打7得点、ゴメス3ラン

2016年03月26日 19時52分50秒 | 野球・タイガース

昨日、今季初戦を積極的に攻めるも打線が振るわず負けるも、今日は一転打棒が振るい快勝しました。
先発能見も良く投げたのですが、6回に2失点し降板するも、今季初勝利を挙げました。

 

 その勝利を掴む最初の一撃は、高山の2塁打の彼のプロ初打点から始まりました。
3回、この回先頭の岡崎が四球で出て、能見のバンド失敗のあとの高山の痛烈な2ベースで波に乗り始め、続いてヘイグの2ベースでこの回2点。

 
   3回 高山 先制打がプロ初打点の2塁打     昨日に続いてのタイムリー2塁打のヘイグ


5回には、1,3塁からゴメスが今季1号3ラン、その後にも鳥谷、西岡と続き、岡崎の左安打で1点を追加、この回4点を入れ、計6点。

2点を返された後の6回の裏にもヘイグの犠牲フライで追加し、計7点。

1,2、3番が起動し、ゴメスの3ラン、その上下位打線も奮起し、特に岡崎の活躍は勝利に大きく貢献しました。

昨日も打撃は積極的だったのですが、得点に結びつかなかったのですが、今日はその積極性が実ったということです。

   
   5回 ゴメスの1号3ラン          ヒーローインタビューを受けるヘイグと高山



たった2試合で今季をどうのということではないのですが、今のトラのチームに多くを望むのは難しいのではないでしょうか?
何しろ、金本新監督が決まった時点から、彼の指導者としての経験不足や人間性などが指摘されており、まして、新監督で好成績を残した監督は、この何年かはありません。

前任の和田監督は5位 その前の真弓、岡田各監督もAクラスには入れませんでした。
あのチームを変えたと言われた星野監督の時でさえ、4位だったことを考えれば。多くを望めないのではないでしょうか?
だからといって、今年もダメということではありませんが、過度の期待は、一旦負けが込むと監督だけではなくチーム全体が落ち込んでしまうのではと危惧しています。
余計な心配であれば良いのですが・・・・


トラ、開幕戦 敗戦も改革の兆しが・・・・

2016年03月26日 09時46分40秒 | 野球・タイガース

出だしからいつもと違うトラの動きが見えました。
結果的には大野を打ち崩すことは出来ませんでしたが、積極的な走塁が目立ち、超変革の一端が垣間見れました。

  

1回 金本監督の揺さぶりの初球ホームランとはいきませんでしたが、先頭打者高山、初球は大きな空振りながら、三遊間をしぶとく抜き次打者横田のPゴロも足を生かした横田が1塁に残り、ヘイグが左前打で先制。

5回にも3塁走者の西岡が一瞬のスキをついてのホームイン、そして1塁に一生懸命走ったメッセンジャーも生き、そのメッセンジャーが2死後に盗塁を企て、送球が逸れる間に3塁も陥れた。
これらは、キャンプから取り組んだ成果なのでしょう。


        
      初回 プロ初安打の高山            1回 先制打のヘイグ 
    (デイリースポーツから)             ヘイグ3番 西岡7番に代えた成果か
                          

しかし、激走したメッセンジャーに疲れが出たのか、6回に逆転されたのは、皮肉な結果となりました。
あえて敗因を言えば、好調な出だしをしたメッセンジャーですが、中日のしぶとさに根負けしたような印象を受けました。それには、メッセンジャーをもっと早く楽に投げさせる追加点が出来なかったことです。

5回以降は安打も出なかったのですが、三振(見逃し三振)がなかったという攻めの攻撃に徹した点は、監督が言う、負けてもファンが喜ぶ試合だったのかも知れません。 本音は折角見に行った人にとっては、やっぱり勝ってほしかったとは思いますけど・・・・


トラ、 オープン戦首位・・・本番も1,2番の活躍で証明できるか・・・・

2016年03月23日 16時51分36秒 | 野球・タイガース

色々問題が起こりながらも、オープン戦は終わり、あとは開幕の25日を待つのみとなりました。

球界の暗雲は、昨年の巨人の賭け事から始まり、今も多くの球団で、色々な金銭のやり取りのある問題が続いています。
開幕直前になっても、高校野球の賭け事とか罰金の取り立てとか色々ありますが、決して良いものではありませんが、ものによっては、どこでもやっており、チームの結束を固めるものもあるやに聞いています。

ともかく、如何に協約に違反がないとしても、誤解を生み、プロ野球全体の不信感が生じました。
これでウミを出し切ったとは思われず、シーズンに入っても問題は出てくるかも知れません。

その中、オープン戦は、なんとトラがその首位に立ちました。
この問題がなければ、大いに楽しみなシーズンとなるはずなのですが・・・
今一つ、頭にコブが出来たようで、スッキリしません。

オープン戦も、勝ち進んだということではなく、引分が多いなぁという印象です。
でも、オープン戦で首位に立つということはまんざらでもありません。
オープン戦で首位のチームがシーズン優勝の確率はグーンと上がります。

    
     高山と横田 この1,2番コンビが、超変革の目玉か・・二人が機能すればオープン戦の
     首位の証明となり、シーズンもと欲が出ます・・・・(デイリースポーツから)                 


でも、その内容的には必ずしも満足できるものではありません。
昨年からの課題であるホームラン数、盗塁数は、他チームに比べ少なく、特にホームランはオープン戦最終試合に梅野に1本出るという始末。

    
     トラ チーム唯一のホームランを放つ梅野 (21日)  (デイリースポーツから)


ホームラン数は、トラの1本に対して他チームで少ないチームでも7本、多いチームではロッテと広島の12本もあり、今シーズンもホームラン欠乏症となり、得点だけではなくチームムードの活性化に支障があるのではと危惧します。

オープン戦での盗塁数は10と他チームに比べ少なくはありませんが、ソフトバンクの20個には見劣りします。

開幕オーダーは、21日のオリックス戦とほぼ同じといわれています。
バッテリー以外は、多分そうなるのでしょう。
ただゴメスと福留の入れ替えもあるかも知れません。

<参考>  21日の先発メンバー
 1番 (左) 高山   2番 (中) 横田  3番 (二) 西岡  4番 (右) 福留
 5番 (一) ゴメス  6番 (游) 鳥谷  7番 (三)ヘイグ  8番 (捕) 梅野
 
何といっても、今年の”売り”は、1,2番コンビです
それが”超変革”の目玉でしょう。

この活躍如何が、オープン戦首位の実績の証明となることでしょう。


阪急電車のあれこれ  ⑦ 意外性と不思議 -その2-

2016年03月22日 09時15分59秒 | 鉄道のよもやま話

京都本線、宝塚本線、神戸本線がそれぞれ並行して走っている梅田~十三間は、私鉄では唯一の三複線区間です。
ここの不思議は、この梅田~十三間には、中津駅がありますが、京都本線だけには中津駅がありません。
そこを出ると淀川を渡りますが、京都本線だけが橋梁が高くなっています。

     
   元々新京阪線だった京都ー淡路ー天神橋が阪急京都線となり、後日淡路ー十三間、千里線が
   出来ました。

 

長く不思議とは思っていても深く調べることはなかったのですが・・・
その謎を知るには、この三複線区間が出来た経緯を知らなくてはなりませんでした。

まず京都本線ができた経緯から離さなくてはなりません。
大正時代末期は、梅田~十三間には、神戸線は宝塚線の線路を併用する形で運行されていました。
しかし、輸送量が増加してきたため、新しく神戸線の専用軌道を増設されることとなり、1925年(大正15年)に宝塚線と神戸線が独立路線となりました。

その後、新京阪線が阪急京都線となると宝塚線に乗り入れる形で京都線と宝塚線が併用されてきましたが、それも昭和になると乗客需要に追いつけず、新しく京都線を独立させる計画となりました。

  
   1段高くなった京都線           右には宝塚線の中津駅、左は京都線が通過


しかし、工事に入る前の1953年(昭和28年)大阪を襲った台風13号で、計画を大幅に見直されることになりました。
つまり、当初、台風で氾濫することはないと思われていたのが、この台風で新淀川を始めその支流が同時に氾濫し、付近一帯、大参事を引き起こし、新淀川のの水面が従来より予想より高くなり、新橋梁は増水に備えて1.8㍍高く設定されることになり、その上、他の2路線より、この地盤が軟弱なため、工事は難航しました。

このようにして、他の2路線より高い橋梁が出来たのが、1959年(昭和34年)でした。

では、この京都線に中津駅を作らなかったのは、なぜでしょうか。
それは、簡単なことでした。
つまり、駅を設置するだけの土地がなかったということです。
それでなくとも、神戸線や宝塚線の中津駅も、実に狭く、特急が駅を通過するにも徐行しているほどです。

 


関西水彩画展 と 天王寺界隈

2016年03月18日 10時36分43秒 | 芸術・水彩画


3月16日~21日まで大阪市立美術館で開催されている第72回 関西水彩画展の招待状をいただいたので出かけました。
関西水彩画会については、下記HRをご覧ください。
 http://kansui.org/kansuiindex.html

大阪市立美術館は、天王寺公園内にあり、その公園内をキョロキョロしながら、美術館に行きました。
30号以上の絵が多く、一般の部はともかく、会員以上の方の絵は、かなりの迫力がありました。

今までは公園内に入るだけで入園料を払ったのですが、無料開放されていました。

2015年10月1日に、天王寺公園エントランスエリアとしてリニューアルオープンしたそうです。
愛称を”てんしば”というらしいです。

  
   ”てんしば” 一部芝生が養生中              ペットパラダイス  
  
  


”てんしば”というだけあって、一面に芝生があり、子供らの遊び場になっています。
その他に、ペットパラダイス(ペット用品の販売やペットのしつけ教室)やフットサルコート、それに多くの飲食店も新しくできていました。

  
    大阪市立美術館   


この公園の周辺に、今日の目的の大阪市立美術館があり、天王寺動物園もあります。
市立美術館を出ると公園の北側の茶臼山方面には、一心寺があります。
納骨された遺骨で10年に一度仏さま(お骨仏)を造立されたお堂があり、多くのお詣りの人々でにぎわっていました。

  
      一心寺 南門                   お骨仏を祀ってあるお堂  
  
   
   一心寺から見た通天閣                 一心寺から見たハルカス



一心寺から四天王寺さんも近いのですが、美術館からここまで歩き続いていたので腰痛があり、四天王寺さんにはまたの機会にお詣りすることとしました。

ここから、地下鉄、四天王寺夕陽丘駅まで、懐かしい思いをしながら歩きました。


トラ、開幕スタメンは決まったのでしょうか・・・

2016年03月14日 09時43分33秒 | 野球・タイガース

開幕まで12日あまり、トラの開幕のスタメンは決まったのでしょうか・・・
昨日の日本ハム戦のスタメンは、2,3の修正すれば、開幕時の一つの考えだったのかも知れません。

 
                         藤川 5回を無安打 1奪三振 1与四球
       
   13日対日ハム戦のスタメン  考えられる変更              

 1番 DH 西岡、  ⇒ 1番 西岡の場合 セカンド
 2番 6 鳥谷、   ⇒  2番 鳥谷は攻撃型、 2番 センターで大和も 
 3番 5 ヘイグ、  ⇒  3番 2番が大和の場合は、3番は鳥谷か? 1番鳥谷も選択肢の一つ
 4番 3 ゴメス、  ⇒  4番 サード ゴメスは不動か・・・
 5番 9 福留    ⇒  5番 ライト福留 3番鳥谷の場合にヘイグもありか・・
 6番 8 横田、   ⇒  6番 サードはヘイグか今成か・・・
 7番 4 上本    ⇒   7番 レフト横田か高山 大和が不調の場合 センター横田 レフト高山か
 8番 2 梅野、   ⇒   8番 梅野、岡崎、小宮山・・場合によっては鶴岡 
 9番 7 俊介      9番 ピッチャー メッセンジャー

考えられる事は、もっと色々とあります。
が、金田監督の腹案は、もっと意外なところにあるのかも知れません。
16日から甲子園球場を離れて、千葉、神宮、名古屋、そして京セラで3連戦、計6連戦があり、オープン戦は21日で終わり、25日からの開幕を迎えます。

  
 ゴメス 6回 初球を左翼線2ベース1打点    ヘイグ ライト前、レフト前と左右に快打
          (デイリスポーツから)            (サンケイスポーツから)                   

この6連戦で、昨日、マルチのヘイグがどれだけコンスタントに打てるか・・・
横田、高山は調子を維持できるか・・・
大和は、力強い打撃で上向きになるか・・・
ただ、調子の良い北条をどう扱うか・・・鳥谷と交互に使うことも・・・代打も・・・
つまり、鳥谷の1番か、2番か、3番によって大和、ヘイグ、横田、高山の打順が決まるのでしょうか・・・

まだまだ、分からないことが多く、この時期になって、読めないことが多すぎます。
攻撃型か、守備を重視するか、それも相手次第で変えるということも考えられます。

もう一つ、頭の痛いのは、外人枠の問題があります。
それに、投手陣の編成、先発陣6人目の人選や中継ぎもまだ確たるものは決まっていないようです。

例年以上に、それだけ力が伯仲して、レベルの高い競争をしていると思いたいのですが・・・
 


映画 「マネー・ショート 華麗なる大逆転」

2016年03月10日 08時27分32秒 | 映画・社会

小難しい経済用語が飛び交うため、理解するには少々難解なものとなっています。
つまり、経済用語が分からなければ”ちんぷんかんぷん”です。


経済については門外漢な僕ですが、乏しい知識で頭が混乱し、時には眠気とも戦い、あのリーマンショックや現在の新聞での用語を重ね合わせて無理やり自分なりに解釈を重ねてゆきました。
ただ、リーマンショック以前に経済破綻の可能性に気づいた金融マンたちの実話ということを頼りに・・・

  

まず、MBSとかCDOとかCDSとか言う言葉が頻繁に飛び交います。
この意味については、最後に書いておきますが、この意味が分からないと話が理解できないのではないでしょうか?

まず、この映画では、4人一緒に行動するとばかり思ったのですが、話が進むにつれ、どうやら違うようでした。
一緒に行動したのは、スティーブ・カレン演じるマーク(ヘッジファンドマネージャー)ライアン・ゴズリングが演じるジャレットドイツ銀行のトレーダー他の二人はそれぞれの視野・視点からサブプライム住宅ローン問題の崩壊を予測してゆきます。

他の二人の内、一人はクリスチャン・ベイル演じるメタル好きの医師マイケル・バーリ
もう一人が、ブラッド・ビッド演じるベン・リカート(元銀行家で現在は投資家)。

 

  
  医師 マイケル・バーリ(クリスチャン・ベイル)  元銀行家 ベン・リカート(ブラッド・ビッド)  

      

つまり、3つの話が別々の市場崩壊を2年あまり前から予知して行動してゆきますので、話としてもなかなか分かりにくいところがあります。
最後には、この三組は市場崩壊で大儲けする・・・つまり華麗なる大逆転となるのですが・・・

 この映画の教訓は、「リスクを考えずに取引することの怖さを知ること」です。

<用語を調べた結果>
MBS---Mortgage Backed Securities   
               不動産担保保険ー銀行が貸し出した住宅ローンをまとめて証券化(商品化)したもの。
CDO---Collateratized Debt  Obligatino
               債務担保保険ーこの映画では、CDOの担保の中にサブプライムローンを組み込んだもの
CDS---Credit Defanlt Swap
               企業向け倒産保険ー債権の信用リスクを売買する投機的商品。破たんなどが起きた場合だけに
      に支払われるオプション取引。 身近なのでは自動車保険の類。

 


阪急電車のあれこれ  ⑥  意外性と不思議 ーその1ー

2016年03月09日 09時08分26秒 | 鉄道のよもやま話

前回に阪急電鉄の日本初について述べましたが、前回以外にも世界初もあります。
自動改札機の導入は、世界初だそうです。
1967年(昭和42年)千里ニュータウンの北の玄関口として開業した北千里駅に設置されました。

  
  世界初 自動改札機は”北千里駅”      歩く歩道は日本初 阪急梅田駅コンコース内
                      


梅田駅の「動く歩道」は、自動改札機が導入された同じ年に、日本初としてお目見えしました。
これにも理由があり、阪急梅田駅は、JR大阪駅の北側に追いやられ、南側にある阪急百貨店とのアクセスが悪く、利用する乗客の負担を低減させる配慮からと言われています。

阪急電車には、毎日乗っている人でも、案外知られていない意外な面があります。
電車内の吊り広告は、乗客にとって情報を得ると同時に暇つぶしにもなっているところがあります。
色々な吊り広告のなかに、阪急電車には、週刊誌の広告がないことをご存じでしょうか・・・



      
     吊り広告の費用 平日7日間 1450枚で B3で約120万円 期日によって価格はマチマチ。
  吊り広告以外の車内広告の提示場所は、色々ありますが、費用もマチマチ、効果もマチマチ?   

 

1週間ごとに代わる週刊誌の吊り広告は、収入源として魅力のあるものですが、阪急電車は、ふさわしくないとして一切、週刊誌の吊り広告はしていません。
というのも、沿線には、小学校を初めとする多くの教育施設があり、他にも阪急が誘致した住宅街、娯楽施設、商業施設があり、公序良俗に反する内容が含まれ、電車内という公共の場にふさわしくないということで阪急電車では週刊誌の吊り広告はしていません。