下柳と工藤の両ベテランの先発で始まった阪神・巨人戦は、阪神の大勝で終わりました。
初回にデイロンのエラーと矢野のショートゴロで3点を先取。
関本の四球、シーツ、金本のヒットで満塁とし、浜中のサードゴロをデイロンがホームへの送球が関本の頭部に当たり、2者生還。その後の矢野のショートゴロの間に金本も帰り3点が入りました。
この初回の3点が、両チームの明暗を分けたのです。
後は、押せ押せの阪神の攻撃となりました。
3回に浜中の12号ソロ。
浜中12号ソロ
4回にシーツの11号ソロで5対0としましたが、ホームランしか得点出来ず、タイムリー欠乏症に陥っていた虎のタイムリーヒットは、なんと下柳のセンター前ヒットが出て、2点を加えました。
7回には、矢野の10号2ラン。
おまけに9回には、連続ワイルドピッチで2点を挙げ、計11得点となりました。
タイムリーを放った”しもやん” 9回、巨人福田のワイルドピッチ
先発下柳が7回まで投げ、8回から能見が良く投げ、巨人を3安打0封に押えました。
それにしても、巨人ウサギは、4月の勢いがありません。 1年を戦う戦力が無かったということでしょうか? 怪我が多過ぎます。 キャンプでの体力つくりが出来ていなかったのでしょうか?
どちらにしても、何年か前のダメ虎の姿が重なります。
チームは、一朝にしてならず、長期的な補強計画が必要です。
阪神が、阪急傘下に入ったにせよ、阪神は今まで通りの「虎」でいて欲しいものです。