いよいよ、明日からプロ野球のキャンプが始まります。
3月30日の開幕に向けて、まずチーム内の戦いと自分自身との戦いに勝つことなのでしょう。
今年のタイガースは、あまり大きな補強はありませんでした。
敢えて、言えば、監督が替わったこと、その和田新監督の言葉を借りれば、FAの選手がタイガースに留まったことだそうです。
さらに、今年のドラフトルーキーは、W伊藤を始めとして、即戦力が期待される選手が多いとも云われているのですが・・・・
一昨年、昨年と期待外れの成績に終わり、今年こそはという意気込みを、監督を始め多くの選手が持っています。
もちろん、ファンも同様、今年こそは、やってくれるのではないかと、毎年思っています。
特に今年の焦点は、世代交代が上手くいくかどうかにかかっているように思います。
いわゆる、育てながら勝ってゆく、ということで、ベテランと若手をどのように使うか、采配が勝負を決めると同時に、今年だけではなく、将来のタイガースをも決めて行くのではないでしょうか?
世代交代で注目は、捕手と外野です。
捕手では、城島の膝の調子があまり良くないと言うことで、藤井、小宮山の3人併用となるかも知れません。 そこで小宮山をどれだけ、そしてどういう場面で、投手を限定して使うのかを注目したいです。
外野では、云わずと知れたベテラン金本の肩がどれだけ復活しているか、そして、ルーキー伊藤隼がそのベテランを追い越せるかが注目です。
外野には、出遅れている柴田のほか、俊介や野手に転向した一二三、それにキャンプに1軍メンバーに加えられた3年目の田上が注目です。
他に野手では、上本や大和、捕手では中谷、岡崎などが、どれだけレベルアップ出来るかもキャンプでの注目です。
中谷は、捕手としてではなく、野手として、長打力の魅力を伸ばし、将来の4番とも云われていますが、その片鱗がでるのでしょうか?
投手では、藤川がキャプテンとして頑張っているようです。
能見と岩田の二枚看板は別にして、誰がローテーションに入るか、それを見極めるのもキャンプなのです。
それに、中継ぎ陣を決めるのもキャンプです。
藤川を7回からとも、久保をセットアッパーにとか言われていますが、果たしてどうなるか?
安藤や福原、久保田が往年の力が出せるか、秋山や西村、それに二神や鶴、白仁田もどれだけレベルアップが出来るか?
まだ注目の一人がいます。
小林宏が、先発に回るのか、セットアッパーに留まるのかも注目です。
今年のキャンプは、1軍が沖縄・宜野座村に居座ります。
ファームの安芸との選手の往来は、頻繁にあるのか、誰が動くのかも注目です。
沖縄に、多くの球団がキャンプをしており、2月の練習試合が増えています。
3月のオープン戦を含め、どのようなオーダーになるのかも、楽しみであり、注目してゆきたいものです。