徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

映画 「 関ケ原 」

2017年08月31日 10時20分33秒 | 映画・社会

歴史上有名な「関ケ原の戦い」が映画化されました。
多くの人が知っている物語だけに、どのように描くかがこの映画の見所なのかも知れません。
結末が分かっているだけに、この映画2時間29分を面白く観客をどのように釘付けするかにかかっています。

  

もちろん、関ケ原の戦いと言えば、石田三成と徳川家康の天下を二分する戦いであり、この映画もその二人を中心に話は進みます。

官僚的とか文官と言われた石田三成(岡田准一)は、この映画では”義に生きた武将”として演じられ武人としての側面が強調されています。

一方、タヌキおやじとか策謀家と言われている徳川家康(役所広司)は文字通り”天下を狙う野望家”として描かれています。
映画は、両者を ”義と利”、”愛と野望” の激突として”関ケ原”で最終局面を迎えるという設定になっています。

  

映画は、関ケ原に至るまでの経緯を、三成が豊臣秀吉(滝藤賢一)に見いだされるところから始まります。

原作は司馬遼太郎の同名小説ですが、映画的に改変されているところとして、三成の愛妾の初芽(有村架純)は伊賀の忍者として、そして小早川秀秋(東出昌大)も優柔不断な裏切者ではありませんでした。

  
   家康の存在感が顕著に表れた場面・・・・

ともかく、この映画の見せ場は、壮絶な合戦であり、天下の趨勢をたった6時間で結着したのは、何だったのか考えさせられる映画となっています。
つまり、天下分け目の戦いは、合戦する前から(秀吉の死後すぐに)始まっており、その過程から、すでに勝負がついていた合戦だったのです。

特に印象深かったのは、主役の三成より、強引で他を圧倒させる人間臭さの家康でした。
役所広司の役者根性が家康同様、一枚うわてだったようです。

 

 

 


8月23日は、二十四節気の一つ「処暑」 

2017年08月22日 21時52分02秒 | 独り言・社会・ニュース

処暑とは、夏が収まる頃で、二十四節気の一つで1年を24等分したもので、処暑の前の二十四節気は「立秋」でした。

暦の上では、立秋から秋へと移行していき、処暑のころにどんどん暑さが収まってくるとされています。

  


また、このころから台風が来やすい時期とされ、二百十日(立春から数えて210日目で9月1日ごろ)と言われていますが、別に根拠があるわけでもなく、統計的にもそれほど台風が多いわけではないそうです。

ちなみに、2017年の処暑は8月23日ですが、二十四節気によっては日にちが変わりますが、処暑に関しては2023年までは、8月23日となっています。

この時期、梅雨時と同様、体調不良が起こりやすく、食中毒も多いそうです。
そうです、夏バテが出てくる頃で、夏の無理が体調の変調として出てきます。
冷たいものの飲みすぎ、食べ過ぎ、寝冷えなどでお腹の調子が鈍くなります。
かく言う僕も1週間程、腹の調子が悪く、悪戦苦闘しました。

  

この時期の旬の食べ物は、何といっても”さんま”です。
それに”ナス”もこの季節には欠かせないものです。

 


トラ、なんとか広島3連敗を免れる、 藤浪の今後は・・・

2017年08月18日 10時56分51秒 | 野球・タイガース

首位広島に8.5ゲーム差をつけられての3連戦でしたが、1勝2敗に終わり、17日の時点で9.5ゲーム差と広げられ、マジック26(広島残り試合33)とされました。

この3連戦、すべて広島に先制点を挙げられ、トラの追いかける展開となり、広島の強さが強調された試合展開となりました。
それもトラの先発投手が、広島先頭打者を出し、それが失点につながっており、トラが初めから気持ちの上で負けていたのでしょうか。
2試合目の藤浪は、先頭打者をピッチャーゴロに打ち取っていながら、動きが鈍く内野安打にされたのがケチの付け始めとなったようです。

     左は、上から15日、16日のスコアー
   
   17日のスコアー                     17日のヒーロー 福留

昨日(17日)も先制されましたが、早い回に逆転できたのが、良かったのでしょうか・・・
先発の岩田が6回につかまり、救援の桑原が打たれ同点にされますが、その桑原にも疲れが見え始め今後考え直さなければならないようです。

大和も登録抹消され、けが人が続出するなか、糸井が登録されました。
残った選手で戦うなか、昨日は北条が意地をみせました。

  
 
 17日 先発の岩田 粘投も6回につかまる    
 北条の意地 3回 同点打  



16日の先発藤浪も抹消されましたが、ネットでは”イップス”ではないかと言われています。
”イップス”とは運動障害のことで、野球だけではなくスポーツ界全般に言える障害症状で、ストレスとか過去のトラウマがメンタル面をコントロールできないことだそうです。

  
    藤浪 7四死球(うち2死球、鈴木に3連続四球)   菊池への死球、もう一つはピッチャー
    
投球数も107と多く、散々な内容となった       大瀬良への死球。         



野球界ではあのイチローも”イップス”らしき症状から高校時代投手から打者に変更したそうです。
身近では本人確認はありませんが、糸井も投手から打者に何らかの理由(イップスでは・・・)で変更しています。

野球では、この症状は、スムーズにピッチングがしたいという意識が強い程、それに反して無意識に体が別の動きをするというもので、まさに藤浪もその類いと思われます。

この克服は、専門家のカウンセリングも大事かも知れませんが、自信を持たせることが大事ではないでしょうか?

ネットでは、環境が悪いのでは(トラのチーム内情、人間関係など)ということを言う人もいます。
もっと本人の立場になって配慮する必要があるというものですが・・・
現に、昨年あれだけ活躍をした原口、高山、北条などが、その重圧につぶされているとか・・・

しかし、プロである以上、そして団体競技である以上、ある程度自分に対して、図太い神経を持つことも必要ではないでしょうか。
これは、どこの社会でも同じで、どこも過保護であるはずがありません。


さて、藤浪の場合、四球よりも死球が問題であり、それも右打者に限ってとなれば、それなりに克服練習方法があると思うのですが・・・投手コーチの親身な対応が必要ですが、まわりの人は、あまり騒がないことです。

彼がイップスでないことを願い、たとえそうあっても、どのように克服するか、見守りたいと思います。


高校野球、暑さが苦にならない魅力はなにか・・・・

2017年08月14日 09時51分16秒 | 野球・タイガース

去る12日、甲子園球場に行ってきました。
プロ野球では、僕自身はお馴染みなのですが、高校野球となれば何十年ぶりです。

 それも地方から出てきた孫が見に行きたいということなので久しぶりに見にいきました。
こういうこともなければまず行く気持ちはなかったと思います。

郷里を応援するわけでもなく、ともかく雰囲気だけでも味わう気持ちで行ったのですが、この雰囲気は独特なものでした。

  

孫曰く、TVと全然ちがうわ・・・
テレビの画面はボールを追いかけているが、ここに来ればボールだけではなく、他の選手の動きや応援風景を自分で見れるところが違う・・・・

そうです・・・必死に応援するアルプス席、1球1球に湧く完成、臨場感が違ったのでしょう。


外野は無料であり、入場に際して荷物検査があるわけでもなく、一見して座るところがなさそうでしたが、運よく座席に荷物を置いていた人が荷物を下におろし、詰め合わせてくれたので、座ることが出来ました。

日差しがまともに降り注ぎ、よくこんな熱いところで見てるわと思っていたのですが、その暑さも”かちわり”で頭を冷やし、プレーに熱中し観戦していると、また来たいという気持ちにさせるのは何なのでしょうか・・・


トラ、 夏の正念場を乗り越えられるか・・・

2017年08月05日 14時23分24秒 | 野球・タイガース

昨日、京セラドームへ生観戦してきました。
勝ってよかっただけでは、なさそうで、少し心配です。

 

  
       先発メンバーとメッセンジャー         試合開始前に学校のチアダンスの競演 


 
    試合終了時のスコアーボード       

期待通りのメッセンジャーの完封勝ち、打つ方も右の大砲と期待される中谷の12号2ランと良いことづくめで勝利をものにしたのですが・・・

一昨日の広島戦で延長戦を戦い、多くの救援投手を使い、特にドリスは投球数も多く、おまけに3失点し、使いたくない状態の中、出来ればこの日完投が期待されたメッセが、期待通り完投、それも完封という最良の結果となりました。

しかし、喜んでばかりはいられないようです。
3安打で3得点、効率的に考えればよいのですが、ブキャナンの変化球を打ちあぐんでいました。

打てないばかりではなく、バンドも出来ず、少ないチャンスの芽を摘んでゼロを重ねては、今後が心配です。
先制点は、相手のミスのおかげですが、その中でも中谷の好走塁が目立ちました。
中谷は、前の広島戦で代打を送られた悔しさが、昨日の結果になったのでしょうか・・・

  
   完封 トップタイの11勝目のメッセンジャー    7回、先頭打者ロジャースの2塁打が口火に

  
   打のヒーロ― 試合を決める2ラン12号の中谷 (サンスポより)     
 


1番気になったのは高山で、全くタイミングが合っていません。
中谷を見習って欲しいというのは簡単ですが、中谷は7年目であり、その差は何なのかをコーチともども2年目のジンクスを払拭するためにも、将来を見据えて考えて欲しいと、彼の打席をみながら考えてしまいました。
かく言う中谷もまだまだ安定感に欠けており、トラの若手全員は、育成途中というのが現状でしょう。

2008年、13ゲーム差(7月8日現在)をつけながら、優勝を巨人に奪われた悪夢もあり、その反対もできなくはありません。
それ以前も含め、プロ野球の大逆転優勝のキーポイントは夏場にあります。
この夏場をどのように乗り越えることが出来るのかが見ものです。